2010年upwindの活動ページ

upwind ホーム / 2008年以前の活動ページ/2009年の活動ページ

 

 

12月19日   12月度ポイントレース & レース委員会忘年会

 

   

XMのユニホームを新調しました。私好みの「おじん色」ですが、みんな気に入っているようです。

 

年末もおしせまってきました。

かりにも神戸を代表する商店街「元町」のあきんどが(・・・私のことですが)
年末のかきいれどきに「船遊びにうつつをぬかす」とはなにごとか!・・・
と、毎年まわりから叱責を受けながらも
今週末もヨットレースを楽しんできました。
私にとってはヨットレースは麻薬みたいなもの。
「商店街関係者のみなさま、どうかお許しください。」

私の所属するヨットクラブ主催の「12月のポイントレース」は格別で
12ヶ月戦った1年の最終結果が出る大事なイベント。
レース後、華やかな「忘年会」で表彰式が催されます。
レースに続いて忘年会もチームのみんなと楽しみました。

今年は私自身の骨折で「満足のいくセーリング」とまではいかなかったのですが
チームのみんなの活躍で
総合5位、そしてJ/24クラスは優勝という
うれしい結果となりました。

54才になっても1年1年つみかさねて成長する(?)私の「ヨットライフ」も
この忘年会で「1年のひとくぎり」をつけます。
来年の全日本選手権(葉山)目指し
新年から心新たに始動します。

仕事もヨットも、今年以上に頑張りま〜す。

 

総勢80名の忘年会。upwindチームの記念撮影。会場はヨットハーバー近くの焼き鳥の「鳥光」。

 

2010年優勝は植松オーナーヘルムス率いる「ルパン」チーム。「かかってこんか〜い!」の優勝スピーチはボースン高岡でした。

 

 

12月5日 メンテナンス & クリスマス装飾

 

 

明るいうちに作業が終わったのでわかりにくいですが、美しい(?)クリスマス装飾がわがupwindに施されました。

 

12月にはいりました。

「ヨットライフの1年」ははやいもので
今月第3週のポイントレースを終えると、
今年の私のヨット行事は終了です。
1月からの2011年の全日本を目指した「新たな年」が始まります。

今年は私の足骨折や、
トリマーの村田君の首のねんざなどで
わがチームの年間最大行事「全日本出場」は断念しましたが
来年の「葉山」は気合いをいれて挑みたいと思います。

さてさて、
今週末は練習を予定していましたが人数が揃わず(3人)
日頃できない細かいメンテナンスを行ないました。

・すべてのシートを確認し、エンド処理(末端をタコ糸でかたく縛る)のやり直し、
・バングとツイーカーのシートチェンジ(長さと太さを変更)
・カムクリートの取り付けネジの増し締め
・船外機水洗キット用ネジのとりはずし(・・結局、「塩かみ」が激しくネジはとれなかった 残念!)
・小物入れボックスの整理整頓・・・・等々。

そして、ハーバーマスターから依頼のJ/24クリスマス装飾(32mのLED電球線)を施して
この日の作業は終了しました。
(残念ながら・・・・クリスマス装飾の出来ばえは暗くなるまでわかりません。)

午後からはクラブルームでコーヒーブレイク。
メンバー3人と楽しいJ/24談議をして過ごしました。

冬場のオカ談議も楽しいのですが
昨日は12月にしては暖かく、
風もそこそこ吹いていました。

私の本音は・・・・「海に出たかったなぁ。」なのです。

 

 

11月21日 須磨ポイントレース

 

毎度同じ写真ですいません。タイムリミット1分前、なんとかフィニッシュラインに滑り込んだ「喜びのワンショット」です。

 

11月も後半に入りましたが
まだまだ暖かい日が続きます。

今週末は須磨でディスタンスレース。

須磨ヨットハーバー沖をスタートし、
約5マイル先のブイを廻って帰ってくる
いわば「いってこい」レースです。

今回のようなコースの易しいレースも含め
年間10レースを戦い(年末にポイントを集計し)
ヨットクラブの今年度の優勝艇を決めます。
わたしたちも11月、12月とトップを2回とれば(・・少し無理がありますが)優勝の目があったのですが
「ソウハトンヤガオロサナカッタ」のです。

