1998年11月28日のはまり車
BMW Z3 1.9
近所に住む学校の先生が買いました。磨いているところを見つけて、話をしていたところ、
乗せて下さると言うではありませんか!!狂喜乱舞して所用を超特急で済ませると早速出かけ
ました。室内は程良いタイトさで、息苦しくなるようなことはありません。革シートの車だった
のですが、座り心地は上々で、腰をサポートしてくれます。実際後でも痛くなることは
ありませんでした。後、シートヒータが付いていて、これは冬のオープンカーには窮めて気持ちの
良い装備だと言うことが後で分かりました。最初は助手席に乗ります。エンジン音が鋭いです。
しかもバリッと吹けます。うーん、スポーティー。この時点でアルテッツァよりも実際はともかく
かなり硬派な雰囲気です。風の巻き込みも程々で昔良く乗ったビートよりはかなり楽です。
助手席では乾いた排気音がなかなか気持ちよくて、これはスポーティーですね、と言うと、
先生はいや、結構乗用車的ですよ、車重もあるし、とおっしゃいます。いよいよ運転させて
いただきます。(いっただきまーす。)この車には"M"のステアリングとシフトが付いてまして、
かっこいい上に使いやすいです。ポジションは筆者の短い足だと、めいっぱい前にして
やっとぴったりでした(^^;)駐車場をぐるぐる回って(1年ぶりのマニュアルだったので。(^^;)
先生どうもありがとうございます。)慣れてから外を少し走らせて貰いました。
左ハンドルも超久しぶりだったのですが、ちょっと怪しかったものの、すぐ慣れました。
Z3は低速トルクが十分にあってクラッチはつながるポイントが上の方にあるものの、
えらく運転しやすかったです。ドイツのメーカーらしいダイレクトなフィーリングはボクの性に
あってまして、気に入りました。エンジンは運転してみると以外と大人しめで、音もなんだか
おとなしく聞こえて、運転しやすさもあって確かに乗用車的だと思いました。
スポーツカーに乗っているなぁ、と言う実感は助手席で感じる方が強いです。実はナンパ向け?
かもしれませぬ。とにかくこの車、乗りやすいです。後ボディー剛性は凄いです。路面が荒れて
いるところでも、17インチタイアでもミシリとも言いません。乗り心地も堅い中にしなやかで
ボク好みです。ビシッと荒れた衝撃は伝わってきません。永島譲二氏のデザインもギョッとは
しますが、結構繊細な曲線で出来ていて、見るべき点が多いです。グリルの周りのふっくらと
丸いところなど可愛い女の子のおでこみたいで美しいです。
いやぁ、マニュアルのBMW初めて乗ったのですが、良いですね。適度にスポーティーで
扱いやすい。アルテッツァ吹き飛びました。屋根なしだったのが大きいですけど。