唐松岳(2696m)〜五龍岳(2814m)
・・・1日目・・・
長野県・富山県

2009/8/15 晴れのち曇り 【歩行時間 5時間5分】 MAP
八方駅【アルペンライン】八方池山荘(145分)唐松岳頂上山荘(25分・唐松岳往復)頂上山荘(135分)五竜山荘
GPSデータ/9.9km/累積標高+1791m -438m (総距離 19.6km/総累積標高+2427 -1913m)
【行程】
1日目 八方池山荘〜八方尾根〜唐松岳頂上山荘〜唐松岳〜五竜山荘(テント泊)
2日目 五竜山荘〜五龍岳〜五竜山荘〜遠見尾根〜アルプス平
今年こそ登ると決めていた五龍岳。
14日の昼前に自宅を出発し、名神高速と中央道はお盆で渋滞しそうなので舞鶴道と北陸道を走行して白馬へ行き、車中泊した。

八方アルペンライン

白馬三山を望む
15日早朝、ほぼ1番の八方アルペンラインで八方池山荘までラクに上げてもらい歩き始める。白馬三山、鹿島槍、五龍岳がくっきりと見えていて気分は爽快。八方池までは遊歩道感覚で観光客も多い。

鹿島槍ヶ岳と五龍岳を望む

八方尾根

八方池と白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華山

雨飾山、火打山、妙高山、高妻山、戸隠山と八方池
八方池からの白馬三山もくっきりだ。今日は五竜山荘まで行くので八方池まで下りずにそのまま登っていく。観光客は減ったが登山者はかなり多かった。

ダケカンバ

チングルマ
高山植物もまだたくさん咲いている。
ダケカンバの間、ニッコウキスゲの小さなお花畑、扇の雪渓、を過ぎてチングルマのお花畑を見ながら登っていった。

丸山ケルン 奥は火打山、妙高山など

左は五龍岳 右は唐松岳
丸山ケルンに着いた。
鹿島槍、五龍岳、白馬岳などを眺めながら、小腹を満たし30分足らず休憩。
体調は良く、食べ物飲み物の喉越しが良い。

巻き道

唐松岳と右は頂上山荘
丸山ケルンから歩き始めると唐松岳や不帰ノ嶮などが近くに見えてきて、巻道の橋を渡っていくとすぐに唐松岳頂上山荘に着いた。

唐松岳にて立山剱を背に

白馬岳方面
前方には立山と剱岳が絶景だ。
天気が良いので、山荘にザックをデポして唐松岳をピストンすることにした。
頂上までは短時間で、途中には終盤を迎えたコマクサが咲いていた。

唐松岳から望む五龍岳(左)と立山剱岳

コマクサ

牛首 前方は五龍岳
唐松岳で10分ほど展望を楽しんで山荘へ戻る。
ここでカップ麺等で休憩する予定だったが、水が500mlで300円だったので止めて持参したおにぎりで休憩する。初めて登った時に飲料水が高くて驚いたが、その事をすっかり忘れていた。
トイレは山荘の中にあり1回200円。ペーパーは余裕にあり、洋式水洗でとても綺麗だった。手洗場には消毒液まで置いてあった。
休憩後は五竜山荘へ向かう。

牛首

牛首
稜線を歩き始めるとすぐに牛首という岩場になる。ストックは収納して鎖のある岩場を巻いたり下ったりする。この間スリルがあって疲れを忘れていた。
1時間足らずで危険箇所を過ぎたので一旦休憩。前方の五龍岳にはガスが掛かり始めた。稜線ではトウヤクリンドウなど高山植物が見られる。

クモマスミレ

トウヤクリンドウ

ウサギギク

稜線

振り返ると唐松岳

眼下に五竜山荘

五竜山荘 後方は白岳と唐松岳(左後)
遠見尾根分岐に着くと眼下に赤い屋根の五竜山荘が見え、少し下ると五竜山荘に到着した。唐松山荘で生ビールを辛抱したのですぐに缶ビールを購入、持参したおつまみで至福の一時。その後はテント設営。既にテン場はいっぱいなのか小屋近くの稜線に張らせてもらえた。山荘泊は1畳に2名だったとか。
夕方、まずまずの夕陽を見てから19時頃就寝。それほど寒くはなかった。

五竜山荘
幕営料一人人500円
水道あり(1リットル100円) トイレは外でペーパー無し


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