縄文のロマン「寺地遺跡」

JR青海駅から車で約5分、徒歩で約25分、
町道・青海通線(通称産業道路)の役場前交差点を糸魚川方向へ向かい、
立ち並ぶ住宅地を見ながら約1Km、田海川の手前の右側に国指定史跡
「寺地遺跡」がある。寺地遺跡は硬玉産地として知られる青海川と姫川に
挟まれ、日本海に面した低丘陵地の先端にあり、縄文時代中期から晩期
にかけてに集落跡である。 
この集落跡には、玉造り工房を含む6基の縦穴式住居跡や、直径60cm
余りの木柱、立石を伴う非常に保存状態が良好な配石遺構が発掘された。
また、大量の硬玉原石や石器、土器片、骨片なども一緒に出土している。

この寺地遺跡は、日本で初めて縄文時代 中期から晩期にかけて硬玉加工
が行われていた事実が解明された事や、日本初の巨大木柱が発見された
事で、全国的に話題を呼び、昭和55年12月、国の史跡に指定されました。


関連施設・・・・・青海町自然史博物館
      ・・・・・翡翠ふるさと館 親不知ピアパーク内

参考資料・・・・・青海町自然史博物館 発行 野紫木 洋 著
          「青海町ふるさと探訪」より引用

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