Parhelia購入への道


Parhelia購入への道(最終更新日 2003年1月6日)
1月6日
 WEB巡回していたらデュアルモニターの「独立モード」でDVDMAX機能が使える事を知り早速試してみました。

 今、私が常用しているモードは「画面引き伸ばしモード」で、モニター2台とTVを接続しています。この「画面引き伸ばしモード」はディスクトップを横に2画面引き伸ばす物で、解像度やリフレッシュレートは左右のモニター共に同じ設定になります。この場合、左右共に同じモニターを用意出来れば問題無いのですが、大きさの違う物を混在させた場合、左右のモニターの文字の大きさ違うなどの弊害が出ます。この弊害を解消するものとして「独立モード」があり、これは左右のモニターに独立した解像度とリフレッシュレートを設定出来ます。例えば左のモニターに1280×1024ピクセルの解像度、右に1024×768ピクセルといった感じです。色々書きましたが、大きさが違うモニターでデュアルモニターを使う場合「独立モード」じゃないと使い勝ってが悪いって事です。(汗) 
前置きが長くなりましたが、アナログ接続にすると出来ました。(爆)
VGA出力1 VGA出力2

分岐ケーブル1
VGA出力2

分岐ケーブル2
コメント
DVI
画面1
 Sビデオ
TV
D-Sub15
画面2
TVを接続する場合必ず分岐ケーブルの1にTVアダプターを接続しないと駄目です。
この場合選べるモードは「画面引き伸ばしモード」だけです。
D-Sub15
画面1
 Sビデオ
TV
D-Sub15
画面2
上記と同じく分岐ケーブルの1にTVアダプターを接続しないと駄目です。また、付属のDVI⇔D-Sub15変換アダプターをVGA出力に接続しないと駄目です。
全てアナログ接続にすると「独立モード」と「画面引き伸ばしモード」が選べるようになります。
 デジタル接続が絡むと「独立モード」でDVDMAXは使えないようです。(涙) また、「画面引き伸ばしモード」で出ていた変な障害(セカンダリー側にメディアプレーヤーなどの動画を写した場合、映像が消えます)は「独立モード」でも再現されます。 
12月22日
 DirectX9とParheliaの新しいドライバが上がってましたので入れてみました。新ドライバはこちらにあります。⇒http://www.matrox.com/mga/support/drivers/latest/home.cfm

今度のバージョンは1.03.00.043です。性懲りもなくHDBENCHで計ってみました。(汗)
まずDirectX9を入れてベンチを計りました。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
1.02.00.042(DX8) 60757 49160 17020 817 74
1.02.00.042(DX9) 59800 21550 17040 842 59
1.03.00.043(DX9) 61956 21183 17680 839 59
 DirectX9を入れるとTextの数値が半分以下になりました。(謎) 他の数値も微妙に上下していていますが、最高値を付けたVer1.00.04.231のドライバには及びませんね。体感上は全く変化なしです。リフレッシュレートを75Hzにした場合液晶のモニターがかくかくするので60Hzに戻しました。(汗)

続いて3Dベンチです。
「夏海ベンチ」解像度は1024x768、色数は32BItで行いました。
NATSUMI BENCH Version 1.3
バージョン シングル画面
1.02.00.042(DX8) 8380
1.02.00.042(DX9) 8286
1.03.00.043(DX9) 8143
数値が下がってますね。(汗) 結局DirectX9対応のベンチで計らないと真価は分からないと言う事でしょうか?ちょっと残念な結果になりました。

 今回のバージョンアップはDirectX9に対応しただけのようです。(本当か?)
11月5日&11月6日
 Parheliaの新しいドライバがありましたので早速入れ替えてみました。新ドライバはこちらにあります。⇒
http://www.matrox.com/mga/support/drivers/files/2kxp_102_p.cfm