わが艇は
スタート時のリコール(フライング)で出遅れたのが最後まで響き
沖のマークでは8位(10艇中)。
先行する大型艇がフィニッシュする頃から風速が落ち
(結果として先行艇が有利なレースになってしまったのですが)
後続のJ/24(4艇)はゴールライン手前で無風のため「のたうちまわり」
結局、2艇のみがタイムリミット内にフィニッシュ。
2艇はDNF(フィニッシュできず)。
わがupwindはラッキーにもタイムリミット1分前にゴール滑り込みました。

結果、11月度の成績は6位。
2010年の須磨ヨットクラブ年間優勝の夢ははかなくも消えてしまいましたが、
同一艇(J/24クラス)のみが年間をとおして競う「スマキング」の方は
まだまだ可能性は残っています。

今年も残すところ、
あと1レース。(12月ポイントレース)

気を抜かず・・・しっかり戦います。(ではなく、しっかり遊びます。か??)

 

今回のレース運営はイマジンチーム。宮脇オーナーのグランドバンクスが本部船でした。運営のみなさま、ありがとうございました。 

 

 

 

11月7日  「CROSS」と海上練習

 

参加は2艇で7人と少し寂しかったのですが、少人数でも充実した練習は可能です。(写真 クロス福富氏)

 

今週末、
私の5月の骨折以来中断していました「J/24の海上練習」を再開しました。

この年になると(私は来月で54才ですが)
練習なしにレースに出ることだけを「ヨットライフ」と考え
わずらわしい(?)練習をさぼりがちになります。

いわば「ええとこ取り」ですが、
練習無しで挑むレースは「結果」が悪いのは見えています。
まして自身の体力は年々老化し衰えていきます。
このレース能力の低下を食い止めるのは「練習」しかないと確信します。

ということで
次回の全日本出場(での好結果)を目指して
来年秋までに最低10回の海上練習を計画することにしました。(・・・まだチームのみんなには相談していませんが)

さてさて、
以上のような勝手な思いで再スタートした海上練習ですが
ハングオーバーチームとクロスチームのメンバーの参加もあり
午前午後と2ボートで競い合いました。

15時ころには風が無くなったのですが
新人の岩尾さんのアクション練習なんかか「じっくり」できて

それはそれで・・・・楽しかったのです。

 

 

J/24の「50代のおっさん3人乗り」・・・珍しくもなんともない近頃のヨット事情です。

 

 

10月17日 須磨ポイントレース

 

レース後の記念撮影。私の右(右2人目)は新人のイワオさん。弊ホームページを見ての入会希望者です。

 

5ヶ月ぶりの乗艇です。

これだけの長期ブランクは、
36年間の私のヨット生活で「記憶」にありません。
出艇前は少しばかり自身のアクションに不安がありましたが
軽風のコンディションにも助けられ
これといった動作ミスもなく(・・・と、思っているのは私だけかもしれませんが)
無事2レースを戦い終えることができました。
少し大袈裟ですが
いつものメンバーと競技を楽しめるようになった喜びを実感しています。

さてさて、
レース結果ですが
第1レース 10位/10艇中、第2レース 1位/10艇中
つまりケツとトップ。
総合成績は5位でした。

苦手な東の風のなか
第1レースはコースの判断が難しく
右海面をとると左振れが
左海面をとると右振れがやってくる
タクティシャン泣かせのコンディション。
途中、艇団から大きく離れるコースをとって
自滅してしまいました。

第2レースは気持ちを入れ替えて
(ステイテンションなどチューニングもさらにパワフルにチェンジして)
スタートから左海面ねらい。
予想通り、
東よりのブローが連続して入り
第1上マークでトップ目。
最後まで丁寧に走りきり
修正で1位。

「終わり良ければ全て良し」ということで
気分良く休日を終えることができました。

あ〜、気持ち良かった!!

