女子A | :今日ぉー、A.Matsu!お主はぁー、Qどののスカートをぉー、めくり申したーでござる。 |
男子A | :うわ、エロぉ〜!(←てめぇもやってたっつーのう。) |
――女子Aも含めたスカートめくり大会であった……何ゆえ拙者だけ……でござる。 |
師匠 | :A.Matsu!お主、立ちなされ。Qどの、まことでござるか? |
女子Q | :左様。 |
拙者 | :拙者、めくってませぬ。(めくってたけれども、嬉しがってたやん……) |
女子A | :めくり申したーでござる。BどのとCどのが、見て申したーでござる。 |
女子B | :左様ですーでござる。めくって申したーでござる。 |
女子C | :左様ですーでござる。そのあとQどのに『くっさーでござる』って申しなされたーでござる。 |
師匠 | :それは、ひどいでござるのう。 |
拙者 | :左様なん、ゆってませぬ。(「屁ぇぷぅ〜♪でござる」としか……) |
女子C | :申しなされたーでござる。詫びてくだされーでござる。 |
女子B | :左様ですーでござる。詫びてくだされーでござる。 |
拙者 | :え……だって他の皆の衆も、やってたやん……でござる。 |
――パワーバランス上、拙者が頃合いのスケープゴートであったでござるか。 |
女子C | :人がやってたらおのれもやるのでござるかーでござる。 |
女子A | :他の者になすりつけるのは、卑怯なりと存じまーすでござる。 |
女子B | :左様ですーでござる。詫びてくだされーでござる。 |
男子B | :A.Matsu!、Qのこと、好いておるんちゃうん?(周囲:おぉ〜っ?♪) |
拙者 | :き、嫌いでござる!(周囲:爆笑) |
――爆笑の中、女子Qが泣き出したでござる。あちゃーでござる。師匠を見ると、コワイ顔で睨んでおる……ヤバイ……でござる。 |
拙者 | :……スイマセんでござる。 |
女子C | :左様なん、詫びてませーんでござる。 |
女子B | :左様ですーでござる。しかと詫びてくだされーでござる。 |
拙者 | :であるからスイマセんて、ゆってるやん……でござる。 |
――さすれど聞く耳は持たなく候。女子軍怒涛の波状攻撃でござる。 |
女子A | :大体A.Matsu!お主はぁ、足が短くてぇ、サルみたいでござるーでござる。 |
女子D | :それに出っ歯でぇ、キモチ良からぬでござるーでござる。 |
女子E | :この前一人でオナラをして申したーでござる。 |
女子F | :この前ハナクソをほじって申したーでござる。 |
女子G | :いっつも牛乳を噴き出してまするーでござる。 |
女子C | :左様なバッチイ人にめくられたQどのが、カワイソウでござるーでござる。 |
――それを聞いた女子Qが、また泣きだしてしもうたでござる。ハメ技炸裂・敗戦必至でござる。 |
女子A | :それにいっつもぉー、ヤラシイことばっかりゆってまするーでござる。 |
女子C | :左様ですーでござる。この前も「ちんちんでござる」ってゆって申したーでござる。 |
(そ、それは、ボーコー炎(※尿道炎)になりかけてて痛かったからなんだ!) |
拙者 | :申してませ……でござる。 |
女子多数 | :申しなされたーでござる。詫びてくだされーでござる。 |
師匠 | :左様な言葉は、よくないでござるのう。 |
(な――でござる。オーソリティさえ、敵軍かっ!) |
男子C | :左様。「ちんちんでござる」ってゆったA.Matsu!お主が良からぬから、詫びたらよいと存じまーすでござる。 |
(コイツ……公然と「ちんちんでござる」って言えて、楽しそうでござる。) |
女子多数 | :左様でーすでござる。 |
――孤立無援でござる。焦土と化した心に非難の矢は容赦なく振り続けるでござる。
シマイに、泣いてしもうたでござる。 |
拙者 | :ヒック……申してましぇん!ヒックでござる。 |
女子A | :ウソつきは泣いてもダメでござるーでござる。 |
女子B | :左様ですーでござる。左様なん卑怯でござるーでござる。 |
女子C | :泣いたらそれで済むと思うてるのでござるかーでござる。 |
――ここらで仲のよい友達が、やっと収拾を着けようとしてきたでござる。がでござる。 |
男子D | :なーでござる。……もう早よ詫びとけってでござる。 |
女子多数 | :「はよ詫びとけでござる」って、その申し方、何よー! |