9.28(10日)

ローマ広場のAvisで車を借りて、ヴェネツィアとはさよなら。
ひとつも美術館に行かないうちに出発の日になってしまった。
アウトストラーダA4に迷うことなく乗り、ブレーシャ(Brescia)へ向かう。

目的はなんと言ってもサッカー観戦。
名所旧跡には目もくれず、スタジアムへ。
「渋滞するし危ないから車で行っちゃダメですよ」とフロント氏の言うことを守って
歩いて行った。

早めに出たつもりだったけれどスタジアムのまわりはすでにたくさんの人人人。
開幕第1戦だから気合いが入ってるのかな。
熱心なサポーターで殺気立つCurva(ゴール裏)は避け、屋根なしだけど見やすいよとチケット売り場のおじさんおすすめTribuna parterre(サイドの階段状になった席)のチケットを買った。

45000リラ
女性と子供は割引料金で35000リラ

それなのにまちがえてCurva用のゲートから入ってしまったので、自分達の席になかなかたどり着けない。
いろんな人に訊いてもわからないって言うし、どうしようと困っていたら
超!素敵な王子さま登場!!
おしゃれで嫌みがなくって、ハンサムなのよ!
警備の人を呼んでゲートの鍵を開けさせ「さあ、こちらからどうぞ」だって。
関係者なのかな。もう、かっこよすぎ!
一緒に写真を撮らなかったのが今でも心残り。

スタジアムの大部分を埋め尽くしたブレーシャサポーターが盛り上がる中、試合は
突然始まった。
シュートを打つたびに、前の親子連れのお父さんは立ち上がるし、小学生くらいの女の子も大騒ぎ。シュートが決まればみんなが大拍手で大喜び。
声援の甲斐あって、前半1点後半1点とって2-0で地元ブレーシャの勝利。
下位争いの試合だったけど、迫力があって面白かった。

試合前から爆竹の嵐

スタジアムを出るとパトカーがいっぱい。
護送車のようなバスに人が詰め込まれてる。
なになに?と思ったら、これは相手チーム、ピアチェンツァのサポーターを運ぶバス。
ブレーシャは勝ったのに、このバスに向けて石は投げるはペットボトルは投げるはの
やりたい放題。
相手も負けずに花火や爆竹を投げ返してる。

ちょうど通りかかった女性が巻き添えを食って、頭から血を流して運ばれて行った。
コワーイ。イタリアでサッカーを見るのは命がけ?

夕食はピッツア。
50〜60種類もあって1枚が大きい。
サラダを頼んだのにまちがえられて、ピッツアが2枚も来てしまったから食べきれなかったよ。
Pizzeria Ca Noa
・ルッコラとグラナチーズのピッツア・カプリチョーザピッツア・ペンネ
・ビール・水   44500リラ

Radisson Hotel Brescia
185000リラ