愛知発巨石信仰[愛知の巨石信仰]

見出しの問題に付きましては各自治体刊行の地方史の内、古代編若しくは民俗編
で多く記載されています。
然し愛知全域に渉り詳細に記述したものはありませんでした。今般愛知全域をフィルド
ワークとした「愛知発巨石信仰」と題した本が「愛知磐座研究会」より刊行されました。

同書刊行の精神等後書きに詳しいのでご紹介いたします。

「古代人が崇め奉った磐は、半ば落ち葉に覆われ訪れる人は稀で、この書に興味を持
つ人々は少ないであろう。古い物や人は全て残るわけにはいかないので、消え去るこ
とが多くて当然である。しかし、全国にあるこれらの磐こそが日本精神文化の原点であ
り、ある面では文化衰退と思われる現代、巨石信仰を再認識することも満更罰は当た
らないことではなかろうか。
山登りをする場合、何回登ったとか何時間で登ったなどの話題が多いが、そうではなく
て、著名な岩を含めた景色や動植物にもっと注視したい。
何分伝承とか民話は消えてしまったことが多いことと、参考本は少ないので、今回まで
のところ充分まとまっているとは思われないが、ひとまず愛知県の文化のための一助
になればと思いまとめてみた。」

尚同書の表題は愛知発巨石信仰となっていますが、愛知県はもとより全国に渉って記述
され巨石信仰に興味をお持ちの方々には貴重なバイブルとなる事でしょう.。
目次の内磐座に関わる部分のみご参考までに
愛知県内の磐座

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三河本宮山の国見岩ほか3

新城市の石座神社7

猿投山の御舟石ほかn

石巻山頂上の岩場15

足助町飯盛山頂上の経塚18

豊田市岩倉町20

豊田市西中金町の岩倉神社22

新城市有海の岩倉神社23

曲豆田市寺下町字岩倉24

額田町大字小久田字岩倉25

設楽町碁盤石山の岩たち27

額田町大字大代字岩倉29

額田町大字石原の石座神社31

旭町伊熊神社の岩たち34

尾張本宮山の磐座37

豊田市野見山の神石40

足助町大字霧山白山神社の岩41

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小原村大字築平字岩倉43

設楽町東納庫字岩クラ44

岡崎市岩中町字岩倉46

下山村大字和合字岩倉47

豊田市成合町字岩倉48

幡豆町大字東幡豆字岩倉49

稲武町大字夏焼字岩倉50

岩倉市51

小牧市小木宇都宮社の石55

豊田市幸海町熊野神社の岩56

足助町四ッ松両神の岩57

豊橋市二川東方の立岩59

額田町片寄シンメイさんの岩61

幸田町京ヶ峯の岩境跡63

名古屋市東谷山の岩たち64

足助町大字月原字岩倉66

 

県外の磐座

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和歌山県の神倉神社67

奈良県の大神神社69

静岡県滑伊神社の磐座72

大分県宇佐神宮の元宮74

岡山県倉敷市の岩倉神社76

岡山県金光町の磐岩神社77

岡山県金光町大森神社の岩78

長野県売木村大字岩倉79

京都市岩倉80

岡山市尾針神社の岩群82

岡山県倉敷市真宮神社の磐と列石83

山梨県の大石神社85

長野県御座石神社と白樺湖の御座岩86

長野県阿智神社の磐座88

 

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潮岬高塚の森89

兵庫県相生市の岩倉神社9

静岡県湖酊市神座の岩たち91

兵庫県西宮市の甑岩94

国東半島の岩倉社

三重県椿大社の岩たち

大分県安心院町 稲荷山の磐座

大分県安心院町 妻垣神社の岩

岐阜県糸貫町 船来山の砂岩

福島県飯野町の岩たち

京都市 上加茂神社の神山

近江富士の磐座

大分県宇佐市 稲積山の岩

 


刊行に携わった人々

  愛知磐座研究会

磯貝洋尚 梅村昭治 近藤崇

森下仁愛 中根洋治 浦野芳樹

荒木達子 駒田和子 熊沢美晴

目次

上記愛知発巨石信仰をご入用、或いはお問い合わせの方は以下迄ご連絡下さい。
中根洋治  п@***************
磯貝洋尚  п@***************

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