ロンドンどんどん(Vol.2)
デジタルな旅(2)
語学学校にもいろいろなコースがあって、その選択は出発前に行った。最初、4年前と同じ最も料金の安い一般コースを申し込んだが、2週間が最小単位だからということで断わられ、別の1週間単位のコースを勧められた。こちらの方は、一般コースと比べると料金が倍以上もするので、午前中だけの受講にした。それでも300ポンド(約6万円)の料金だった。
以前通った学校は、地下鉄ハマースミス駅から西へ2つ目の駅から降りてすぐのところで、ウエストクロフト・スクエア校と呼ばれていた。今回はホランドパークという有名な公園の近くにある学校で、こちらが本校になっていた。ウエストクロフト・スクエア校と違い、校内に広々としたレストランがあった。早速、昼食のほかコーヒー等、飲み物も好きなだけ飲めるというレストラン・パスを買った。
4年前と違っていたのは、生徒に開放しているパソコンもそうだった。繰り返しになるが、以前は日本語のホームページを見ようとすると、日本語のシステムが入ってないものだから文字化けして、全然、文章が読めなかった。
それが今回は、日本語、イタリア語、スペイン語などの言語システムがパソコンの中に入っていて、見たいホームページにあわせて切り換えられるようになっていた。これが、旅行前にわかっていたら、携帯用ノートパソコンは買わなかったかもしれない。
語学学校では、生徒が持ち込んだノートパソコンの技術サポートもしてくれるということだったので、早速、受付の人にそのことを話した。来てくれたのは、身長が190cm近くありそうな男性職員、D氏だった。
自分の携帯用ノートパソコンにはCDやFDのドライバが付いてないから、外付けFDドライバがないかを聞いてみた。あれば、それでモデムカードのインストールができる、と簡単に考えていたが、D氏に大変な面倒をかけることになってしまった。
まず、外付けFDドライバがすぐには見つからなかった。何とかインストールまでいって、電話線につないで、ダイアルアップ接続をしようとするとエラーが出てきて、何度やってもインターネットに接続できなかった。ディスプレーの表示は日本語だから、それをD氏に英語で伝えようとするのだが、パソコンの知識も乏しいから何と言ったらいいか分からない。
D氏が言うには、校内でインターネット接続をするには、3つの方法があるとのことだった。1つは今、やろうとしている電話線につなぐダイアルアップ接続、2番目は校内LAN接続、最後が無線LAN接続だ。語学学校の中では無線LANも使える環境になっているとのこと。
D氏は、携帯用ノートパソコンが無線LAN対応になっていることを見て、そちらの方も試してくれたようだが、うまくいかなかった。(日本に帰ってきて説明書をよく見たら、無線LANは日本国内用に設計されており、海外では使用しないでくださいと書いてあった。)
結局、初日は午後3時過ぎまでかかったが、うまくいかず、最初の学校での昼食を食いっぱぐれてしまった。2日目もD氏はいろいろ試してくれたが、このときは昨日、昼食を食いっぱぐれたと言って、学校のレストランで食事ができた。
食事が終わって、パソコンのある部屋に戻ってみると、校内LANには接続したとのこと。D氏は、LANケーブルのあるところと、そこが空いていれば、いつでもインターネットに接続できることを教えてくれた。
残念ながら成田空港で買ったモデムカードは役に立たなかった。日本に帰ってからも、いろいろ試したり、メーカーに問い合わせたりした。そうしたら、何と、もう1台のノートパソコンでは海外のアクセスポイントへ接続できた。実験したのは韓国のアクセスポイントだ。
もう1台のノートパソコンというのは、WindowsMeで、どうやらWindowsMe/2000では動くが、WindowsXPでは使えないらしい、ということが分かってきた。モデムカードの箱には「WindowsXPでも動作確認済み」と明記されているから、表示が間違っているとしか考えられない。
語学学校には生徒に開放しているデスクトップ・パソコンが10台以上あったが、休み時間などは空いてるときがないくらい繁盛していた。そんなこともあって、携帯用ノートパソコンを持ってきたのは、それなりの意義があった。英語の勉強と関係ない日本語のサイトを気兼ねなく見ることができたからだ。
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