7月のひとりごと★BACK NUMBER


03.7.30(Wed)
近頃、ひらがなならなんとか読める娘。
テレビを見ていて突然
「お母さん!へらへらって書いてある!」
と言ったそうな。
妻が画面を見ると、NHKニュースのテロップに
『少年ら逮捕へ』の文字。
漢字を飛ばして、しかもご丁寧に逆から読んでいた。

03.7.26(Sat)
娘と二人、地元の民俗資料館へ行く。
博物館系は館内が薄暗いのが相場だが
娘は入館するなり「怖いのない?」と聞いてくる。
ないないと言いながら観覧をはじめると
縄文時代の土器で怖〜い。
江戸時代の漁船で怖〜い。
昭和前期の暮らしの道具で怖〜い。
おまけに、この日は地元名物、知多木綿の機織り実演があり
はた織り機を操るボランティアのおばさんに怖〜い。
それは、失礼だろ。

03.7.21(Mon)
ガンダムプラモで楽しそうに
「ビビビビビ」とビームを発射して遊ぶ息子。
それを見ていた娘。
「あたしは東京ミュウミュウ!」と叫ぶなり
猫ニャンポーズから「ビビビビビ」と
ビームを発射して参戦。
『東京ミュウミュウ』なるアニメは
見せたことないのだが
なぜか大好きで絵本を買えと大騒ぎしている。
ガンダム対東京ミュウミュウ。
いつ果てるともしれない戦いは続く。

03.7.20(Sun)
なぜかガンダムのプラモデルが作りたくなり買ってきた。
『機動戦士ガンダムSEED』の主役モビルスーツ
「フリーダムガンダム」と「ジャスティスガンダム」。
作っている途中の機体を息子1歳11ヶ月が強奪するので
なかなかはかどらず。キミはシャアか。
完成後は、ことのほか「フリーダムガンダム」を喜び
それを手に走り回っては「ビビビビビ」と
低い声でビームを発射する。
まるで悪魔のビーム。
しばらく遊ばせておいたが気がつくと
頭部や腕部があちこちに落ちていた。
それでも、息子は「ビビビビビ」とビームを発射している。
キミはア・バオア・クーのアムロか。
男の子の遺伝子にはヒーローメカもののDNAがあるようだ。

03.7.19(Sat)
妻、娘、息子三人の風呂上がり
妻の乳を指さして
息子が「ちんちん」と言った。
それを見た娘
「ちんちんだったりして。2つもあったりして」
と妙に喜ぶ。

03.7.16(Wed)
娘の通っている保育園。
夏休みも開園しているが、小学生の兄弟がいる子は
まるまる夏休みを休むことが多い。
よって、その期間は園児の数が少なくなる。
だからなのか、通常、年少、年中、年長と
年齢で分けているクラスを一緒にして
新たに3つのクラスをつくり
異なる年齢の子たちが一緒に過ごすらしい。
これを“縦割り保育”と言うそうだ。
“縦割り”というと、縦割り行政などあまり良いイメージがない。
そこで、モー娘。にならって
「夏のシャッフルユニット」と名付けてはどうかと
園長先生に提言しようと妻に相談したら止められた。

03.7.15(Tue)
子供は言葉を間違って覚えることがあるが
わが家では面白いので矯正せずにそのままにしている。
娘は“くっついてる(引っ付いている)”を「ふっついてる」
“とんがってる(尖っている)”を「つんがってる」と言う。

03.7.13(Sun)
ろくに喋れないはずの息子。
娘とおもちゃの取り合いをした時
「貸してー!」とはっきり言った。
サバイバルのための言葉は早い。

03.7.7(Mon)
七夕飾りの短冊に
1歳11ヶ月の息子の願いを書こうとした。
当然、彼は喋れないので何と書こうか迷っていると
「早く喋れるようになりたい、がいいんじゃない」と
娘の提案。即採用。

03.7.5(Sat)
近頃、ひらがななら
なんとか読めるようになった娘。
“!”マークを見ると
「うひょー」と読む。

03.7.3(Thu)
朝から怒られ、反省しない娘に業を煮やし
家の外に裸足のまま放り出し、玄関ドアに鍵をかける。
「開けて〜!開けて〜!言うこときくから〜!」
の声を聞きながらもドアの内側で様子をうかがう。
すると、そのうち「うんしょ、うんしょ」
という声とドスンという鈍い音。
何事かとドアを開けると
玄関脇に置いてあった信楽焼の傘立て
(高さ70cm、直径25cm)が倒れていた。
その脇に立っていた娘はドアが開くと
脱兎の如く家の中へ駆け込む。
倒れた傘立てを見ると縦に長いヒビ。
あと一撃で、オマエはもう死んでいる状態。
怒りの鉄拳?

03.7.2(Wed)
朝食の時、娘がみそ汁の豆腐を食べて
「熱い!」と言った。
それを見ていた息子
熱いだろうとあらかじめ汁から出し
冷まして与えていた豆腐を口にして
「あちゃい!」と言った。
それまで、普通に食べていたじゃねえか。
近頃は、人真似小猿でござる。

03.7.1(Tue)
娘が家で「今日は男の子をやっつけたの」と言った。
これは、保育園で喧嘩でもしたかと
翌日、保育士さんに聞いたら
仲の良いお友達と一緒に
“おじゃ魔女ドレミちゃん”になって
男の子に魔法をかけていたそうだ。

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