雑記帳


バンダナいろいろ
真夏は直射日光を避けるためにも帽子が望ましいのだが、帽子はどうしても頭が蒸れてしまってかえって熱射病にでもなるんじゃないかと思って被ることがない。これは実際どんなものだか....
で、風を受けられる分涼しいので頭の回りに折り畳んだバンダナを巻く。もちろん汗止めだが、ファッションも兼ねているつもりだ。だが意外と男性も使えるバンダナの柄はそれほど多く出ていないように見える。山道具屋に行くと、迷彩柄や釣りやキャンプをテーマにした絵柄のものが幅をきかせている。山用のシャツにも似て、選択の余地が少ない。ロープの結び目をプリントしたものみたいなのは実用的でよさそうだが、それ以外の誰でも持っていそうなものは「みんなと一緒」になりそうでちょっと抵抗がある。日本自然保護協会が販売しているグッズに木々の葉をあしらったものや、鳥の羽根をあしらったものなどがあって、これらは一通り入手して愛用している。(最近---2001年ごろからだったか---では、職員の設立した「狼森(おいのもり)」という有限会社に販売を委託した)


街のデパートで連れの買い物につき合うときなど、ハンカチ売場では自分も使えるバンダナはないものかと物色する。だが意外と山道具屋で売っているような単色のバンダナが並んでいることが多く、その点失望することが多い。それでもたまによそでは売っていないものを見つけることもあって、たとえば近くのドラッグストアで女性ものだが一枚200円くらいで安売りしていた中によさそうなものがあって、柄違いで3枚くらい買ったこともある。これなどもう5年くらい使っているが、かなり縁がほつれてきてはいるものの、いまだ気に入っている(バンダナも大事に使おうと思ったら、ネットにいれて洗わなくてはならないようだ)。
かなり前に吾妻山を縦走して白布温泉に下り、バスで米沢駅に出て駅構内に入ったとき、その場にいた女子高生が「かわいいバンダナをしてる」と言っているのを耳にはさんだ。初めは誰のことを言っているのかわからなかったが、バンダナをしているのが自分一人だったので「ああ、自分のことか」と気がついた。そのときの柄はベージュ地に緑の小枝と紅色の花の模様柄で、「言われてみればそうかな」とも思ったが、激しい山歩きをしてきた後なので力も抜けた。....でも挨拶しておけばよかったかな。


最近は国内プロサッカーチーム、いわゆるJリーグないしJFLのチームのオフィシャルショップが販売しているものを喜んで使っている。首にはやはりそういうチームのグッズの一つ、タオルマフラーという普通のタオルに対して幅は半分だが長さは倍というものを巻いたりもする。これは顔の汗拭きにひじょうに便利だ。布地は厚いし、長めなのでチェストベルトの下を通していても端を折り返して額を楽に拭ける。山を下りたら、そのままサッカーの試合の応援に行っても違和感のなさそうな格好なのだった。
1998/10/11 記

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