4月20日 (月)
近づこうとすると蹄をガンとならして、それ以上来ちゃダメと威嚇するロバ君。
仲良くなれないままお別れです。
ワンコはYuのことがお気に入りで、ベロベロなめまくり。
部屋の中には入らないように、しつけられているよい子達。
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ギリギリの距離 | すぐに寄って来るワンコ もう1匹子犬がいました |
昨夜、お父さんが「すごくきれいですよ」と教えてくれた、
カステルメッツァーノ(Castel Mezzano)に行くことに。
正直たいして期待していなかったのですが。
この景色を見ないで帰ったら、後悔するところでした。
「お父さんありがとう」
まるで絵本に出てくる村のよう
この道はどこへ
夏になると天使みたいに飛べちゃうんですって
ちなみに、このポストから出した絵葉書はちゃんと日本に届きました
村の中には教会、小さな広場を中心に
バール、焼きたてパンやさんや文房具のお店が。
入口には山小屋風のホテルもありました。
斜面にある村は坂道ばかりで、運動不足のひざが笑ってしまいました。
ポテンツァからアウトストラーダ(高速)で移動します。
と、その前に昨日のガソリンスタンドに寄って、無事におつり18ユーロ回収。
めでたし。
バッティパーリア(Battipaglia)で一般道におり、
ギリシャ神殿のあるペストゥム(Paestum)へ。
遺跡周辺
こんな田舎でもATMありました
遺跡の見学も文化週間で無料。
「プレゼントだよ〜」と陽気なおじさんがチケットをくれました。
酔っぱらいが来たのかと、ちょっとびびったりして。
ケレス神殿
通路は石畳でボコボコしているので、足元に注意。
チョロチョロ出てくるトカゲに気をとられていると、危ないです。
ネプチューン神殿
国立考古学博物館も無料
この辺りはおいしい水牛の乳で作ったモッツァレッラでも有名で、遺跡に来るまでの道路沿いにも
カゼイフィーチョと呼ばれるチーズ製造所兼お店がいくつもありました。
ペストゥムに来たのは本場のモッツァレッラが目的で、
遺跡見学はそのついでだったりするので、食べないわけにはいきません。
Caseificio Torricelle | |
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他のチーズはあるのですが、ショーケースの中にモッツァレッラは見当たりません。
もしかして売り切れ?
不安になりつつ訊ねると、
「どれ位の大きさがいいのかしら?大きいの?小さいの?」
奥の部屋にある水槽からモッツァレッラを持ち上げて、見せてくれました。
子供の頃、おつかいでお豆腐やさんに行くと、
大きな水槽の中にできたてのお豆腐が入っていて、
そこから取出して容器に入れてもらったのを思い出しました。
あれと同じ感じです。
おやつ用にひとつ購入。
Caseificio Di Lascio
このお店もモッツァレッラは水槽の中。
一口サイズの小さな物を選ぶと、
すぐに食べられるようにとカップに入れ楊枝をつけてくれました。
プリップリの弾力、噛みしめるとジューシーな水牛乳(ミルク)感。
何もつけずそのままで、しっかりおいしいです。
サレルノ(Salerno)まではアウトストラーダで、
その先は狭いクネクネした道をポジターノ(Positano)まで。
ゴロンと丸ごと
ホテルのテラスでさっき買ったモッツァレッラを食べて。
夕食はポジターノの浜辺にあるホテルのレストランへ。
Covo dei Saraceni
パッケリのサラセン風
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パンナコッタ | デリツィア・アル・リモーネ |
「ふたりで分けるといいですよ」とアドバイスがあるので、助かりました。
取り皿も用意してくれて、温かいサービス。
デリツィア・アル・リモーネは今まで食べた中で一番のおいしさ。
ふわっと軽いレモンクリームのフレッシュさの虜です。
添えてあるイチゴソースも◎
・貝のソテー・海老の炭火焼・ムール貝のズッパ
・ワイン・水
小道のバールでカフェを飲んでホテルに帰りました。