 

9月19日  シアトルカップ2010

 

デッセチーム・・・森ヘルムス以下、ハリケーンや奥村ボートのプロフェッショナルクルーを揃え必勝体制で挑みます。

 

まだまだ暑い日が続きます。 

最高気温が30℃以下になれば、
WINDWARDの夏期限定メニューの「かき氷」を終了する予定なのですが
・・・・この調子ならいつになることやら?
真夏のような9月21日の今日現在も
人気メニュー「いちごミルク」がかなりの出数です。

さてさて週末は、
わがヨットクラブ主催の「シアトルカップレース」を見学してきました。
いつもは運営艇であくせく海上行動なのですが
今年は陸上本部のあるクラブハウス2Fから
双眼鏡で静かに観戦です。

戦前の予想はわがJ24の師匠である森ドライブの「デッセ」と
旧サンタ(J/24)チーム中心の「アグネス」の一騎討ち。
初日3レースを終わって
アグネス1-1-2、デッセ2-2-1の予想どおりの1点差。
勝負は2日目ロングレースに持ち越されました。

明けて9月20日、
2艇の好勝負が期待されましたが
レース海面はタイムリミットの1時間30分前に無風となり
ノーレースとなってしまいました。
結果、優勝は前日の成績そのままで「アグネス」。
田中オーナー以下クルーのみなさま、おめでとうございます。

それにしても
2日目ロングコースで終始アグネスをリードしていたデッセには残念な結果となりました。
1時間30分を残し
フィニッシュまであと3マイルの地点でのノーレース。
全艇とまでは言いませんが、
一部の艇は短縮したフィニッシュラインを切れていたかもしれません。
ロングコースの運営は難しいものです。
本部船の「勇気ある判断」であったと察します。

今回の上位3艇のヘルムはもとJ/24セーラー。
昔戦った相手の勇姿をみるのはうれしいものです。

来年もこの2艇のハイレベルな勝負を期待します。 

 

本部船(ジュレーム)メンバー。今年も宮崎ハーバーマスター(右)がレース委員長でした。

西日本ミドルボート選手権を兼ねる本大会。上マークではなかなかの混戦です。(写真 小原)

 

京都大学戦(19日)のあと同志社大学アメリカンフットボール部後援会へ出席。監督、OB会長、父兄のみなさんと記念撮影

 

 

 

 

9月5日  100日ぶりのヨット活動復帰

 

アウトホールロープはテークルの加減で長さ調整が難しいのです。実際にメインセールをつけて出来上がりを確認しました。

 

先週末、
次の「日曜日の予定」に 
前向きな「ヨット活動」を組み込むことができました。

なんと100日ぶりです。

少しずつですが、
体は怪我の前の状態に戻りつつあるようです。
「健康であることの大切さ」を忘れないようにしたいものです。

さてさて今週末、
・・・「前向きな予定」と書きましたが
レースで早く走るための艇の整備に
朝からヨットハーバーに出向きました。
整備箇所は、
アウトホールロープの取り替えと
古くなって色褪せた「テンション表」の張り替え。

テンション表のほうは
自宅でプリントしたオリジナルの一覧表を
防水対策のパウチ加工して
そのまま貼付けただけ。

アウトホールロープのほうは
クーラーのきいたクラブルームにブームを持ち込み
ブーム内のテークルを分解し
予めスプライス加工したケブラーロープを取り付けました。

時間にして3時間あまりでしたが
やっぱり「前向きのヨット活動」は
楽しいですね。

11月のドクターストップ解禁まで
楽しいヨットライフを模索します。

 

わが艇オリジナルの「サイドステーテンション表」。ノースセールのガイドを基本に実戦で作り上げています。

 

9月4日から息子の慎太郎は学生生活最後の関西リーグ戦に突入しました。全7試合、できる限り応援に行くつもりです。

 

 

8月22日  ポイントレース

 

 

久しぶり参加のゆう子さん(左から3人目)は自転車と同じで一度覚えたものは忘れていなかったのです。(ムラタ談)

 

35℃を超える炎天下
わが須磨ヨットクラブのポイントレースが実施されました。
のんびりクルーズ派のホワイトセールクラスも同時開催され
暑さをものともしない元気な参加者は90名を超えました。

ドクターストップのかかった美白顔の私は
愛艇upwindチームの応援だけに
須磨まで出向いてきました。
桟橋からの応援見送りは寂しいものがあります。
なんとか次回には出場を果たしたいものです。

さてさて、
8月のレース結果ですが
2レーストータルで
レーサークラスは6位/11艇中
J/24クラス(スマキング)では2位、2位/6艇中
なんとか年間優勝に望みをつなぎました。

今月はメンバー不足のところ
往年の全日本メンバー「ゆう子さん」が前回に続き参加
鋭い動きを披露してくれました。

来月の須磨は「シアトルカップ」
わがチームはレース運営を担当します。

従いまして
(うまく行けばですが)私のレース登場は「10月」になりそうです。
・・・御期待(?)ください。

 

