OYASHIRAZU PIER PARK 1988 「親不知ピアパーク」 |
ここは海と山が出会う場所 ファンタスティックゾーン * ピアパーク |
日本初の洋上インター、のびやかに広がるビーチ、遠く能登まで見渡す抜群のロケーション・・・。
海水浴はもちろん、自然散策やマリンスポーツのメッカと知られる親不知。ピアパークを拠点に、
スケールの大きな休日が楽しめます。 公園の奥にはイメージ・シンボルのブロンズ巨大亀像「ミリオン」が、
深遠な宇宙と悠久の時間、 壮大な日本海へとロマンを馳せています。 |
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巨大海亀像の名前はミリオン:Million
(緑青仕上げのブロンズ像)
大きさは全長6m×幅3.9m×高さ2.2m・重量5トン
亀の左眼には、粟津氏が次代を担う子どもたち へのメッセージを込めた
“エンゼル”のメルヘン チックなモニュメントがはめ込まれています。
ミリオンの脇には“マリン”と“オリオン”の二体の 子亀像が寄り添っており、
一体は粟津氏の寄附 によるものです。 子亀像の愛称は公募により命名されました。 |
海亀像に託すもの
「ミリオンは、日本海文明を象徴し、1万年も生きたことへの創造です。
右手前の球形は、その永い悠久の時をあらわす1万年前の世界で、
海の恵みへの感謝の意を込めたものです」と制作の意図を語っています。
我が国は四方を海に囲まれ、古来から海と深く関わりがあります。
青海町の地名は、海人族(あまぞく)である青海首(おうみのおびと) 一族に由来すると伝えられています。
亀は民間伝承・童話にも登場し、また、鶴は千年・亀は万年と言われ、 長寿の象徴としても慕われています。
ピアパークを訪れる人々の幸福・長寿の願いを託し設置したものです。
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 Kiyoshi Awazu
粟津 潔 |
粟津 潔氏作の大陶壁画は、6本の橋脚の8つの壁画に飾られている。
テーマ
「宇宙への憧憬、人と自然の調和」
8点の陶壁画
「宇宙」、「都市」、「空」、「海」、「地」、「森」、「農」、「気」
壁画には、すべてが大らかに交歓している姿が描かれています。
「パブリックアートだから、子どもからお年寄りまで誰にでも理解出来、楽しんで もらえるようにしたい。」
新潟・北陸地方の地域性を大切にしながらも、あまり 地域的過ぎない様、国際性のある表現を狙いました」と粟津氏
陶壁画と先端技術
一枚の陶壁画の大きさは、縦3m×横5m。陶板厚16mm。
陶壁画はファインセラミックス製。強風、波しぶきと塩害、夏冬の気温差 40度の苛酷な条件と300年後
の未来にも耐えられるようにと、陶板や 釉薬など素材の耐久性も徹底的に研究されました。
未来へ伝えるメッセージには、高速道路技術や先端技術など、様々な 「20世紀」がこの施設に反映され
ています。我が国最大級の陶壁画空間 はこうした願いのもとに完成しました。
ピアの海側側面には大きさ1.05mの赤と青の海亀が8体設置されています。
これは単にモニュメントとしてではなく、壁画への視線誘導と観光客個人や
駐車場の位置を確認するための要素を兼ね備えたものです。
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● | 大駐車場完備/大型バス10台・乗用車150台 |
● | 公衆トイレ完備(身障者用含む) |
● | レストピア/無料休憩所・土産品売場・食堂 |
● | 世界一大きな海亀像 |
● | おさかなセンター/魚介類の直売所 |
● | 大陶壁画8枚 |
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