9.25(7日目)
朝食ルームは大きな窓から朝の光が入ってきて、とても気持ちいい。
眺めもいいから「食事できますか」と何組かお客が来ていたけれど
ここは宿泊客しか利用できない。
みんな残念そうに帰って行く。
私達だって通りかかったらお茶だけでも飲みたいと思うだろうな。
ヴァポレットの72時間チケット(30000リラ)購入。
今日はヴァポレットを乗り継いで、サンザッカリア発ヴェネツィアグラスのムラーノ島経由ブラーノ島への島巡りに出かけるのだ。
ブラーノ島は色とりどりの家が建ち並び、どこかのテーマパークみたい。
メインストリートにはレースのおみやげやさんがいっぱいあって、これがまたかわいらしい。
できたてピカピカの有料トイレ(500リラ)もきれいなブルーだし。
かわいい物好きの女の子なら絶対に気に入るはず。
ただねー、お昼を食べたところは大失敗。
物価の高いヴェネツィアにしては安めだけれど、パスタは茹ですぎだしソースだって
缶詰だったと思う。はっきり言ってまずい。
ああいうのをノドグサレと言うのでしょうか。
静寂の島とガイドブックにあったトルチェロ島はホントに何もなくて、しーんとしている。
ヴァポレットが到着した時はそこそこ人がいるけれど、ちょっと時間がずれると
だーれも歩いていなかったりする。
時間が止まったような中、運河沿いをテコテコ歩いて行くと数件のおみやげやさんと1件のリストランテがあるだけ。
そして一番奥にひっそりと教会が。
ヴェネツィア発祥の地はなんて寂しげなんでしょ。
はがれかけたポスターがいっそう寂しげ 猫たちはいつだってのーんびり
しっかり昼寝をして陽も落ちた7時頃、サンマルコ広場方面に出かける。
ブランド店は閉まっていたがおみやげやさんはけっこう遅くまで開いているようだった。
夕食は何軒かバールをはしごして、軽めに済ませた。
たまには胃を休めないとね。