 今度のバージョンは1.02.00.042です。性懲りもなくHDBENCHで計ってみました。(汗)
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
1.00.04.231 63749 51916 17760 843 74
1.01.00.080 63800 51800 17760 843 59
1.02.00.042 60757 49160 17020 817 74
 理由は分かりませんが数値が落ちていますね。体感上は全然変わらないのでまあよしとします。今回から3Dベンチで点数が良くなるようにリフレッシュレートを上げてみました。

 今回のドライバの目玉は私が切望した、マルチモニターでのDVDMAX機能が追加された事です。選べるモードは、「画面引き伸ばしモード」(プライマリー、セカンダリーモニター共に同じ解像度の画面になります)だけでした。私の場合はVGAの1番に液晶モニターを接続して、VGAの2番に分岐コネクターを接続し、コネクターの1番にTVを接続して、2番にアナログモニターを接続すればOKでした。

 しかし、ここでちょっと変な動作をしました。メデアプレーヤーをプライマリーモニター(画面左側、タスクバーのスタートがある方)で再生させた場合はモニター上にもTVにも映像が映し出されますが、メデアプレーヤーをセカンダリーモニター(画面右側、時刻表示がある方)に移動するとモニター上の映像が消えます。(汗) 丁度中間にメデアプレーヤーを配置すると右側では映像が消えて、左側では映像が映し出されると言う摩訶不思議な現象が起こります。メデアプレーヤーをフルスクリーンにしても同様な現象が起こりますので、本当に大笑いしてしまいました。Matroxには早くこの不具合を直して欲しいですね。

 あと、ゲームなどの低解像度(640×480ドットなど)でフルスクリーン切り替えするソフトは、プライマリーモニター(左側の画面)のみが切り替わり、セカンダリーモニター(画面右側)のビデオ信号は途絶え画面が消えます。

 今回から3Dのベンチもやろうと思います。#「夏海ベンチ」が気に入っているって事は内緒にして下さい。(爆)
解像度は1024x768、色数は32BItで行いました。
NATSUMI BENCH Version 1.3
バージョン シングル画面 2画面+TV(DVDMAX)
1.02.00.042 8380 2935
8348
 シングル画面の場合はそこそこ数値が出てますが、2画面にした場合極端に数値が下がります。3Dゲームはシングルモニターでやれって事でしょうか、ちょっとガッカリな結果になりました。
 測定方法を間違っていました。m(__)m 同じ条件にすると殆ど誤差範囲での測定数値となりました。マルチモニターの環境でも安心して3Dゲームを遊べますね。

もう一つ、2画面+TV(DVDMAX)でHDBENCHを計ってみました。
シングルの解像度は1024x768 色数は32Bitで行いました。
2画面+TVの解像度は2560x1024 色数は32Bitで行いました。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
シングル 60757 49160 17020 817 74
2画面+TV 234200
59552
48400
47728
16640
16880
426
414
74
74
Rectangleの数値が変です。何も表示されなかったので正常に機能していないと思います。あとは少し落ち気味の数値ですが、普通に使う分には問題無いですね。
 改めて測定するとRectangleの数値も正常に計れました。(汗) 
9月16日
 Parheliaの新しいドライバがありましたので早速入れ替えてみました。新ドライバはこちらにあります。⇒http://matrox.com/mga/support/drivers/files/2kxp_101_p.cfm

