第3回「童心に帰ってイルカさんジャンプ!」南知多ビーチランド  
どこで知ったのか、わが愛娘は「イルカさんジャンプ」が見たいなーと口癖のように言う。それを聞いた義母が、今度行こうねと言っていたのだが、娘の願いを叶えるのはやはり父だろうと、手柄を横取り。家から車で40分程度。イルカやアシカのショーが楽しめる「南知多ビーチランド」へ二人で出かけました。不況の影響で、閉鎖されるという噂が立っていましたが…。

健気に芸するイルカに涙かな?
小学生の頃に行った、三重県のイルカ島。イルカやアシカのショーをやっていた。でも、寂れていて、子供心に暗いなーと思った。今回の「南知多ビーチランド」は家から車で近い。が、行ったことがなかった。閉鎖の噂も飛び交う中、どうせ寂れて、暗くて、健気に芸をするイルカの姿に涙だろうなと思っていたのだが。意外と、明るく楽しく、お客さんもいっぱい。しまった、もっと早く来ればよかった。
帰りには常滑焼もおみやげに。
イルカの噴水。ここは常滑焼の本場に近い南知多町。よってこのイルカも常滑焼。南知多地ビールや知多牛の串焼きの売店もあり、食事、おみやげもとっても充実。地ビール売店は、入場ゲートを入って右手すぐの所だが、イルカショーの時間を気にしていたオイラには看板が目に入らず。帰る時に気づいてショック! 地ビール飲みたかったよ〜。串焼き食いたかったよ〜。でも、狂牛病に注意。
アシカさん、かわいい。
お目当てのショーは、まずアシカから。ホントに面白い。調教師のお兄さんも吉本の若手芸人のように、適度に笑いを取りつつ進行。お兄さんは吉田ヒロに似ていた。アシカの仕草に笑みがこぼれる。娘も、楽しそうに拍手。入場料1,300円+駐車場代1,000円のうち、500円ぐらいは戻ったかな。朝10:00スタート、本日第一回目のショーだったけど、閉鎖の噂どこ吹く風と、観客で賑わっていました。
トドのエサやりショーに長蛇の列。
アシカさんが、観客の皆様にご挨拶。客席まできて愛嬌を振りまく。近くで見るとけっこう怖い。娘は目を丸くして驚く。ここの売り物は、動物たちと身近に触れ合えること。日に何度かは、ペンギンやアシカが園内をお散歩。トドにエサをやることができるショーでは長蛇の列。エサの魚が足りなくなって、後半は急遽イカに変更。トドくんは2種類もエサを楽しめて満足だったのでは。
またまた、イルカさんの姿に感動。
待ってました!イルカさんジャンプ! 4頭のイルカが華麗に、ダイナミックにジャンプ。前回の名古屋港水族館の新館より狭いプールだが、その分、間近で見られる。前から3列目までは水しぶきがかかるので注意。南知多ビーチランドでは、学術的な研究も盛んで、その成果を講演スタイルのショーで見せてくれる。こちらの方も必見。帰宅後、娘はお風呂でイルカさんジャンプを披露してくれました。
噛みます注意のウミガメ。
お金を入れるとエサが出てくる。それを目当てに集まるカメ、カメ、カメ。鯉のエサやりは聞いたことがあるけど、ウミガメのエサやりは初めて。子供達に人気。エサ代がいくらは見逃したが、少しあざといかな。この日は秋とはいえ炎天下。屋外にあるペンギン水槽。大丈夫か、ペンギンたち。名古屋港水族館のペンギンたちよりも過酷な状況に置かれている。真夏でもそうなのか?
遊園地はもの悲しい。
遊園地も併設。といっても完全に子供だまし。でも、娘は嬉しそう。キティちゃんの電気自動車に乗って、きしゃきしゃしゅっぽっぽに乗ってご機嫌。でも、ビーチランドの入場料プラスアルファの乗り物代が必要だからか、お客さんの数は少ない。閉鎖されたアトラクションや売店もあり、寂れた雰囲気がプンプン。あちこちペンキも剥げてる。でも、芝生だけは丁寧に手入れがされていて、そこでおべんとうを食べると幸せかも。
海のイメージがいっぱいの園内。
芝生は、ビーチランドも同様に美しい。園内の清掃も行き届いている。イルカプールやペンギンプールも青く爽やか。心なしか潮風を感じたような気になる。写真はイルカ型のゴミ箱。子供たちも喜んでゴミを捨てていた。ベンチや休憩所もたくさんある。ただ、屋根のあるところは少なく、真夏には来たくない。でも、また行ってもいいかなと思わせる施設。閉鎖されると寂しいから、がんばって。

〈ご案内〉
名鉄知多新線「知多奥田」駅下車(急行で55分)、徒歩10分。
車の方は、知多半島道路(南知多道路)「美浜インター」で降りて
国道247号線沿い。(約6km)
Visited 01.9.16 (C)YAJIKITA NET

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