ロンドンどんどん(Vol.3)
聞き取れない英語
クラスは、生徒の英語力に合わせるため、2日目まで、多少の出入りがあったが、最終的に生徒8名だった。自分も含めて日本人3名、イタリア人3名、カザフスタン人とロシア人各1名。
会社から派遣されて、費用は会社持ちというのが少なくないようだった。講師は30代くらいのフランス系の女性。
私は、クラスでは最初張り切っていたが、最後は集中力が途切れてしまった。
最初、自分に関係することなら、どんなことでもいいから、それについてプレゼンテーションを行うようにという課題を与えられて、ホテルに帰ってから原稿を書いて、それを原稿なしで言えるように何回も練習したりした。
テーマは、JAPAN(日本)にした。他の生徒が、ほとんど自分の会社や仕事のことをテーマにしていたから、かなり異色だったと思う。
中学から数えると相当な期間英語をやっているということもあって、他の国から来た人とは違っているのかもしれないが、やけに簡単なことを講師が説明してるなと思ったり、講師が言ってることで間違いも見つけたりした。
クラスのレベルが初心者も参加できるようになっていたのかもしれない。(4年前のウエストクロフト・スクエア校のときの方が大変だったような気がする。)
講師が言ってることは大体理解できるのだが、他の国から来ている生徒の言ってることが、よく理解できなかった。よく話すイタリア人の生徒(S氏)が居て、その人が話し出すと延々と続いて、イタリア語の発音が混じっているためか、ほとんど何を言ってるのか分からなかった。講師は、ときどき発音の誤りを正したりしながら聞いていた。
食堂でS氏と話をする機会があった。学校へは午前中だけ通って、午後は自分で英文を読んだりしているものだから、クラスでは、できるだけ話すように努めているとのこと。あなたの言ってることは、ちょっと分かりにくいみたいなことを言ったら、その後、クラスでの発言が短くなったような気がする。
クラス最後の日、S氏を座長にした演習があった。演習は、人事・採用に関するもので、候補者の履歴を見て、誰を採用すべきかディスカッションするというもの。
S氏は、実際そういった方面の仕事をしていて、会社の重役とのことだった。5日間の疲れが出たのか、S氏の言っていることが理解できないためか、クラスの最終日は、完全に落ちこぼれ状態になってしまった。