 一つ前のバージョンが1.00.04.231で、今回のが1.01.00.080ですから一気に一桁数字が上がってますから結構沢山修正されたような感じがします。
今では時代遅れの感じがしますがHDBENCHで計ってみました。(汗)
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
1.00.04.231 63749 51916 17760 843 74
1.01.00.080 63800 51800 17760 843 59
 新ドライバでは2D性能の変化は無いようです。HDBENCHでは殆ど誤差範囲ですね。DirectDrawが低いのはリフレッシュレートの設定が変わっているからです。各所の掲示板なんかを回ってみると今回のドライバは3D性能の向上と画面モード(今回17インチのブラウン管ユーザーには重宝する1280×960のモードが追加されていています)の追加他、色々細かい変更があるようです。今のところ問題は無いのかなって思っていたら、リーフデモが起動しなくなりました。(謎) まあお魚を見るだけのデモですから実害は無いです。(汗)
 私が切望していたマルチモニター関連の変更は、どうも無いようです。気長に待って実現すれば嬉しいのですけどね。(爆)
8月27日
 昨日の補足です。(汗) (S3)スタンバイの不具合ですが、シングルモニターにすると全く問題無く機能します。(汗) どうも、アンダーバーのカーソルが点滅する不具合はマルチモニターにした場合のみ出るようです。
M/B  P4T-E
CPU P4-1.6G@2.24G
VGA  Parhelia-512
Memory 516MB
HDD Seagate ST380021A
CD&DVD SD-M1612
音源 オンボード
OS WINXP PRO
LAN FEther PCI-BLK
 PCIバスにはLANカードしか刺さってない非常に稀有な環境なのであまり参考にならないと思いますが、一応この機器構成で動作しました。
 あと、スタンバイで停止している状態ではケースの吸排気ファンが止まります。動いているのはCPUファンと電源ファン、VGAのファンだけです。
8月26日
 さすらう者さんから教えて頂いたパフィリアの不思議な症状について調べてみました。その不思議な症状とは(S3)スタンバイからの復帰が出来ない事なんですが、今までもG400で出来なかった事もありそんな機能は使っていませんでした。で、今回良い機会なのでちょっと調べてみました。
 (S3)とは省電力規格、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)のレベルの事で、ACPIではシステムの電源状況を(S0)から(S5)まで規定してます。#表参照
ACPI 状態
S0 フル稼働状態
S1 低消費電力状態(プロセッサ、チップセットともに電源オン)
S2 低消費電力状態(プロセッサとキャッシュは電源オフ、チップセットは電源オン)
S3 スタンバイ状態(VGA、HDD、その他のデバイスの電源オフ、メモリーには電源が供給されているので、復帰が早い)
S4 休止状態(メモリー内容をHDDに退避させて電源オフ、復帰は通常の起動と変わらない))
S5 ソフトウェアによる電源オフ
 この中でディスクトップPCに関係あるのは、S3、S4、S5です。S5は通常のシャットダウンの事で、S3はスタンバイ、S4は休止です。
 試しにスタンバイを試しましたが、ちゃんと復帰しました。しかし、メインモニターにアンダーバーのカーソルが点滅してモニターの電源が切れませんから、正常に機能しているとは言い難いです。
 休止の方は電源ボタンにその機能を割り当てて試しました。メモリー内容をHDDに書き読みするので、電源オフオンの時間が延びましたが、これも正常に復帰しました。
 ACPIは昔からマザーボードと周辺機器の相性で出来たり出来なかったりしますから、正常に動作したら儲けもんと思ってます。今回、スタンバイも休止も一応復帰出来たので儲けたと思うことにします。(汗)
8月24日
 PINSファイルの書き換えでの改造ですが、書こうかどうか迷いましたが取り合えず書きます。まあ、お約束ですが、書き換えは自己責任でお願いします。

 付属CD-ROMの中の「SysUtils」ホルダーの中に「pbioswin」というファイルがあります。これがPINSファイルを書き換えるプログラムです。スイッチは/dがファイルの取得、/sがファイルの書き込みになります。
具体的にはコマンドプロンプトの画面で

q:\sysutils\pbioswin /d c:pins.txt

と、打ち込みファイルを取得します。
pins.txtをメモ帳などで開き、36番の数値と56番の数値を確認してファイルを書き換えます。
ファイルを閉じた後、コマンドプロンプトで

q:\sysutils\pbioswin /s c:pins.txt

と、打ち込めば書き換えは完了です。

私のでは、36番は「36 4 217000」で、コア217MHZとなっている事を意味し、56番は「56 4 542000」で、メモリー542MHZとなっている事を意味します。
私のパフィリアは正規のリテールよりクロックが低いので、数値を「36 4 220000」「56 4 550000」にするとコア220MHZ、メモリー550MHZの正規のリテールに変更する事が出来る訳です。



