5月23日(金) 晴れ

ポルトフィーノ(Portofino)までは5キロほどのドライブ。
昨日の渋滞があったので、少し早めに出発しました。
細くて曲がりくねった道には渋滞案内板(ポルトフィーノまで○分かかると表示されるらしい)があるくらいだから、やっぱりハイシーズンはかなり渋滞しそう。

立体型駐車場は1時間4.5ユーロ。
日本価格で考えるとまあ、こんなもんかなと思えるけれど、イタリアにしては高いよね。
町の中に車は入れないので、車で来た人はみんなここに車をいれることになるのだ。
かわいらしい小さな町に立体駐車場は不釣り合いに思えるが、それだけ観光客が多いということなのでしょう。

のどかなポルトフィーノ

町並みはポルトヴェーネレに似てるかな。
(ディズニーシーのあの感じです。シーには確かポルトフィーノというお店があったはず。ここがモデルなのかな)
でも、並んでるお店はちょっと違いますよん。
絵はがきを売るお土産やの隣に、間口は狭いもののエルメス、ヴィトン、カルティエ等、高級ブランドが目白押しでございます。
港ではクルーザーからヴィトンのスーツケースが何個も運ばれているところ。
ホテルスプレンディドに長期滞在のお金持ちかしらん。

町並みを眺めていて気になったことがひとつ。
PACIUGO(パチウゴ)って何?
スペシャルとか自家製と書かれている謎の物体。
食べ物を提供すると思われるお店に書いてあるから、食べ物なんだろうなぁ。

目を凝らして見ると、パチウゴの下に小さくICECREAMと書いてあるお店が。
(目がいいとこういう時、役に立つのだわ)
おおお、アイスクリーム!
アイスクリームとわかったからには、食べてみなければ。

Mi「パチウゴってなんですか?」
お姉さん「バニラとイチゴジェラートの盛り合わせに、ベリーソースがかかってホイップクリームがのってるのよ」
Mi「じゃ、それをひとつ」

      

左:ポルトフィーノではパチウゴを是非。4ユーロ
右:写真をチェックしていたら、パチウゴの下にSPAGNOLAの文字を発見。
多分これもパフェ?どんなのだろう、食べたいなあ。

あっさりしたジェラートにふんわりホイップ、いろんなベリーがゴロゴロ入ってるソース
の組み合わせはベリー好きにはたまらない。
あんまり食べたくないと言っていたはずのYuも、バクバク食べてました。
パチウゴ・・・それはおいしいパフェのことだった。(へえ〜 50へえ位?)

おいしいパチウゴに満足しつつ、アウトストラーダでサンレモ(San Remo)へ。
A10を降りると、花を栽培しているビニールハウスや段々畑が目に入ってくる。みんなサンレモの花市で売られるのかな。
花の街サンレモのメインストリートを流しながらホテルへ直行。
サービスのスプマンテとフルーツで軽い昼食をすませ、テラスから海を眺めてのんびりと過ごしました。

夕方から町の散策に出かけましたが、たくさんあるお店のほとんどは7時30分には閉まってしまいます。
明日がゴミの日なのか、歩道にはお店のゴミが出されているし、他では見かけなかった浮浪者らしき人がいるし・・・で、町自体の雰囲気はあまりくつろげる感じとは言えないかも。
確かにお花もたくさん咲いているし写真でよく見かけるような場所、一部分だけを切り取って見ると、きれいなんですけどね。

     

サンレモの街
メインストリートにはおしゃれなブティックが並びます。
映画館もあります。でも歩道にはゴミ・・・。

中世の面影が残るという旧市街も、人通りは少ないのに薄暗い路地に座り込む怪しげな人達ばかりが目について、それ以上先に行く気にはなれませんでした。
もっと明るい時間に行けば、また違った印象になったのかもしれません。

地元の人は10時頃から家族揃ってやって来ます。

Pizzeria Al Vico
ピッツァ・クアトロスタジオーネ(アーティチョーク、きのこ、ハム、モッツァレッラ)
ニース風サラダ、ビール、水     20ユーロ

Royal Hotel ★★★★★L

http://www.royalhotelsanremo.com/
235ユーロ×3泊

広いテラスの正面は海。
サンデッキやテーブルもあるので、テラスでも充分くつろげます。

部屋は花模様のローラ・アシュレイ風で明るくかわいらしい感じです。
道路からは少し入ったところに建物があるので、とても静か。
手入れが行き届いた庭園には極楽鳥花など世界中から集められた植物が植えられています。

朝食はもちろん海を眺めながら。
室内からも海は見えますが、やはり人気はテラス席。
朝からスプマンテなんて事も、リゾートならでは。ミモザを作ってるマダムもいましたよ〜。

ピアノバーは落ち着いた雰囲気でリーズナブル。夜のお楽しみはここで。
ハネムーンにはスプマンテとお花のサービスも。