炎天下、なかなかエンジンが始動しない「メイテイ」チーム。われわれ以上ロートルチームで〜す。

 

 

JR須磨海浜公園駅の開業にともない、やっと北ゲート(赤色部)の工事が始まりました。
9月上旬に完成予定。6時から23時まで使用できます。駅まで近くなりますね。

 

 

 

 

8月15日  お盆休み

 

 

駐車場からKYCエントランスまで、松葉づえなしの2足歩行を試みましたが・・・疲れました。

  

先週の外来診察でなんとか体重の70%を左足にのせても良いことになりました。
折れた骨も順調に接合しているらしいです。
・・・・ゆっくり歩行なら「松葉づえ」なしでも構いませんよ。
なんて、
お医者さまのやさしい言葉に、
調子にのって歩き回ったのですが
やっぱり「痛いものは痛い!!」。
接合部に取り付けたスクリュー部に痛みが走ります。
従来の2足歩行までの道のりは長いようです。

さてさて、
(左足骨折で)セーリングの予定もない2日間のお盆休み
土曜日は家内の実家(京都)でごろごろ
日曜日は西宮沖で開催中の「JAPAN CUP」の様子を見てきました。

「JAPAN CUP」は国内では最高レベルの外洋帆走レース。
参加メンバーのなかには
私が今までセーリングを共にした仲間も多く
レースレザルト(成績)は興味深いものでした。
特に最終の2日間は強い南西風が吹き
実力どおりの結果がでたように思われます。

今回が「JAPAN CUP」最後の挑戦となる「のふーぞ」
高畑オーナー、森ヘルムス以下気合いを入れて挑みましたが
いまいち結果は奮いませんでした。

「のふーぞ」高畑オーナーは私の以前の会社の大先輩
そして森ヘルムスと中村タクティシャンは私のJ/24の師匠
外人プロセーラーを助っ人にする強豪艇とはちがい
アマチュアセーラーとしてまとまっているバランスのよいチームと期待したのですが
ハイレベルの艇軍に埋もれてしまいました。

・・・・「レザルトは見るなよ!」(タクティシャン中村、レース後談)
の言葉に象徴されるように、
今年もJAPAN CUPは高水準だったようです。

それにしても「のふーぞ」
・・・・一矢報いて欲しかったですね。
お疲れさまでした。

 

KYCの桟橋は一列がJAPAN CUP専用に整えられていました。

 

昼食はKYC2F「ユーカリ」で。但馬牛のカレーライスと海鮮あげそば

  

 

 

 

 

7月26日 ハーフモデル

 

荒削りのチーク板にのったJ/24ハーフモデル。内山造船製

 

7月最後の日曜日。

私の所属するヨットクラブでは
小型ディンギーを使ったヨット教室の開催や 
大型クルーザーを使った招待クルーズなどが催され
真夏の海を楽しむ多く人達でにぎわいました。

おとなりの関西ヨットクラブでも
8月開催のジャパンカップの前哨戦としてクラブレースが開催され
復活の「スレッド」、遠征組の「カラス」など
15艇を超す強豪勢の参加がありました。

テレビニュースでは
スイスの「氷河特急」が脱線転覆
多くの日本人富裕旅行客が犠牲となったと報じられました。
(運行再開後も日本人観光客でいっぱいであることも驚きですが)

不景気、不景気と叫ばれる昨今の日本ですが
ほんとに景気が悪いんでしょうかねぇ?
いわば、平和な不景気・・・不景気の質が昔と違うように思います。

さてさて
あいかわらず2足歩行のできない私は
大にぎわいの海にも行けず
ピーカンの日曜日も
家でおとなしくしていました。(私にとっては珍しいことなのです。)

先日、内山造船さんに注文しておいた
「J/24ハーフモデル」(上写真)が5つ届きました。
同じ艇種で1年を通じて競う「スマキング」の
優勝楯に使うものなのですが
1個ずつの注文ではなく5年分まとめて注文していたものが届いたのです。

前回も5つ制作し
3年が経過(3つ消費)しているのと
ミッドウインター優勝のシエスタに1つ使ったので残りが1つ。
制作に時間がかかる(内山談)と聞いていたので
早めに注文をいれておいたものが1年はやく届いてしまいました。

ハーフモデルコレクションは壁掛け装飾を好む西洋の船乗りのホビー。
(フルモデルは壁の飾りに向いていないのです。)
私もこのJ/24モデル以外に5つほど持っていますが
集めると楽しいものです。

今回の内山モデルは
バックのチーク材が少しワイルドになったニューバージョン。
これにマリンデザイナー小原氏の優勝プレートが付きます. 

