新規就農者支援事業

若夫婦に託した地域活性化の夢
☆ 神奈川の瀬津さん一家 上路に移住 ☆

2000年3月、
過疎化とそれに伴う耕作地の減少に悩む「青海町上路集落」に神奈川県
大磯町から瀬津 徹さん(35)一家が移住されました。
瀬津さんは、東京都世田谷生まれ。実家の古美術商の手伝いや有機農産
物検査員をされていました、'99年春、東京での新規就農者募集イベントに
参加し、青海町と上路地区を知り「食べるものは自分で作る」と云う農村で
の暮らしへの思いが強く募る中、'99年5月、就農者募集の「田植え体験」で
上路を訪れた。「空気が良くて水も綺麗。緑に囲まれた中山間地の上路は
理想とする農村と一致した。 上路魅せられて移住した瀬津さんは、県・農
業公社の新規就農者支援事業を利用し、月15万円の補助を受け上路生産
組合に所属、農業研修として30アールの水田で米作りに取組む。・・・・・
昨年の五月、大型連休中の五日に初めての田植えを行い、農家としての一
歩<も踏み出した。 妻の若子さんは、「子供がまだ小さいので心配ですが、
周りが皆よい人で助かっています。」と新しい土地の生活習慣に慣れつつ
ある。 昨年、初めての米作りを経験した瀬津さんは、今年も、春の訪れと
共に、農作業に追われている事であろう。
初の県外からの若い移住者に、同地区は、地域活性化の夢も託している。


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