3月のひとりごと★BACK NUMBER


02.3.27(Wed)

朝、トイレに入っていると
娘がドアをガチャッと開けて入ってきた。
入って来るなり
「ちょっと臭いなあ、あっちへ行こう」と出ていった。
こらー、うんちを替えてやってる恩も忘れて、なにを言うか〜!


02.3.26(Tue)

昨日までのあらすじ。
遊び疲れて夜8時30分に早寝した娘。さて、その後は…。
当然のように翌日は早起き。
朝も早くからもぞもぞ動き出し、6時にはすっかりお目覚め。
オイラの布団にもぐりこんできて
「おとうさん、もぐってもぐってしよう」と誘う。
ちなみに“もぐってもぐって”とは
お布団を頭からすっぽりかぶり、真っ暗にして遊ぶこと。
頼む、もう少し寝かせてくれ。


02.3.25(Mon)

妻の苦労。
今日はお昼寝をしなかったので娘は夕方にはもうおねむ。
早めに風呂に入れ午後8時30分には就寝。
旦那は帰りが遅い。
よって、7ヶ月の息子さえ寝かせればあとはあたしの自由時間。
本を読もうか、テレビを見ようか、それとも屁でもこきましょか。
ところがどっこい、息子はぐずる、泣く、わめく。
寝かせようにも、ちっとも寝てくれない。
そのうち旦那が帰ってくる。
晩ご飯の支度、風呂の用意。それでも息子は寝ない。
結局、息子がお休みになったのは午後11時30分。
あたしの時間を返して〜!


02.3.19(Tue)

娘は、なぜか梅干しが好き。
朝の食卓で梅干しを食べさせろと騒ぐ。
子どもには酸っぱいものだからと
ほんのかけらを与えていたのだが
もっとよこせと騒ぐので、かなり大きな固まりを与えてみた。
口に入れた瞬間、「酸っぱ!」という顔をした。
「ね、たくさん食べると酸っぱいんだよ」と諭すと
「ぜんぜん、すっぱくないもーん。おいしいもーん」と応えた。
応えるなり、必死の形相でお茶をごくごく飲んだ。
酸っぱいんじゃねえか。


02.3.14(Thu)

近頃娘のお気に入り。お医者さんごっこ。
彼女はお医者さん、オイラは患者さん。
娘ドクターの前に座ると
「今日はどうしました?」と聞いてくる。
「ちょっと風邪気味で」と答えると
「じゃあ、見てみましょう」と診察に。
「はい、お口アーンして」「はい、お腹見せて」
「はい、背中見せて」 「はい、頭見せて」(?)と
いろいろ見てくれる。
「先生、どうですかね」と聞くと
「じゃあ、見てみましょう」と再び診察。
「はい、お口アーンして」から、お腹、背中、頭と再び見てくれる。
これを延々と繰り返す。
いい加減、診察され続けることに疲れて
「先生、風邪ですけど、どうしたらいいですかね」と聞くと
娘ドクター曰く「うーん、治した方がいいですよ」
なんじゃ、そりゃ?


02.3.12(Tue)

ご多分に洩れず、娘は“モーニング娘。”が大好き。
テレビに出ていれば、一緒に歌う、踊る。
しかし、オイラが一緒に歌うと、「歌わないで〜!」と怒り。
オイラが一緒に踊ると、「なんか変だよ」とダメ出しをする。
すごくむかつく。


02.3.10(Sun)

あんまりいいお天気だったので、昼食を庭で食べる。
妻がサンドウィッチをつくり
お庭にレジャーシートを広げてピクニック気分。
娘は、「わーい、ピクニック、ピクニックと大はしゃぎ」
いつもより、もりもり食べる。
食べながらも、「ピクニック、楽しいねえ」と何度もつぶやく。
終わってからも、その日一日
「ピクニック楽しかったねえ。またしようね」と何度も言う。
次の日も、その次の日も。
よっぽど楽しかったんだね。またしようね。
安上がりでホント助かる。


02.3.9(Sat)

「おとーさーん、どこにいるのー」。娘の声が響く。
「ここだよー、2階にいるよー」。オイラは2階の寝室で着替え中。
「おとーさーん、どこー」。娘はまだ探している。
「2階にいるよー、すぐに降りていくよー」。着替えながら応える。
「おとーさーん、どこー」
「だから、2階だよ、2階にいるから、すぐに行くよー」
娘はどうやら階下で妻に叱られたらしい。
「おとーさーん、おとーさーん、どこー」
「だから、すぐ行くから待ってなさいね」
それで、甘えさせてくれるオイラを探しているようだ。
「おとーさーん、おとーさーん」
「今行くよー」。かなりしつこいなあ。
「おとーさーん、はやくー」
「わかった、わかった、待ちなさい」
犬でも待て! ができるのに、なぜうちの娘はできない?
などと考えていると、ひときわ大声で娘が
「おとーさーん、抱きしめてー!」
そんなこと、どこで学んだのだ?


02.3.6(Wed)

人間の進化のスピードに驚く。
今日一日で、娘は「おしっこ」と親に告げ
自らパンツを降ろしてトイレに行き
用を足すことができるようになった。
(まだ、一人で便座には座れない)
嗚呼、感動。
人間はスゴイものだなあ。


02.3.5(Tue)

ライバル心メラメラ。
トイレで用をたさないどころか
トイレに行こうともしない娘。
オイラたち夫婦は一計を案じ
まだ6ヶ月の息子をダシに使う。
「さあ、おトイレでおしっこしようね」と
ようやくうつぶせができるようになった息子を
無理矢理トイレの便座に座らせる。
脇を支えているとはいえ、首がカクカクしている。
息子は、なんのこっちゃ?という顔をして不思議そう。
それを見た娘は、「あたしもするー!」と便座に座ってくれた。
なだめすかして小一時間。ようやくちょっとだけ用を足す。
この一歩は小さいが偉大なる前進だ。
兄弟は、生まれた時からライバルなんだなあ。


02.3.4(Mon)

幼児には、よくあるらしい。
頭の中で架空の人格を作り上げて
さも現実にいるかのように会話を交わしたり
遊んだりすることが。
児童心理学でも普通に行われる行為であるとされている。
遂に娘にも、この見えないお友達がやってきた。
その名も「オコちゃん」。
「ねえ、オコちゃん」と傍らの空間に向かって同意を求めてみたり
「オコちゃんと一緒にお風呂に入る」と真剣に訴えてみたり。
たまにご飯を食べさせたり、喧嘩をしている時もある。
娘に聞いてみた。「オコちゃんはどこにいるの?」
「乗ってるの」と娘。
「どこに乗ってるの」とオイラ。
「頭の上に乗ってるの」と娘。
・・・・・・。
これはさすがにやばいかもしれない。


02.3.3(Sun)

近所に梅の古木を見に行く。
娘は、梅と聞いて「赤い梅、赤い梅」と大はしゃぎ。
そうか、キミも紅梅の方が好きか。
オイラも紅梅の方が好きだが、今日は白梅を見に行くのだよ。
娘は、それでも「赤い梅、赤い梅」とうれしそう。
今日見に行く梅の古木は樹齢80年以上という大きな梅なのだよ。
「赤い梅、赤い梅、赤い大きな梅干し」。
・・・・・・。
梅干しと勘違いしているようだ。


02.3.2(Sat)

朝、お着替えしようねと言っても
寒いのか、ぐずぐず言うことを聞かず。
しびれを切らせた妻が「替えるの、替えないの」と
強い口調で迫る。
娘は「替える、替える、カエルになっちゃったんだもーん」と
鮮やかにいなす。娘のすかし勝ち。


RETURN