2009年(1〜12月)の変遷

月日 摘要 事業者名 種別 線名 区間 営業キロ
増減
旅客キロ
増減
 02/14 (開業) 土佐電気鉄道 軌道 駅前 (旧)高知駅前〜(新)高知駅前 +0.0 +0.0 高知駅前停留場を約30m北側に移設。高知橋〜高知駅前の距離は280→305mに延びたが、営業キロ(0.3km)は変更なし(『日本の路面電車ハンドブック2006年版/11年版』に拠る)。03/11から2線の全面使用開始
03/20 名称変更 阪神電気鉄道 1種 阪神
なんば
尼崎〜西九条 -- -- 新線開業に伴い線名改称(西大阪→阪神なんば)し、統一
開業 2種 西九条〜大阪難波 +3.8 +3.8
西大阪高速鉄道 3種 (+3.8) (+3.8)
名称変更 近畿日本鉄道 1種 大阪 大阪上本町〜伊勢中川 -- -- 阪神との相互直通運転開始を機に起終点駅改称(上本町→大阪上本町、近鉄難波→大阪難波)
難波 大阪上本町〜大阪難波 -- --
 改キロ 南大阪  大阪阿部野橋〜河堀口 △0.1 △0.1 ターミナルビル建て替えに先立つコンコース整備の一環として、西改札口を橿原神宮前方に移設するとともにホームを約28m延伸したことに伴い改キロ(1.1km→1.0km)
休止 阪急電鉄 2種 神戸高速 新開地〜西代 -- (△2.9) 1998/02/15から担当列車の運転は取りやめており、実態に合わせた形(1998年の変遷を参照)。この時点で旅客キロからは削減済みのため、今回新たなキロ減は生じない
03/31 廃止  西日本旅客鉄道 1種 関西本 八尾〜杉本町 △11.3 -- 通称は阪和貨物線。日本貨物鉄道が2003/04/01貨2種事業を廃止以降は列車の運転はなく、JR西日本も2004/07に使用を停止していた
 04/01 廃止 小坂製錬 1種   小坂  大館〜小坂 △22.3 -- 貨物線。2008/04/01から休止中。地元には観光鉄道としての活用を模索する動きもあり
 譲渡  京都高速鉄道 3種 東西 御陵〜三条京阪 (△3.3) (△3.3) 国の公営地下鉄の経営支援策の適用を受けるため京都市(交通局)直営に移行。京都高速鉄道は解散した。なお、旧・京都高速区間の営業キロは、御陵〜三条京阪両駅間の営業キロ(3.4km)と異なることに注意
 譲受・
変更
京都市 2種 △3.3 △3.3
1種 +3.3 +3.3
廃止  若桜鉄道  1種 若桜  郡家〜若桜 △19.2 △19.2 改正地域公共交通活性化法に基づく鉄道事業再構築事業による「公有民営」の上下分離としては第1号。沿線自治体が第3種事業者として鉄道施設を無償貸与し、経営改善を図る
開業 2種 +19.2 +19.2
八頭町 3種 郡家〜若桜町若桜線接続点 (+16.5) (+16.5)
若桜町  八頭町若桜線接続点〜若桜 (+2.7) (+2.7)
名称変更  くま川鉄道  1種 湯前 人吉温泉〜湯前 -- -- 起点駅改称(人吉→人吉温泉)。接続するJR九州は変更なし
04/26 開業 平成筑豊鉄道 2種 門司港
レトロ観光
九州鉄道記念館〜関門海峡めかり +2.1 +2.1 起点駅はJR九州・門司港駅に隣接。線名愛称「やまぎんレトロライン」とともに、ネーミングライツ売却で決まった。北九州市が、JR貨物の廃止区間(門司港〜外浜0.9km、廃止は08/09/05付)を買い取るとともに、旧・田野浦公共臨港鉄道(外浜駅の側線扱い)の一部を整備し、普通鉄道として全国初の「特定目的鉄道事業」として許可を取得。運行日は3〜11月の土・休日や春・夏休みを中心とした年間約130日(鉄道事業法Q&A内の「Q1−4特定目的鉄道事業者とは」「Q5−2無許可の鉄道はあるか」も参照のこと)
北九州市 3種 (+2.1) (+2.1)
 06/01 名称変更 水間鉄道  1種 水間 貝塚〜水間観音 -- -- 終点駅改称(水間→水間観音)
07/18 再開  岡本製作所  1種
(鋼索)
別府
ラクテンチ
ケーブル
雲泉寺〜乙原 -- +0.3 営業譲渡が不調に終わったため、自社による営業継続を決定
09/16 吸収分割 相鉄準備会社 -- -- -- -- -- 吸収分割した相鉄準備会社が新・相模鉄道に社名変更のうえ、鉄道事業を承継。相模鉄道→相模鉄道+(吸収分割)相鉄準備会社→(商号変更)相鉄ホールディングス+(商号変更)相模鉄道
名称変更 相模鉄道
 10/08 運休 東海旅客鉄道 1種 名松 家城〜伊勢奥津 -- △17.7 台風18号で当初は名松線全線が運休。松坂〜家城は10/15に運転再開したが、被害の大きい残る区間はバス代行を続行。JR東海は10/29、バスに切り替えた上で「現行の運賃等の考え方は維持していく」ことを地元に提案した(鉄道営業を維持した上でバスに切り替えた、かつての国鉄士幌線・糠平〜十勝三股と同様のイメージか?)
 11/01 廃止 北陸鉄道 1種 石川 鶴来〜加賀一の宮 △2.1 △2.1
12/01 休止 西武鉄道 1種 安比奈 南大塚〜安比奈 (△3.2) -- 貨物線。列車は長らく運行されておらず、事実上の「廃線」として各種メディアに取り上げられることも多い
12/23 開業 富山地方鉄道 軌道
運送
富山都心 丸の内〜西町(交差点) +0.9 -- 地域公共交通活性化法に基づく軌道運送高度化事業の第1号で、鉄道事業と同様の上下分離が認められた。富山地鉄の既設の軌道線と直通し、左回りの一方通行で環状運転。終点は西町停留場より0.1km北の分岐点でホームがない(同社サイトの距離表では「西町交」と表記)ため、次の中町(西町北)(13/05/17新設)まで停車しない。12/23は富山駅前→丸の内→大手モール(降車のみ)、グランドプラザ前(乗車のみ)→荒町→富山駅前の2区間の無料電車のみが運行され、大手モール〜グランドプラザ前0.3kmは乗車できなかった。一般列車の運行は12/24からのため、当サイトで乗車対象とする旅客キロの発生は同日からとした  
富山市 軌道
整備
(+0.9) --
12/24 通常運行
開始
 富山地方鉄道 軌道
運送
 富山都心  丸の内〜西町(交差点) --  +0.9 
富山市 軌道
整備
--  (+0.9) 
合計  △29.0 △12.8

(2015年08月14日最終更新)

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