まとめです。

 5月中頃パフィリアの一報を聞き、こら凄いVGAが発売されるなと、この企画を立ち上げましたが、結局出てきた製品は3Dのベンチでは他社製品に大負けで期待を大幅に下回る物でした。Matrox信者しては一時でも世界最強のVGAとして君臨して欲しかったです。
 現状のパフィリアの最高クロックは220MHZですが、どうも高クロックの石が採れないようですね。リテール220MHZと称して217MHZの製品を出してきてますから、製造が上手くいってないようです。秋にコア300MHzのMAXを発売するって公表していますが、どうも怪しい感じがします。(汗)

 私的に感じたパフィリアの印象は、G400にDVI接続端子を増やして、モニターを3台使えるようにして、ちょっと3Dの性能を上げただけです。(汗) 普通(3D以外)に使う分には、G400との差を感じませんでした。まあ裏を返せば、それだけG400シリーズの性能が今でも通用する程素晴らしかったって事と思います。

 本当に残念なのはマルチモニター+DVDMAXのTV出力が現状では出来ない事です。この機能があれば、通常マルチで2台のモニターを使いながら、接続や設定を変更せずにDVDの映像を大きなTVで見る事が出来て重宝すると思います。Matroxには早くこの機能を実現出来るドライバを開発して欲しいですね。


G400とパフィリアの比較
マルチ
モニター
DVI接続 2D速度
&画質
3D速度 DVDMAXの
画質
G400MAX改 2台まで 無し 速度的には不満ないレベルです。
画質もくっきりしていて不満はありません。
現状のハイエンドには遠く及びません。 綺麗です。
Parhelia-128 3台まで 2台まで HDBENCH Ver 3.30ではG400より数値が上がってますが、体感上ではG400と比べて差がありません。画質も綺麗です。 数値的に一世代前の性能です。 綺麗ですが、G400との差が、私の目では確認出来ませんでした。

 パフィリアの性能が本当に出せると思われるDirectX9が出て無い現状で結論を出すのは早計かもしれませんが、このVGAを買っても価格に見合う満足は得られないと思います。また、G400とパフィリアで機能を比較して出来ないのが3画面のマルチモニターの機能だけですから、特にG400シリーズで現状に満足されている方は無理して買う必要はありません。


 DirectX9での性能向上を期待して、この企画は終了したいと思います。
8月23日
 今日は3Dの検証をしようと思ってましたが、時間が取れなかったのでデモ一つだけしか出来ませんでした。(汗) で、パフィリアのCDの中に入っていたReef Demoを見ました。リーフデモと言ってもあのゲームメーカーのデモではありませんので・・・・(爆) 

 で、デモの内容ですが、珊瑚礁の海中の映像です。色々な海中生物と綺麗な珊瑚と幻想的な音楽が印象的なデモです。このデモで見れる解像度は1024×768 32Bitのシングルモニターと、2400×600 32Bitのサラウンドゲームと呼ばれる3画面のモードです。3モニターは接続が面倒なんで割愛しますが、1024×768 32Bitのシングルモニターで見ても非常に綺麗な3Dムービーで感動しますね。また、設定にFAA×16を使用するかの項目がありますが、使用した場合とそうでない場合では明らかな差があります。FAA×16を使用すると物体の輪郭が滑らかで綺麗です。

 さて、明日はまとめでしょうか、PINSを書き変えて改造って話もありますが、今のところ普通に使う分では不満も無いし、値段が高かった事もありますからやらないと思います。
8月22日
 昨日の予告通り今日はDVDMAXとマルチモニターの組み合わせをした場合の検証と3画面マルチモニターの検証です。#本当は昨日書く予定だったのですけど時間が足りませんでした。(汗)

 マルチモニターとDVDMAXを組み合わせた場合の動作を検証をしてみました。TVにデジタル映像を出力するには画面2に繋がないと駄目のようです。実際の接続は分岐ケーブルの1番にTV出力ケーブルを繋ぐ形になります。デジタル映像の再生はメディアプレーヤーで行いました。

