休止・運休中の路線


(注)
・旅客営業線のうち、休止中または、自然災害や工事により概ね1年以上運休中(見通しを含む)の路線を掲載
・これらの区間は乗車対象である「旅客キロ」から除外している(うち
赤字の3区間71.0kmは鉄道での復活は困難とみられる)
・運休期間の起算日は災害等の発生日(例えば、災害発生が午後で、午前中は通常運転していた日も含む)
・戸籍上は旅客営業線扱いでも、もともと旅客列車が走っていない区間は掲載せず
・『鉄道要覧』不掲載で、現在も長期休止中扱いの可能性がある山梨電気鉄道については、全線長期未開業/休止中の鉄軌道を参照

事業者名 種別 線名 対象区間 営業キロ 休止期間 動向
北海道旅客鉄道 1種 根室本 東鹿越〜新得 41.5 2016/08/31〜 JR北海道は2016/11/18、「当社単独では維持することが困難な線区」として左記区間を含む10線13区間を発表、道や沿線自治体と協議
東日本旅客鉄道 1種 只見 只見〜会津川口 27.6 2011/07/30〜 JR東日本と福島県は2017/06/19、復旧工事の費用分担や復旧後は上下分離方式で運行することなどを盛り込んだ基本合意と覚書を締結。22年度中に運転再開の見通し
東京都 1種
(懸垂)
上野懸垂 上野動物園東園〜上野動物園西園 0.3 2019/11/01〜 国内唯一の特殊構造のため、新車製造には3年程度を要する等の事情から、東京都交通局は「今後の車両更新またはそれに替わる方策については、都民等のご意見を伺いながら、検討していきます」としている
南海電気鉄道 1種 高師浜 羽衣〜高師浜 1.5 2021/05/22〜 高架化工事のため約3年間休止
九州旅客鉄道  1種 日田彦山 添田〜夜明 29.2 2017/07/05〜 JR九州と福岡県、大分県などが設けた「日田彦山線復旧会議」で、同社は鉄道での復旧には自治体の財政負担が不可欠と主張。沿線自治体は鉄道での復旧を断念し、BRT(バス高速輸送システム)転換を容認
肥薩 八代〜吉松 86.8 2020/07/04〜 令和2年7月豪雨により、被害甚大で運休
南阿蘇鉄道 1種 高森 立野〜中松 10.5 2016/04/14〜 国土交通省は2017/04/16、復旧調査報告書を公表し、「当該鉄道路線を将来にわたり復興後の南阿蘇地域の地方創生等に資するものとする必要がある」「長期的なビジョンを持って、復旧の在り方を検討することが重要」と指摘。これを受け、上下分離方式を導入し、23年夏ごろに運転再開の見通し
くま川鉄道 1種 湯前 人吉温泉〜肥後西村 5.8 2020/07/04〜 令和2年7月豪雨により、被害甚大で運休
合計 203.2    

(備考)このほか、アルピコ交通上高地線(松本〜渚1.1km)は2021/08/14から運休中(豪雨により橋梁被災)だが、22/06ごろに再開見通しで運休期間が1年に満たないため、上表には掲載せず。

 (2022年01月02日最終更新)


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