2010年から「カウベル」チームが参戦し
6艇の熾烈な戦いになった「スマキング」

年末には誰の手に渡るのでしょうか?
・・・・今年後半の戦いが「みもの」です。

 

 

わが家の玄関ホール(ホールと呼ぶほどかっこええもんではありませんが)に飾ったハーフモデル。

 

 

7月16日  7週間ぶりの更新です。しばらくJ/24にはのれないからだなのです。</FONT>

 

     左はポッキリ折れた左足のレントゲン写真です。左臑腓骨骨幹部の骨折です。  右は手術直後の写真

 

この前「店主のOFF」を更新したのが5月24日。

その翌朝、
いつものトレーニングを終え金星台の坂(雨で濡れていた)を小走りでおりる途中に転倒
起き上がろうにも左足がぶらりとなって立てない(ふんばれない)ことに気付きました。
道行く人に助けを求め救急車を呼んでもらいました。
運ばれた神戸日赤病院でレントゲン撮影の結果、
左足首の少し上の(2本)骨折が判明。
その日の夕方
太い骨にチタン棒(直径9mm長さ315mm)、
細い骨にワイヤーを挿入する接合手術。
その後2週間の入院を経て自宅生活
退屈なお尻歩きのひきこもりをいまだ続けています。

骨がくっつきはじめるまでに6週間
完治まで3ヶ月・・・という主治医の見立ては(残念ながら)当たっていまして
7週目となった今日
やっと自分の体重の30%の負荷を左足にかけれるようになりました。
あと1ヶ月は松葉づえがたよりで
仕事もヨットもできない悲しい状態が続きます。

まさに「不幸は一瞬にやってくる」です。
1年の1/4がどこかに飛んでしまいました。

・・・・というわけで、
いつも楽しい話題を提供する「店主のOFF」なのですが、
久しぶりの更新は悲しい話題となってしまいました。

そうそう、
私の骨折と同時に息子の就職が決まりました。
超氷河期と呼ばれる今年の就職戦線でしたが
父親の私としましては
・・・・「骨のおりがい」がありましたねぇ。

 

 

5月16日 神戸まつりヨットレース

 

修正順位で3位。表彰状とカップと副賞のへリーハンセンのカッパをゲットしました。

 

「神戸まつりヨットレース」のような
大型のレース艇に混じってスタートする時のポジショニングのセオリーは
スタート後のフレッシュウインドを受け続ける場所をさがすこと
・・・・と、ヨットレースの戦術教科書には書かれています。

つまり、大型艇をやり過ごして
遅れ気味のスタートでフレッシュウインドを掴みなさい
という意味なのです。

実は、
毎年このパターン(遅れ気味スタート)をわが艇は実践しているのですが
最初に出遅れた分を最後まで挽回できず
良い結果が得られないという
失敗をくり返しています。

ということで、
今回はこの作戦を採用せず
「果敢なスタート」に挑戦しました。
ポートタックのスピンスタート、強いつれ潮、
リミットマーク側一点有利の状況下
スターボードタックの大型艇の前をすり抜け
みごと下1スタートを成功させました。
スピン展開も早くスタートダッシュも完璧でした。

その後のレース展開は
微風のフリーレグ(スピンラン)が長く
24ftの小型艇には不利な状況でしたが
X-37「イーグル」、Farr31IMS「エアーサプライ」に続き3位という修正成績をおさめることが出来ました。

優勝は逃しましたが
なんといっても
思惑どおりのスタートが切れたこと
そして同型艇(J/24が7艇出場)のなかで1位をとれたこと
・・・・うれしいですねぇ。

 

フィニッシュ後の記念撮影。はるか後方に後続艇群が見れます。いい景色です。はいっ。

 

 

5月9日 KYCへ 

 

2レースとも最下位でしたが、明るく須磨へ帰ります。回航中の男談議が楽しいのです。

 

