2002年8月26日
TBSラジオ 「e-NITE」 安全地帯出演
(関東地区のみで放送されましたが、札幌にて雑音ラジオを受信しメモったものです)
各人自己紹介のあと…
10年前の活動休止に踏み切ったのは何故だったのか
5人(笑)「自然な流れだったんだね〜」
どなたかが言い出した?
玉置「やっぱり10年…やり続けててちょっと…休みたくなった、離れたくなったんじゃないですか。言い出しっぺはたぶん僕だと思います」
他メンバーそれぞれうなずく。(一同、笑)
10年という長い活動休止期間というのは今皆さんにとってはどういう意味合いを持っているのですか?
六土「10年間やってきた色んなものをまた戻すにはまた10年かかったということかな。(玉置:おぉ。)で、また今回一から始められるって感じ」
10年はあっという間に埋まりましたか?
矢萩「割とこれがあっという間に埋まったんですよね、ええ」
それは家族の絆みたい?それとも友情?
矢萩「う〜〜ん…まぁ友情に近いんでしょうかねぇそういう意味で言うとねぇ」
玉置「あのぅ…最初にバンド始めた頃はそんな感じじゃなかったんだけど。みんな仲間だったんだなってことが改めて分かった」
それは言葉だったり音だったり?
玉置「音もそうだし、人間的な感じ?」(一同、笑)「あのぅ、普通に生活するのに、あっオレたちは唯一の知り合いだ、みたいな」(一同、笑)「それぞれ多少友達はいるとしても」(一同、笑)「すごい、知り合いなんですよね。…ということに気付いたということなんですよね」
武沢「続けているときは意外と分からなかったんですよね」
音はそれぞれ鳴らしていらっしゃった場合、変わりっていうのはありますか?安全地帯という音となるとやっぱり一致しますか?
玉置「音はねぇ、あの、良くなった。うん、すごく良くなったです。音いいですみんな」(一同、笑)
矢萩「人間的になったよね」(一同、笑)
玉置「人間的って、いいよね」
矢萩「土っぽいって言うかね」(一同、笑)
生きてるって感じですか?
矢萩「そうですね(笑)」
じゃぁ30年前っていうのはどうだったんでしょう?
玉置「機械がたくさん入りだした頃なんですよね、リズムマシンやなんかが」
武沢「ライヴで再現できてない感じがあって。一生懸命それを再現しようとしていた」
玉置「そうだね」
武沢「それと人がずいぶん増えてきて」
玉置「無理してたよね、だから昔はすごい」(※←この文の意味は「だから昔はすごい無理してたよね」です。)(^_^;)
※曲、スタートライン
どなたも手にしたときに、「スタートライン」という言葉に意味があるんじゃないかと思われた方多いと思います。
玉置「そうですね、いつでも人間新しく始められるっていう意味で、ね」
作詞を手がけた松井さんや安全地帯がアルバムを通して伝えたかったものは、或る一つのこと?それとももうちょっと広いもの?
玉置「いや、一つのことですね。あの、ほんとラヴソングです。最初は色々五郎ちゃんも言いたいこととか好きに書いてきたんだけども、ちょっと修正してもらって、やっぱり単純に好きな人をどこまで愛せるか、っていう。うん、男と女のラヴソング15曲書いてくれって。結局それを違うふうに見ると、兄弟愛だったりさ親子愛だったり、にも見えるんですよね。男同士だったり友情にも見える。でもラヴソングだよなこれは、うん」
大切にしたものっていうのはなんでしょうか?
玉置「今俺たちが生きることの全てなんだろうけど、でも意外とねぇ…だんだん安全地帯になるんだよね。」(笑)「音も全然機械かけてないんですけど、昔みたいにね。でもナチュラルなんだけど、でもね、ちゃんと安全地帯の曲調だしね。安全地帯の感じになってきたんですよね」
玉置さんがソロでやってらっしゃるのと全く違いますか?
玉置「違いますね全然違う、うん」
今まで30代の頃楽しみにしていたツアーといえばコレ!というものは?…飲みだしたら長そうですね!
武沢「飲みだしたらすごい」
玉置「飲むけどもー、でもねマジメですからねぇ〜。特に…マジメになった。(笑)やっぱりね体元気じゃないといいことってできないでしょ?だからやっぱり前よりは無理も出来ないし、それはいい意味で。ちゃんと体を大事にして、で、毎回いいステージをやって。…ということが一番の楽しみなのね。ヘタしたら前なんかさ、コンサートもうなくなっちゃったっていいや〜なんて思っちゃうくらい暴れてましたからね(一同、笑)」
暴れている、というのは?
玉置「いや、だからもぅ、…次の日にコンサートがあるなんてこと考えてない…すよね。まぁやるんですけどコンサートは。やるんだけど、もう壊れたっていい」
壊れるまで遊ぶ?
「そうです。」
メンバー「むちゃくちゃだね」
玉置「それが今は完全になくなりました。みんなでいいコンサートが出来ることを一番の楽しみに。マジメに音楽に進む」
すごい本数ですよ?今回。
玉置「そうですねぇ」
全部で33ヶ所。12月まで。そして10月には再び香港で。今だと多くのミュージシャンは香港で公演されてますが、安全地帯はもっと前から。
玉置「香港で人気があるんですね」
※録音していたほうの受信状態が悪くなり会話が不明。
リアルタイムで聞いていた自分の記憶では、香港はアンコールがスゴイとかいう話。
玉置「矢萩と僕ね、一応これでもダイエットしたの。」(一同、笑)
玉置「今より10キロ太ってた。」(一同、笑)「相当ですよ」
写真撮影もあるし。
玉置「そう、そのためです」
矢萩「最初の一ヶ月、厳しくしましたねぇ。きっかけはやっぱり厳しくしないと奮い立たないじゃないですか」
玉置「だから1時間歩くというのを必ずやったんです。毎日1時間歩くの。それでだんだんレコーディング中、全員が付き合って歩くようになったの。(一同、笑)意外とねぇ、オレたちっていうか、仕事、音楽やってないときってやってないの。だから歩くと仕事したようになって今日も一日頑張ったって。せめて一時間くらい歩きながら、自分にそう言い聞かせて」
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