烏帽子岳(2628m)〜野口五郎岳(2924m)
・・・1日目・・・
長野県・富山県

2009/9/20 晴れ 【歩行時間 5時間45分】 MAP
七倉【特定タクシー】高瀬ダム(20分)登山口(195分)烏帽子小屋(130分・20分は散策)烏帽子岳(往復)
【行程】
1日目 高瀬ダム〜烏帽子小屋〜烏帽子岳〜烏帽子小屋(テント泊)
2日目 烏帽子小屋〜野口五郎岳〜東沢乗越手前〜烏帽子小屋(テント泊)
3日目 烏帽子小屋〜高瀬ダム
9/19、お昼過ぎに自宅を出発、北アルプスへ向かう。
今回は三大急登と言われるブナ立尾根から裏銀座縦走路を歩いてみようと計画を立てた。名神高速が渋滞で北陸道から信州へ入る。白馬まで来て日が暮れ車中泊。早朝、七倉へ入ると駐車場は満車で車道脇にも列・・・なんとかスペースを見つけて駐車し、6:30始発の特定タクシーの待合に並んだ。

高瀬ダム

吊橋
寒い中、1時間余り待って6:50特定タクシーに乗って高瀬ダムへ入る。
ダムでは冷たい風が吹きとても寒かった。
ダムからトンネル内を歩き、吊橋を二つ渡ると裏銀座登山口に着いた。

裏銀座登山口

ブナ立尾根

八ヶ岳(左後)燕岳を展望

針ノ木岳方面を展望
寒かったのは高瀬ダムだけ。登り始めると暑い暑い。
ブナ立尾根は@〜Kまでの番号で分かれていて、登りの目安が分かり易い。急登というだけに覚悟はしていたが、思っていたより登りやすく途中からは紅葉が見られ展望も広がってきた。

烏帽子小屋

テン場
烏帽子小屋に着きテント泊の受付をしてテント場へ行くと、まだ2張りほどしかない。場所を選んでテントを設営しザックを置いて烏帽子岳に登ることにした。

赤牛岳と薬師岳を展望

烏帽子岳、右後方に立山と剱岳を展望
烏帽子岳へ向かうと最初にニセ烏帽子岳が見えてくる。
登山道からは赤牛岳や薬師岳を大きく望むことができ、水晶岳や立山、剱岳、針ノ木岳など、後方には白馬岳や鹿島槍、また燕岳や大天井岳なども望むことができた。ニセ烏帽子岳まで来ると、烏帽子岳の鋭い岩峰が眺められる。

烏帽子岳へ

烏帽子岳(左)
写真を撮りながら歩いていると登山道の様子が変わった。地図で確認すると、分岐で標識を見落として南沢岳方面へ歩いていた。
ちょっと戻って烏帽子岳へ向かう。
紅葉は綺麗で、間近に見る烏帽子岳は迫力があった。

烏帽子岳直下

烏帽子岳にて
頂上直下の岩場には鎖が設置され慎重に登れば大丈夫だ。ただ登りと下りは譲り合わなければいけない。岩場を登ると頂上だが、天辺はあとほんの少し岩の間を登ることになる。
頂上は一人か二人しか立てないので順番を待って二人で山頂に立った。

烏帽子岳からの展望 立山(左)、南沢岳、針ノ木岳(右)、白馬連山(中央右後)

三ツ岳と水晶岳

赤牛岳と薬師岳
狭い山頂でぐるりと景色を眺めて次の人と交代し、近くの岩の上でしばらく展望を楽しんだ。眼下には先程間違って行きかけた烏帽子田圃も綺麗に見えた。

高瀬ダム

烏帽子小屋への戻り

烏帽子岳を振り返る
烏帽子小屋に戻りビールで休憩。
のんびりした後は水を購入してテントへ戻り、片付けをしてゴロリと再び休憩。寒くならないうちに着替えと夕食を済ませる。
烏帽子小屋で夕陽を見てトイレを済ませてテントに戻るともう寒い。
18:30就寝するが、この時間に到着した人が隣でテント設営し遅くまでうるさかった。
明日は水晶岳まで行きたいがどうなることやら・・・

烏帽子小屋
幕営料一人500円
幕営地 小屋から5分ほどの場所
水場は無し 小屋で1リットル200円
トイレ 小屋の外でペーパー手洗い水有り


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