今週末は、
久しぶりの西宮遠征。

この1ヶ月、入念に整備を行ない
準備万端、気合い充分で挑みましたが
2レースとも「けべ」という
不甲斐無い結果で帰ってきました。

・・・言い訳はしませんが
敗因はしっかりわかっているつもりです。
今週はあまり落ち込まないよう
仕事に頑張りたいと思いま〜す。

それにしても、
僚艇「コウベMD」の速いこと。
今シーズン、オールトップで快走を続けています。

次に海上で会った時には
ぜひとも「秘策」を聞き出したいと思ってます。
ウッズさん!!よろしくねぇ〜。

 

 

5月2日 タイトリーチでのスピンダウン 

 

練習が終わり疲労困ぱいのメンバー(撮影 アネロン洋子)

 

 

日頃の行いが良いのか
私にとっては、
5月2日はただ一日だけのGWのお休みでしたが
絶好のセーリングを満喫することが出来ました。

朝9時に集合。
早々にドッグアウト。
須磨沖の適当な浮標を上下マーク(約0.5マイル)に設定し
午前中に10本。
昼食後、
午後3時までに8本のマーク練習を行ないました。
当初はマークラウンディングの基本動作を
ポジションを入れ替えながらくり返す練習でしたが
終盤は、
タイトリーチの状況下での
スピンダウンの動作確認を重点に
反復練習をくり返しました。
風速がそこそこ(5m/s~7m/s)で
強い潮流の影響もあったので
スピンダウンコールのぎりぎりのタイミングと
バウマンの力量の見極めに
課題が残りました。

こんなに濃密に練習したのはひさしぶりでしたが
とにかく沖へ出て
メンバーとセーリングを始めると
次々と新しい発見や取り組むべき課題が出てくるセーリング競技、
・・・・奥深いですね。

 

 

4月25日  ウインチ分解と「中山岩太」写真展

 

ジェームス小林の持つ新兵器スプレーはこてこての古いグリスを瞬時に洗い流してくれます。ホームセンターで格安で売ってます。

 

今週末は絶好のセーリング日和。
ですが、・・・・先週からの予定どおり、
ボートのメンテナンスを実施しました。

気になる整備箇所は3つ。
ブーム内の古くなったアウトホールテークルの交換、
エンジンブラケットの付け替え、
そして1年半御無沙汰のウインチ分解掃除。

午前中にブームとブラケットをやっつけ
午後から難解なウインチ分解に取り組みました。
わが艇のウインチはバリアント製の年代物で
最後のくみたてが(中年のかたい頭では)
「ちょっくらめんどう」なのです。

なんとか3時には整備を終え
じめっとした艇内もすっかり乾かして
この日の予定は完了しました。
これで来週から始まる
ハードなレーススケジュールに対応できそうです。

 

高校時代「写真部」所属の私は「中山岩太」に負けないよう夫婦のポートレートを撮りました。(・・・???)

 

予定より早く整備が終わったので
帰宅後、家内と兵庫県立美術館へ。
戦前の日本を代表する写真家「中山岩太」展を観てきました。
「中山岩太」は神戸大丸でスタジオを開設していたこともあって
戦前の神戸元町の写真も多くあり
興味深く鑑賞することが出来ました。

写真展の副題が
「レトロ・モダン 神戸・・・私は美しいものが好きだ。」

・・・私も同感です。

 

 

4月18日 須磨ヨットクラブポイントレース

 

いつもの4人でレース参戦。細かいトラブル続発。秋の全日本にむけて問題点をクリアしていきます。

 

わがチームは
久しぶりの開催となった
「須磨ヨットクラブポイントレース」に
参加してきました。

少し暖かくなったこともあり
クルージング艇が楽しく参加できる
「ホワイトセールクラス」も同時に開催されましたので
にぎやかなクラブイベントになりました。

参加艇数は19艇、
参加人数も87名と、
低迷が続く最近にしては活況で、
アフターパーティーも盛り上がりました。

さてさて
レースの方ですが
レース中、風向が大きく南から西へシフトし(60°以上)
軽風のシフトの加減についていけず
11艇中6位と奮いませんでした。
優勝は「イマジン」(DUFOR34)、
普段は軽風を苦手とするのですが
岡田オーナーのもと気合いでしぶとく走りきり
修正1位となりました。
おめでとうございます。

 

僚艇「ハングオーバー」はサンディエゴ帰りの「高原氏」が復帰。全日本参加のための準備が始っています。

 