モード 画面1 画面2 コメント
独立モード DVI OR D-Sub15 Sビデオ TVをPCモニターにする人は殆どいないと思いますが、この接続形態にして画面1をプライマリーモニターに設定してDVDMAX設定をするとデジタル映像をTVに出力できます。この場合、メディアプレーヤーは画面1で再生させます。画面2で再生させると通常画面のままです。メディアプレーヤーを全画面表示させた場合は、デジタル映像がPCモニターとTVでの画面で見れる事になります。
独立モード DVI OR D-Sub15 D-Sub15 この接続形態にして画面1をプライマリーモニターに設定してDVDMAX設定をするとデジタル映像を画面2に出力(フル画面)できます。この場合、メディアプレーヤーは画面1で再生させます。画面2で再生させると通常画面のままです。メディアプレーヤーを全画面表示させた場合は、デジタル映像が2個の画面で見れる事になります。TVに出力出来ないので今一ですが、通常マルチモニターで使っていてメディアプレーヤーの画像を大きな画面で見たい場合有効な設定と思います。私のようにWEB巡回などをしながらデモをチェックする場合に便利と思います。
クローンモード DVI OR D-Sub15 SビデオOR
 D-Sub15
こんな設定で使う人はいないと思いますがやってみました。通常はメインの画面と同じ物がTV側に出力されます。メディアプレーヤーを再生するとTV側に映像が出力されます。また、独立モードと同じくメディアプレーヤーの全画面再生は、2個の同じ映像が見れる事になります。しかし、ここで問題が発生! 映像が切り替わる度にプライマリーモニターの液晶が一瞬ブラックアウトします。液晶のモニターランプが消えますからビデオ信号が途絶えるようです。
D-Sub15でも同じ症状になります。使えませんね。(笑)
画面引き伸ばしモード DVI OR D-Sub15 SビデオOR
 D-Sub15
見た目は独立モードと似てますがデスクトップが横に伸びたモードなのでタスクバーも画面2まで伸びます。どちらの画面でもメディアプレーヤーを再生させると、画面2の方にデジタル映像が出力されます。これもクローンモードと同じくブラックアウトの障害が出ます。

 色々やって使えると思ったのは独立モードで2台のモニターを接続した場合のみでした。このモードは既にOSの機能としてあるようで、G400でも出来ました。(汗) で、本当に欲しい機能は、マルチモニターで2台のモニターを使いながらTVにも出力できるモードですが、現状では出来ないようです。今後ドライバの成熟によってそのモードが追加される事を望みます。


 さて3画面マルチモニターの検証を行うのですが、今までやってきて、画面2にTVを繋いだ場合画面3が認識されませんので、画面1に液晶、画面2にTV、画面3にブラウン管のモニターという構成は不可です。仕方ないので画面3にブラウン管モニターのBNCを接続して検証してみました。

 結論から言うと単に画面が横3倍になるだけです。(汗) 画面引き伸ばしモードなので、タスクバーも横に伸びた状態になります。ゲームを起動してフルスクリーンにすると中央の画面1にだけビデオ信号が送られて左右のモニターには信号が行きません。まあこれは対応したゲームでないと駄目のようです。残念なのは、2画面では独立して設定出来たリフレッシュレートの設定も3画面の構成では全て同じ設定になります。液晶のモニターを混在させた場合、最低の設定に落とされますのでブラウン管の画面が見辛くなります。また、DVDMAXの設定は出来なくなりました。


 さて、明日は何をやりまししょうか? 3Dの検証は3Dゲームを持ってないので出来ませんからパフィリアのCDの中に入っていたデモでも入れてみようと思います。
8月21日
 昨日の予告通り今日はマルチモニターとDVDMAXの検証です。

