当然ですが、ネタバレです。
ストーリー44の噂について検証考察などhome

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陽見(ひるみ)市。
多摩川沿いのどこにでもありそうなこの街は、都会のベッドタウンとして人工が急増し、開発を余儀なくされていた。そして開発と建築の結果、陽見の地に昔から存在していた「闇」はすっかり消え、今度は人間同士お互いの関わり合いがない乾いた都会へと化していく。
そんな日々の生活に忙しい人々の心の隙間に入りこむように、生まれては消えて行く「噂」―――。
陽見台中学に通うナオ、サンゴ、クルミの3人は、近頃クラスで囁かれている人面ガラスの噂に興味をもち、「鳥塚」を探べることになった。ある者は自ら焼却炉へ飛びこみ、ある者は飛び降り自殺をしたという。また水泳部のOBは自宅の風呂で溺死したらしい。人面ガラスを見たものは、そうして100日後に呪われて死ぬのだという。この噂は果たして本当なのか?
その夜、学校裏の森にある鳥塚で不気味な羽音に振り返ったナオは、ついに人面ガラスと対面する。少女の顔をもつそのカラスは、ナオに「あと100日で誰か死ぬ」と言い残した。呪いが本当だとしたら、あと100日で3人のうちに誰かが死ぬかもしれない。ナオは人面ガラスは実在したと主張するが、現実主義のサンゴが笑ってそれを否定する。
このことを機会にして、3人はナオの飼い犬メロスの散歩がてら、街のミステリースポットを探索することになる。
そして数多くの噂を解明するうちに、やがて3人は陽見を守る古い神々の存在を知る。その1体はあの人面烏だった。なぜ、人々の守り手が祟りを起すのか?そもそも呪いは本当なのか?
「100日後に誰かが死ぬ。」
その本当の意味は…?
真実はいったいどこにあるのか?

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