9.22(1日目)
アリタリアは定刻通りにミラノ・マルペンサ空港到着。
パレルモへの乗り継ぎまでは2時間半あるので余裕。
リコンファームもすませてしまう。
本屋さんで赤ミシュランを買おうとカードを使ったら「ピー」だって。
カードが読み込まれない。
「大丈夫、大丈夫」ってレジのお姉さんは何度も機械に通していたけれど
大丈夫じゃなかった。
あらら、カード1枚減。やな感じ。
小さな飛行機でパレルモ(Palermo)へ。
閑散とした夜の空港でレンタカーを借りてホテルへ向かう。
島全体があまーい花の香り。
オレンジの花、それともブーゲンビリア?
アウトストラーダは車が少ない上にのんびり走っている。
時間もゆっくり流れているみたい。
Yuの運転も板に付いたモノなので安心して乗っていられた。
途中のチニシ(Cinisi)はこぢんまりとして、なかなか雰囲気のいい町。
広場のバールやジェラートやさんは12時過ぎなのに、
人があふれ返る程にぎわっている。
ホテルの場所が不安だったので、ここで確認しておく。
バイクに乗っている人なら道に詳しいかなと、Miは車を降りてバイク少年に訊ねてみる。
遠目にはわからなかったけれど、この少年はギリシャ彫刻みたいな美形。
まつ毛が長くて濃くてクルンとカールしてる。
まつ毛の薄いMiとしてはうらやましい限り。
ふたりで地図をのぞき込んでいると、その顔がすぐ目の前にあるものだから
ドキドキしてしまった。
「どこから来たの?」「どこに行くの?」等と他愛のない会話に浮かれていると
スルドイ視線。
あ、きっと彼女だ。
しまった。彼女に訊けばよかったか。ごめんね。
車に戻って美少年の話をしたら「見たかったよー」とくやしがった美少年フェチのYu。
残念でしたっ。
少年のお陰で迷うことなくホテルに到着。ふたりともすぐに爆睡。
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お泊まりはココ 広めのテラスがあって目の前はひなびた感じのビーチ 160000リラ |