烏帽子岳(2628m)〜野口五郎岳(2924m)
・・・2日目・・・
長野県・富山県

2009/9/21 晴れ 【歩行時間 8時間10分】 MAP
烏帽子小屋(155分)野口五郎岳(90分)東沢乗越手前(105分)野口五郎小屋(140分)烏帽子小屋
【行程】
1日目 高瀬ダム〜烏帽子小屋〜烏帽子岳〜烏帽子小屋(テント泊)
2日目 烏帽子小屋〜野口五郎岳〜東沢乗越手前〜烏帽子小屋(テント泊)
3日目 烏帽子小屋〜高瀬ダム
今日はテント内に不要な荷物を置き水晶岳までピストンできればと考えているが、状況次第で引き返すか小屋泊りとなる。
早出の予定が寝過ごしてしまい4:20目覚める。
4:30には出発予定だったが1時間遅れで出発することとなった。

御来光

中央左に立山、その前は烏帽子岳、右に針ノ木岳

朝陽を浴びる 左は槍ヶ岳

槍ヶ岳と野口五郎岳を背に
野口五郎岳方面へ歩き始めて間もなく御来光を見て、朝焼けの縦走路を歩いていく。気持ちは急ぐが綺麗な景色なのでついつい立ち止まってしまう。
登山道にはウラシマツツジの紅葉の絨毯、振り返れば立山、遠くに白馬岳や鹿島槍を望むことができた。

三ツ岳より水晶岳を望む

三ツ岳

左に槍ヶ岳、中央に野口五郎岳、右に水晶岳
赤牛岳や薬師岳を大きく眺めながら、お花畑コースと展望コースの分岐で展望コースへ進む。三ツ岳頂上では360度の景色が展望できた。

野口五郎岳へ

野口五郎小屋
野口五郎小屋が見えないと思っていると、縦走路を少し下ったところに建っていた。ここでトイレを借りて水を購入(1リットル200円)し、野口五郎岳へ向かう。
小屋の人は優しくて良い印象だった。

野口五郎岳にて

真砂岳方面へ
小屋から15分ほどで野口五郎岳に到着。
山頂は広くて縦走路の途中にある感じだが、360度の景色で素晴らしい眺望だ。北アルプスの名山がぐるりと見えていた。
水晶岳がとても近くに見えたので、行けそうな気分になってくる。

裏銀座縦走路 笠ヶ岳、鷲羽岳、ワリモ岳、そして水晶岳

裏銀座縦走路 槍ヶ岳、乗鞍岳、笠ヶ岳、鷲羽岳

水晶岳が綺麗!
展望の良い砂の縦走路から岩がゴロゴロした縦走路になる。
全体の紅葉には少し早いが、鮮やかな色も見られるのでとても綺麗だった。

前方は鷲羽岳

岩の道

大天井岳、常念岳、槍ヶ岳などを望む

東沢乗越手前にて槍ヶ岳を展望

東沢乗越手前にて立山を展望
出発が遅かったせいもあり、水晶岳まで歩くとおそらく小屋泊。今までのんびり座って景色も眺めていない。そこで東沢乗越手前まで歩き引き返すことにした。
東沢乗越手前では座り込んでゆっくりおやつ休憩。30分ほど休んで後は野口五郎小屋のビールを楽しみに引き返した。

引き返しは前方に野口五郎岳

野口五郎小屋

野口五郎小屋にて
引き返していると後から見たことのある人が・・・TQFさんだ。何処かで出会うかもしれないとは思っていたが本当に出会うとは!びっくり。
ここからは疲れを忘れたように、話しながら野口五郎小屋に戻った。
小屋では当然ビールで乾杯。
1時間余り喋って烏帽子小屋へ戻る。

眼下に高瀬ダム

ブロッケン現象
往路では三ツ岳と野口五郎岳は巻いて歩いた。
ガスが掛かりブロッケン現象も見ることができた。
烏帽子小屋に戻って復路で出会った兵庫のSさんも一緒にビールで乾杯、Sさんからはおつまみを戴いた。テントに戻ったがお腹がいっぱいで夕食は入らない。TQFさんはしっかり夕食を済まされた。
テントの中を片付け、着替えを済ませウィスキーで体を温めて就寝準備。
そのうち何時か分からないが寝てしまった。


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