 3画面マルチモニターが売りのパフィリアですが、今PC棚に乗っているのは液晶の171Tとブラウン管のRD17G3ですので、取りあえず2画面での検証をしてみようと思います。
 2画面で使えるのは独立モード、クローンモード、画面引き伸ばしモードの三つのモードが選べ、3画面では画面引き伸ばしモードの一つしか選べません。

独立モード メイン画面の左右上下にサブ画面を配置出来ます。画面が完全に独立した物なのでモニターの解像度に合わせて大きさを変更できます。
クローンモード メイン画面をコピーした画面です。全く同じ解像度の画面になります。プレゼンなどで使うと重宝するモードです。
画面引き伸ばしモード メイン画面の右側に伸びる形でディスクトップが拡大します。解像度はメイン画面を基準に2倍となり、3画面ではメインを基準に画面2が右、画面3が左とディスクトップが3倍に拡大します。
 
 2画面での検証は全く問題無しでした。どのモードも正常に機能しています。独立モードはWINXPの機能のようで設定がWINの物でした。また画面2にTVを繋いだ場合も問題無く機能します。この場合最大2048×1536の解像度が選べますが、文字が読めませんから実用的では無いです。(汗)


 続いてDVDMAXです。MatroxのVGAの最大の売りと思っているのが、このデジタル映像をTVにフル画面で出力出来る機能で、G400が発売された当時はDVDプレーヤーが高価だった事もあり本当に重宝しました。画質についてもDVDプレーヤーと比べても遜色のない物で、他VGAとは明らかに違いのわかる高画質のTV画像でした。と、前置きはここまでにしておいて、パフィリアのDVDMAX機能ですが、使えるモニター構成が限定されます。色々試してみましたが、シングルモニター+TV出力の構成でしか動作しませんでした。出来れば良いなと思っていたマルチモニター+TV出力は今の時点では出来ません。

画面1 画面2 画面3 可/否 コメント
DVI Sビデオ 無し 全く問題無し
D-Sub15 Sビデオ 無し 全く問題無し
DVI D-Sub15 Sビデオ TVに出力無し
D-Sub15 D-Sub15 Sビデオ TVに出力無し
DVI Sビデオ D-Sub15 画面3を認識しない
D-Sub15 Sビデオ D-Sub15 画面3を認識しない

 画面2にTVを繋いだ場合、画面3は無視するようです。また、G400のTV変換ケーブルはパフィリアには使えませんでした。
 肝心の画質ですが、G400のTV出力と比べて変化が見つけられませんでした。(汗) 同じソースを再生しながら切り替えてみましたが、私の目には違いが分かりません。と言う事はG400のTV画質はもう完成された物だったって事でしょうか? #うちのG400はMAXに改造してますからそう感じたのかもしれませんね。

 明日はDVDMAXとマルチモニターの組み合わせをした場合の検証と3画面マルチモニターの検証をしたいと思います。
8月20日
 今日、所用で福岡空港まで行ったのでちょっと足を伸ばしてどすぱら博多店を覗いてみると、英語リテールがありました。値段も47500円だったので速攻でレジに持っていき購入しました。(汗) 随分おまたせして本当に申し訳無いです。m(__)m やっと購入となりました。(滝汗) 

 装換作業もあっさり終了して今これを書いていますが、先に使っていたG400と比べて全然変わりが無いですね。(汗) 画質もアナログからデジタル接続に変わりましたが、見た目上の変化は見つけられません。普通に使う分ではG400もパフィリアも大差無い感じです。(大笑)

 で、新しいドライバを落っことすついでに、Matrox関連のサイトを覗いたらどうも私が買ったのは偽リテールと呼ばれている物のようです。(大笑)  #わぁ〜ショック! 話によると、私の買ったカードナンバー404Aはコア:217MHz、メモリ:542MHzの物でコア:220MHz、メモリ:575MHz550MHzの本当のリテールより遅い物のようです。(滝涙) 悪い事に404Aは高負荷の3DでPCが落ちるって報告もありますから、どうもバルクに回す物をリテールとして出荷しているようです。いやーやっちまいましたね。暫く立ち直れんかもしれません。(大笑) 悪い事は続くもので、何時も発売されるのを張っていた通販店で今日英語リテールの販売が開始されました。値段も45500円とお安くなってますから尚更ショックがデカイです。(涙) #送料があるので700円位の損かな?

