5月30日(月) 晴れ

11:20発の各駅停車でラ・スペツィア(La Spezia)へ。
電車が来るのは早くても30分後と思って待っていると、12時ちょうどにやって来た。
40分遅れであるが、まあ、こんなものね。
チンクエテッレ見物の観光客で、今日もけっこう混み合っている。
とりあえず、ラ・スペツィアは終点なので、昨日のように次の駅を心配する必要もなく、
ただ乗っていればいいので気が楽だ。

定刻につくわけがないローカル列車はだいだいこんな色合いみたい。

駅からはタクシーで30分ほど、ポルトヴェーネレ(Portovenere)に到着。
(タクシーは狭い道もかなりとばしていた)
また海が見えないとか面倒なことがあるかもと覚悟していたけれど、
何事もなく部屋から懐かしい景色を眺めてホッとする。

前回より陽ざしは弱いものの眺めの良さは変わらず。
左側に見えるのはパルマリア島。

Antica Osteria Del Carugio

http://www.anticaosteriadelcarugio.com

夕食をしっかり食べられるほどMiの胃が元気ではなかったので、軽く食事できそうなお店を探してここへ。
店内の造りが落ち着いていて素敵。途切れることなくお客が来ていました。
メニューはワインといっしょにつまむ程度の物しかなく、どれも塩辛い味付け。

アンチョビ、豆のスープ、ムール貝の詰め物、タコサラダ
白ワイン、ガス水    31.5ユーロ

本日のジェラート

Gelateria Lamia
レモン+バチョ+パンナ 1.5ユーロ

多少、体調が悪くてもおいしいジェラートはすぅ〜っと胃に入っていくのでした。
塩辛い料理の口直しに最適。
バチョはおなじみのチョコレートBaci(ヘーゼルナッツ+チョコ)の味。
時間帯によってお店の人は変わりますが、この時のお兄ちゃんはほのぼのしていい感じ。
バールの一画にあり、遅くまで開いているので便利。
地元の家族連れがよく買いに来ていました。

Grand Hotel Portovenere  ★★★★

http://www.portovenerehotel.it/

なんと言っても部屋からの眺めはイチオシ。
チンクエテッレ観光の船着き場、バス乗り場もすぐそばです。
小さなスーパーやドラッグストアもアーケードにあり。
30分おきに聞こえる教会の鐘の音も、慣れてしまえば時間がわかって便利なものです。

ホームページを見るとスパが再開したようですが、全く別の建物だからなのか、スパ客らしきマダムを見かけることもなく、様子は伺えませんでした。
これでプールがあれば・・・。