フランス語キーボードのインストール
フランス語キーボードのキー配置は、地方が異なると異なっている。したがって、一概にフランス語キーボードと言っても、本家のフランスをはじめとしてカナダ、スイス、ベルギー、モロッコ、ルクセンブルグで、それぞれ固有のキー配置がある。ここではフランス語(カナダ)キーボードを用いる。
なぜ! フランス語(カナダ)キーボードなのか?
その理由は簡単、単純である。フランス語(フランス)キーボードでは、"A"と"Q"やその他2.3のキー配置が英語キーボードの場合と異なっている。それに引き換えフランス語(カナダ)キーボードでは、主要な文字キー配置が英語のそれと同じである。したがって、英語キーボードに慣れている我々にとってはフランス語(カナダ)キーボードが扱いやすいと判断した。
Windows XP の場合
場合により Windows の CD のドライブへの挿入を要求されることがあるので Windows XP の CD を準備しておくのがよい。(註)コントロールパネルの表示を“クラシック”にしている場合は、アイコンの中から「地域と言語のオプション」を選び、次の説明をスキップする。
次に表示される「日付、時刻、地域と言語のオプション」ダイアログの中から「ほかの言語を追加する」を選ぶ。
「地域と言語のオプション」ダイアログが表示される。ここで「言語」タブが選ばれていることを確認し、“テキストと入力言語”フィールドの「詳細」ボタンをクリックする。
ついで「テキストサービスと入力言語」ダイアログボックスが表示されるので、“インストールされているサービス”フィールドにある「追加」ボタンをクリックする。
次に「入力言語の追加」ダイアログボックスが表示されるので、「入力言語」入力ボックスの▼印をクリックして、ドロップダウンリストを表示する。その中から“フランス語(カナダ)”を選択して、「OK」ボタンを押して終了する。
今までの操作で右図のように、無事に“フランス語(カナダ)”キーボードのインストールに成功した。
Windows 2000 の場合 (Windows 98 でも略おなじ)
場合により Windows の CD のドライブへの挿入を要求されることがあるので Windows XP の CD を準備しておくのがよい。
「スタート」―「設定」―「コントロールパネル」と進み「キーボード」または「地域のオプション」をクリックする。
Windows 98(恐らく Windows ME でも)では、「キーボード」を選ぶ。
「キーボードのプロパティ」ダイアログボックスまたは「地域のオプションのプロパティ」ダイアログボックスが表示されたら、「入力ロケール」タブをクリックする。
この画面では フランス語(カナダ) が既にインストールされているが、「インストールされている入力ロケール」フィールドにある「追加」ボタンをクリックする。
右図のような「入力ロケールの追加」ダイアログボックスが表示されるので「入力ロケール」入力ボックス右端の▼印をクリックすると、国名を書いたドロップダウンメニューが現れるのでこの中から「フランス語(カナダ)」をクリックして表示し、「OK」ボタンを押して終了する。
これで上図のように「キーボードのプロパティ」または「地域オプションのプロパティ」に“フランス語(カナダ)”が登録されている。