ネットワークのテスト手法は状況次第でいろいろと思いますが、テストの中で下記は頻繁に行われると思います。
- PC 間の ping/traceroute
- NW 機器のステータス取得
これらの作業を楽にするために、下記のツールを作成しました。このwebページではこれらの使い方を紹介します。
- TTLGen
- RouTexDF
- exp_analyzer
- exp_remote_manager/exp_remote_agent
こうしたツールが必要となる背景を少し説明させてください。
下記のようなテスト環境があったとします。
- NW機器 : 35台
- PC : 15台
この環境で一通り障害テストを行うとして、リンク障害/機器障害はこれだけあります。 これは冗長された部分に [X] を付けただけですが、実際にはモジュール障害や冗長電源障害などもあるので、もっと増えるかもしれません。全体ではなく一部を追加構築するだけならテストケースはずっと減るでしょう。
ここでは計算しやすくするためざっくり 60 ケースと仮定します。
ひとつの障害ケースの中では下記の作業を行うと仮定します。
- 障害発生時の ping 断時間を確認
- 障害発生時の traceroute を確認
- 障害発生時の機器ステータスを確認
- 障害復旧時の ping 断時間を確認
- 障害復旧時の traceroute を確認
- 障害復旧時の機器ステータスを確認
上記の確認を行うにあたって ...
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