6月のひとりごと★BACK NUMBER


06.6.27(Tue)
保育園にお友達が一人しかいなくて
女の子からは見向きもされない息子。4歳10ヶ月。
妻がお迎えに行くと、はじめてクラスの女の子から
「遊びに行ってもいいですか?」と言われる。
それも2人!もちろん、大歓迎。
今日は娘がお友達の家に遊びに行っているので
息子にきちんとホスト役がこなせるかは心配だが。

家に着き、玄関に入ると息子の第一声。
「これがカブトムシの幼虫だよ!」
飼育ケースの土の中に埋まっていて見えない。
第一、女の子は興味がないだろうに。
手を洗ってアイスを食べて、遊び出す。
息子ははりきって「僕のムシキングカード見る!?」と誘う。
彼なりに気を使っているのだろうが
少し方向違いだと妻は不安。

女の子たちは、それぞれおもちゃで勝手に遊んでいる。
そのうち息子が「ひこうきつーくろーっと!」と折り紙を始める。
「わたしにもつくってぇー」と一人の女の子。
おっ、いい感じ。息子は彼女のために作り始める。
しかし、選んだ折り紙は“白”。もう少しきれいな色にしなよ。
飛行機をひとつだけ作っておしまい。
妻が気を利かせて「あの娘にも作ってあげたら?」とアドバイス。
息子は「もう、たいへんだな〜」と言いながらも
まんざらではない様子で、もうひとつ作る。
なぜか折り紙の色は“茶色”。
女心をまったくわかっていない息子だった。
彼の初めての春。でも、最後の春になるかも。

06.6.19(Mon)
明日は体育の授業で初めてのプールがある娘。
時間割変更を連絡帳で確認すると
彼女の字で「プール 2じかんめ
3じかんめ 4じかんめ」とある。
4時間しかない授業で3時間もプールかよ!
そんなに入ったらふやけちゃうと妻。
1時間目は着替えの仕方で
2時間目は人工呼吸の練習とかじゃないのとオイラ。
それにしても、3時間もプールかよ。
翌日、娘が学校に行っている間に
買い物に出かけた妻。
スーパーで娘のクラスの子のお母さんに会った。
「今日は3時間もプールなんだね」と妻がいうと
「あれ、2時間って聞いたよ」
どうやら、娘の間違いだったようだ。

06.6.17(Sat)
父の日の参観日に小学校へ。
娘のクラスは体育、ドッジボール。
しかも、子ども VS 親。
ドッジボールがしたくてたまらなかったオイラ。
はりきって参加。
帰宅後、娘に言われる。
「他のお父さんは立ってただけなのに
なんでお父さんは動き回ってるの?」
なんか、目立ちすぎ」
悪目立ちで嫌がられたようだ。

06.6.14(Wed)
息子の保育参観に保育園へ。
園児たちが作った菜園を見ると
可愛い字で立て札に「ぷちとまと」とか「なす」とか書いてある。
その中に「らつお」と書かれた立て札があった。
「らつお」?
ああ、「おくら」を逆から書いたのね。
しかも「く」があさっての方を向いている。

06.6.12(Mon)
今日は小学校で何をしたの?と娘に聞いた。
「朝顔にシチューを作ってあげたよ」
シチュー?
ああ、支柱ね。

06.6.10(Sat)
ワールドカップ出場選手名鑑をオイラと見ていた娘。
鼻にテープを貼った選手の顔写真を見て
「なんで、鼻にバンドエイドしてるの?」と聞く。
それは、バンドエイドではなく
運動選手が鼻の穴を広げて
呼吸をしやすくするためにあるんだよ。
空気がいっぱい入った方が息苦しくなくて
速く、長く走れるからだよと教えた。
すると、「じゃあ、こんな風?」と言うや否や
フンッ!と鼻の穴を広げてリビングと廊下を走り回る。
それを見た息子は、指で自分の鼻の穴を広げて
一緒に走る、走る、走る。おバカな二人。
ちなみに、鼻の穴を広げた娘の顔は、鹿賀丈史に似ている。

06.6.4(Sun)
ワールドカップを目前に控え
サッカーに興味がない息子をサッカー好きにしようと
スポーツ店でサッカーボールを買った。
今までのようなおもちゃではなく
4号球と呼ばれるボールだ。
レジで支払う時も
お店の人に空気を入れてもらう時も
帰路のクルマの中でも
息子はボールをしっかりと胸に抱え、うれしそうだ。
帰宅後、早速、庭で蹴り初め。
おっ、流石、今までのモノとは違う。
ボールが足に吸い付き
心なしか自分が中村俊輔なった気がする。
これで息子もロナウジーニョと思いきや
一度だけ蹴ると、あとは庭の木でテントウムシ採集。
拍子抜け。あとは、オイラが一人でリフティングの練習。
目標は5回。

06.6.3(Sat)
娘はマヨネーズが嫌い。
今日も、野菜にちょっとだけ
マヨネーズがついただけなのに大騒ぎ。
妻が、「給食のマカロニサラダは
マヨネーズ味でも食べられるくせに」と言うと
「だって、これは本物のマヨネーズだもん」
マヨネーズに本物も偽物もなかろう。

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