 ショックは覚めてませんが、取りあえずHDBENCHを取ってみました。

Pentium4 2238.33MHz
1280x1024 (32Bit color)
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Rectangle Text Ellipse BitBlt DirectDraw
G400 38800 39968 9452 168 59
パフィリア 63749 51916 17760 843 74

全体的に数値は上がっていますね。(汗) 特にBitBltは見た目も速かったです。

明日はマルチモニターとDVDMAXの検証をしたいと思います。
7月25日
 InfoMagicの日本語リテール(コア220MHz)は8月20日発売だそうです。リテールの発売は7月の終わり頃だと思っていたら随分先になりました。「Parhelia購入への道」と購入計画をしておきながら、未だに買わずじまいとは本当にお恥ずかしいかぎりです。(汗) 英語版のリテール何処かに無いかな?
7月13日
 やっと英語版のリテール(コアクロック220MHz)が、国内に入荷したようです。これを口火に早く潤沢に商品が入荷するのを期待します。また、バルク品ですが、45800円の値段を付けるお店(PC STAFF)も出てきたようです。今までの値段がご祝儀価格だったのかな? 
7月6日
 昨日から国内での販売がはじまり、各所でベンチの数値が上がってますが、3Dのベンチは他社に大負けです。(涙) 一時でも世界最強の3D性能を期待していましたが、そんな私の想いは泡のようにはじけてしまいました。(笑) 一応信者なので買いますが、InfoMagicの儲けに貢献するのは嫌なんでバルク品か英語版のリテール探しています。(汗)
6月30日
 通販店プローバさんのところででの情報によると、InfoMagicのFirstRelease版Parheliaはバルク品を詰め替えて日本語版として売るようです。(怒) そんな訳でInfoMagicのブツはコア220MHzでは無く200MHzです。(笑) 今、英語版のリテールを探していますが、見つかりませんね。300MHzが出ると噂されている秋まで待った方がいいのかな? ちなみにぼっているInfoMagicのブツは買いません。
6月21日
 通販店プローバさんのところでFirstRelease版Parhelia FR/128MB DDR AGPが59,800円で予約がはじまりました。しかし、InfoMagicの製品でありながら日本語マニ ュアル・日本語ドライバ無しでの出荷で「日本語ドライバが完成するまでの間、サポート対象外と なります。 」との事です。しかも「英語ドライバーの安定性は保証しかねま すので、動作が不安定である事を理由にした返品交換には応じかねます。」との事なんで、これじゃ買うに買えませんね。初期不良があった場合、日本語ドライバーがリリースされるまで不良品交換に応じませんって事なんで、殆ど博打のような買い物になります。(汗) 一週間の不良品交換があるバルク版の方がなんぼかましなんで、地道に探すしかないようです。(苦笑) #InfoMagicの強気な姿勢にちょっと腹が立ちました。
6月19日
 待ちに待っているParheliaですが、海外では「Parhelia-512」128MB DDRメモリ搭載の製品として6月30日に発売されるようです。日本語版はinfoMagicから7月終わりに発売のようです。並行輸入のバルク版が秋葉原で発売されると思いますが、まだ情報はつかんで無いです。(汗) また、出無いと思っていた64MB版や256MB版は夏の終わり頃発売との事です。さて、これからは巡回場所を増やして初回のブツを手に入れようと思います。
5月19日
 Matroxの新VGA、Parhelia(パフィリア)の仕様がすこぶる良い為、あまりの嬉しさに新購入計画を立ち上げました。(嬉) Matrox信者としてはこら絶対に買わねばならんと思わせる物なんで、今回は初回のブツを狙ってみようと思います。果たして地方ユーザーに初回のブツが回って来るの

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