9月のひとりごと★BACK NUMBER


01.9.28(Fri)

「ガスト」へ行った。何年ぶりだろう。
これみよがしの低コスト化が嫌いで
敬遠していた。
晩ご飯に「秋の三色ちらし」を頼んだ。
イクラとシャケとシメジが乗っていた。
税込み924円だった。
なのに、水一杯出てこなくて
セルフサービスだと言われた。
こらー「ガスト」!
1,
000円近く払わせといて
水の一杯もサービスできんのか!
だからイヤなんだよな「ガスト」は。


01.9.27(Thu)

赤ん坊は誰に教えられたわけでもないのに
母親の乳に吸い付くことができる。
それは、本能であり、
あらかじめDNAに書き込まれたプログラムである。
2歳半になる娘は、生後1カ月の弟が母親の乳を吸うのを見て
あたしにも吸わせろと主張する。
ためしに妻が吸わせてみると
口の中に入れるが、うまく吸うことはできない。
ついこの前まで吸っていたのに、吸い方を忘れている。
人間は成長するために、いろんなものを吸収し
代わりに、いろんなものを捨てているんだなあ。


01.9.22(Sat)

娘と二人、実家に行った。
実家の父は娘に大きなミッキーマウスのぬいぐるみを
買ってやろうと待ちかまえていた。
おもちゃ屋に行き、体長50cm以上もある
ミッキーさんを発見。だが、娘は興味を示さない。
彼女が選んだのはミニカー。
しかも、働く自動車、トラック。
「安上がりでいいけどな」と父は少し寂しそう。
女の子なのに、こんなものか?


01.9.17(Mon)

ようやく涼しくなってきて、虫の声も心地よい夜。
さて、寝ようかと窓を閉める。
開け放したままだと風邪をひきそうだから。
あれ、でもなぜか虫の声がはっきり聞こえる。
わが家は二重サッシなので聞こえるはずはないのだが。
それでも聞こえる。どこから聞こえる?
耳を澄ますと、
なんとエアコンの中から。
なんで、こんなところに秋の虫がいるんだ。
フィルターをはずしても、殺虫剤を噴霧しても
優雅に鳴き続ける虫の声。
その声で、なかなか寝付けず長い秋の夜。


01.9.16(Sun)

娘と二人、「南知多ビーチランド」へ行って来た。
イルカさんジャンプ!が見たいと言うのだ。
イルカやアシカのショーなどを見せる水族館施設なのだが
学術的な研究にも熱心で
その成果をわかりやすくレクチャーしてくれるショーもある。
バンドウイルカを前に飼育係のお兄さんが観客に聞いた。
「ここにいる生き物がイルカだと思う人」
「ハーイ」。オイラをはじめほとんどの人が手を挙げた。
もちろん娘も元気に手を挙げた。
「では、この生き物がクジラだと思う人」
オイラはもちろん手を挙げない。
会場では、少数の人が手を挙げた。
娘はこれまた元気に手を挙げた。
いやいや、イルカでしょこれはとオイラは娘をたしなめる。
飼育係のお兄さん曰わく。
「イルカもクジラも実は同じクジラ目の生き物で
体長4m以上をクジラ、以下をイルカと言います。
だから、イルカでもありクジラでもある、両方が正解です。」
娘は天才かもしれない。


01.9.14(Fri)

許せない犯罪行為であることは確かなのだが
あれから2、3日経って考えた、アメリカへのテロ攻撃。
似たようなこと、アメリカさんもユーゴスラビアにやってたじゃん。
攻撃する側は、攻撃するだけの理由(正義)を掲げ
民間人に甚大な被害を与えていたよね。
しかも、首都のベオグラードに。
それって、一緒じゃん。
てなことを、どのマスコミを言わないよね。
まあ、言える雰囲気ではないけどね。


01.9.9(Sun)

娘と二人で名古屋港水族館へ行った。
ウミガメを見たり、熱帯魚を見たり、ペンギンを見たり
娘にとって、それなりに楽しかったらしく
家に帰って来ても、「また、行こうね」と嬉しそうに言ってくれた。
ふと思い立って、今度は誰と行くの?と聞くと
「うーんとね、お父しゃんとお母しゃんと3人で行く」
と言うので、弟は?と聞いた。すると
「弟は、行かない」と元気に答えた。
ライバル心、メラメラ。


01.9.6(Thu)

娘拉致事件その3。
あれから娘と義母は気まずい。
今、妻と我が子2人は義父の家にご厄介になっているのだが
娘は義母や妻が「おばあちゃんとお風呂に入ろうか」と言えば
「おばあちゃんとは入れん(入らないの意味)」
「おばあちゃんとネンネしようか」と言えば
「おばあちゃんとネンネしない」とふざけたことを言う。
祖母の苦労、孫知らずだ。
そのくせ、何か買ってもらえる時はイソイソとお出かけ。
先日などは、本で知った新幹線の実物を見に
わざわざ名古屋駅まで連れて行ってもらった。
イヤなことや嫌いなことがあれば
いつもなら母親に当たるものを
母は赤子の世話をしているので
なんとなく気が引けているのだろうか。
それで一緒にいてくれる義母をターゲットにしているのか。
ちょっと不憫だ。
しかし、娘よ。あんまり義母に当たると
弟に乗り換えられちゃうぞ。
〈モー娘。〉だって次々と新手が出てくる時代なんだから。


01.9.4(Tue)

フランス資本のスーパーマーケット「カルフール」の出店以来
続々と他のスーパーでも導入中の子供用自動車型買い物カート。
カート自体ががおもちゃのくるま風になっていて
ドアを開けて乗り込めたり、無線機がついていたりと楽しい。
お子さまは、大喜びですよね。
ベビーカー型やかご型には乗りたがらないうちの娘も大好き。
乗せておけばおとなしく運転しているので
ゆっくりと買い物ができる。
が、しかし、まだまだ試験導入中なのか絶対数が足りない。
運悪くすべて出払っていて1台もない時など大変だ。
今では少し飽きてきたが
最初の頃は他の子供が乗っているのを見て
「うんてんするー!」と大騒ぎ。
他のカートには意地でも乗らない。
ショッピングセンターについたらカート置き場に猛ダッシュ!
他のお客さんに取られないように鬼の形相で走っていたものだ。
最近は、せっかくゲットしても
「おいる(降りる)」とスタスタ歩き出す。
ああ、娘心と秋の空。


01.9.3(Mon)

学研のロボット電話ってご存じだろうか。
文部省の英語教育の重要性の△■?○×◎▼@…について
ご意見を承りたく簡単なアンケートにお応えください。
最後までお聞きいただくとすてきなプレゼントが△■?○×◎▼@…
というテープに録音したおじさんの声でかかってくる電話だ。
学研の教材を買わせようとする営業電話だと思うのだが
全自動で手間をかけずに営業したいという、その性根が気に入らない。
今日、帰宅するとその電話が留守電に入っていた。
只今留守にしておりますというオイラの声にかぶって

録音されたおじさんの声が一通りこの電話の仕組みを紹介した後
では、質問の1番から、幼児からの英語教育の重要性を感じておられますか?
1番、感じている。
2番、あまり感じていない
3番、どちらでもない
該当する番号を発信音の後に押してください、ピー
と言った後、留守電でだれも応えないため
双方が押し黙ったまま通話がとぎれていた。
ロボット電話VS留守電、いい勝負だった。


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