村の写真館

毎月20日頃に発売される写真雑誌を覗いてみれば分かりますが、「写真」という分野は雑多なもので、文章ならば、詩、小説、エッセイ、論文、日記、お笑い等々といった別のジャンルに分類されるべきものが、一つの「写真」というカテゴリーの下にまとめられています。カメラを使って撮ったものが写真なのですから、そこには事実の記録から自己表現に至る、実に様々な内容が同居しているわけですし、その美学にしても種々多様なわけです。ですから写真雑誌を見ると、ある人にとっては「意味」の分からない写真や、別のある人にとっては何の興味もない写真がたくさん載っているということになるわけです。
私は桜に関しては毎年同じような写真を繰り返し撮っても飽きないのですが、桜以外の花だと、飽きることもあります。それでも花が咲いていると、つい撮ってしまうのは、やはり通俗的な意味で「美しい」からなのでしょうか。
ところで、これは、五月初めに神代植物公園で撮ったつつじです。

神代植物公園のツツジ1

神代植物公園のツツジ2

神代植物公園のツツジ3

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