レース終了後、
西風が強くなり
ハングオーバーと簡単なレース形式の練習を2本。
スピードとクルーワークの確認して
帰港しました。

来月からは毎週日曜はセーリングの予定。
秋の全日本まで
セーリングの密度がだんだん濃くなってきます。

 

 

4月4日 練習  

 

 

軽風下のスピンランです。(写真提供 小原)

 

テレビ取材中ですが、ヘルムスとトリマーは真剣モードです。ゲストのアネロン洋子はお気軽モードです。

 

暖かくなりましたねぇ。
いよいよ本格的な2010年のマリンシーズン到来です。

今年からわがチームは毎月第一日曜日は「海上練習日」。
11月の全日本選手権までに
いろいろな課題を楽しく克服したいと考えています。

さてさて4月の第一日曜日。
練習のため「まじめな5人」のメンバーが集まりましたが
ヨットクラブからの要請で
急遽、テレビ番組の撮影会となってしまいました。

わが艇を含むクルーザー4艇とディンギー4艇が沖に出て
帆走シーンの取材でした。
・・あいにく風が弱く
グッドセーリングシーンの放映はあまり期待できそうにはありません。
私としましてはせっかくの貴重な練習日がつぶれて残念でしたが
どうせこんな風なら充分な練習にもならなかった
・・・・ということにしておきます。

気になる放映ですが
4月30日(金)19時54分〜20時。
朝日放送(6ch)です。
短い時間なのでお見逃しなく!!

番組名:ココイロ
URL:http://asahi.co.jp/kokoiro/

 

いつもの練習相手「cross」。取材後半はカメラクルーが「cross」に乗り込んで密着取材です。

 

夕方には新しいJ/24カウベルが入港しました。旧シエスタ・・グッドボートです。

 

 

 

3月7日  春ですね。

 

ホールスパーのスピンポール(手前)、艇内では長過ぎて全景はお見せできません。プロペラカバーはノース社セールバッグで作成

 

お昼に重厚なイタリアンを堪能したあと 
いつもの須磨ヨットハーバーへ。
3月末までの保管契約の更新です。
本来なら
今週末は今年初練習を予定していましたが
参加人数が足りず
前日にキャンセルとなりました。

シーズンイン直前で
わが艇も新たな「秘密兵器??」を2つ揃えました。
ひとつは、
「ホールスパー社製カーボンポール」。
従来のカーボンポールよりさらに硬い(曲がりの少ない)ものです。
もうひとつは、
「船外機プロペラ布カバー」。
プロペラの保護とレース中にキャビンへ落としたハリヤード類に絡まない予防袋です。
アネロン洋子が銀婚式を記念して(?)作成してくれたものです。
どちらもレースに勝つための重要なツール。

 

デッキ上に載せて、海上を西宮から運んできたマスト(赤旗Bがついている)。これからチューニングです。

 

わが艇以外にも、
お隣のハングオーバーは
西宮からスパークラフト製マストを調達
強風域の走りが脅威です。

 

 

「1回塗って、1日乾かしてから軽くペーパーがけ、そしてまた塗る。」を12回繰り替えしたところです。

  

そしてクルージング艇「ViVi」
カッターリグの帆走性能を向上させるバウスプリット。
無垢のチークの表面仕上げ塗装に余念がありません。
ハーバーまで徒歩5分という地の利を生かし
前川オーナーは毎日シッケンスの塗料の1度塗りを続けています。
(12回目を終わったところで撮影しています。)

オフシーズンのメンテナンスもいよいよ大詰め

・・・春が近いですね。

 

 

2月21日  スマキング表彰式 

 

 

チームで結果を残すことはさらなるモチベーションアップにつながります。KR&ACにて、全員で優勝楯を受賞。(撮影、小原)

 

私の所属するヨットクラブでは
同一艇種(J/24クラス)が一年間をかけて速さを競う
「スマキング」というシリーズレースがあります。
まぁ、いわば仲間うちの船遊び・・・といったところですが
2009年はなんと、わがupwindチームが優勝しました。

優勝チームには
毎年、記念のJ/24ハーフモデルが授与されます。
この優勝盾、
J/24ハーフモデルを装飾したチーク板に
優勝艇のクルー全員の名前が刻印された真鍮プレートも付き
なかなかのしろものなのです。
あまりの出来のよさに「金を払ってでも欲しい!」というオーナーもいますが
シリーズレースを1年間戦って
優勝した結果、正規にゲットすることが
格別の喜びにつながります。

今週末
わがチームは2007年の優勝に続き
2つ目のハーフモデルをゲットしました。

これからも精進して、
さらなるハーフモデルコレクションを目指しま〜す。 

 

 神戸の春を彩る南京町春節祭。WINDWARD店内でも採青(ツァイテン・獅子の祝儀とり)が行なわれ、わが家は春を祝いました。

 

 

 

2月7日   J/24須磨ミッドウインター選手権 

 

レース終了後のワンショット。初日とは反対に2日目は穏やかな須磨の海です。

 

今週末の土日の2日間は
真冬のヨットレースを楽しんで来ました。

外来艇5艇を含む計9艇のJ/24が須磨に集まり、
「J/24class 須磨ミッドウインター選手権2010」が開催されました。

今回のレース、私は事務局を担当しましたので
自艇の勝負のことより「イベントの成功」にやきもきで
ずいぶんチームメンバーには迷惑をかけてしまったように思っています。
・・・お許し下さい。

さてさて、
レース内容ですが、
6日の土曜日は30kntを超す強風で
第1レース序盤で中止。
7日の日曜日は一転して軽風域のレースとなり
午前中の1レースのみの成立となってしまいました。

優勝は和歌山の「シエスタコスモス」(宮川ヘルムス・・・昨年全日本チャンピオン!)
準優勝も和歌山の「シエスタローザ」(坂本ヘルムス)
わがupwindは4位と健闘しました。
私自信の戦前の予想が(というか目標が)4位でしたので
・・・・めでたく目標達成できた!ということにしておきます。

今回のイベント、
ヨットクラブやハーバーのみなさまの大きな協力を得ることができ
私としては(悪天候でたった1レースのみの成立でしたが)大成功だったと思っています。
特にウエルカムパーティーでのシエスタ坂本スピーチ(?)は
今年の関西勢のレベルアップという面では大いに役立ちました。
坂本スピーチを引き出した司会の池田氏に感謝です。

「真冬のヨットレース」・・・ちょっと寒いイベントですが、
みんなの賛同をえることができれば
「来年以降も開催したい!」と今は考えています。
ひとりで出来るイベントではないので
多くのみなさんの意見を聞いてみようと思います。

話はかわりますが
今回西宮からレース参加のクラリスですが
「ミスターJ24」こと中野氏の艇改造は
24ftのレース艇とは思えないクルージング仕様になっています。(・・今回のレース、なんと彼は艇内泊です)。
(暖房器具、TV、DVD、陸電設備、電圧変換器、充電器などがクラスルール内で艇内完備)

・・・・・・・・・「一見の価値あり」です。

 

1日目の帰港後、シエスタのデッキレイアウトを見学中です。

 

全日本選手権優勝候補のコスモスとローザ。微妙にレイアウトが違います。

 

 

 

 

1月17日  まずまずの滑り出し 

 

レース終了直後に撮影。逆光ですが、きらきらした海面が美しかったのです。

 

今週末、今年初めてのセーリングを楽しみました。
私の所属クラブの2010年月例レースが始ったわけですが、
時間と体が許す限り、
頑張って今年も海に出ようと思います。

さてさて、
1月度のポイントレース。
南よりの軽風でスタートしました。
箏曲「春の海」を想像する穏やかな大阪湾でしたが
第2レースは白波が出るほど海峡からの西風が強くなり
4人での戦いは後半、重量不足に泣きました。

結果は1位-4位で総合2位(スマキングは1位-1位)。
レギュラーバウマンを欠いたわりには
・・・まずまずの滑り出しということにしておきましょう。

4人という少人数(普段は5人)になると私のポジション(ミドル)は大忙しとなります。
少し吹き上がった第2レースは
下マーク回航後にスピンシートをボトムに巻き込んだり
スピンの破損のため2上までに大急ぎでチェンジしたり
イレギュラーな出来事が多く発生し
ますます大忙しだったのです。

こういった・・他艇だけではなく過酷な自然も相手をする場合
(それがヨットレースの醍醐味なのですが)
ミスを犯すと取りかえしがつかない状況に陥ります。
クルーが一丸となって迅速に対処しなければなりません。

そんな時間と緊張感をチーム全員で共有できるヨット競技
・・・・私はすばらしいスポーツだと思うのです。

53才になりますが
なかなか、足を洗えませんねぇ。