1.6 月曜日 晴れ 祝日
ゆっくり起きて出発。
30分くらいでアランフェス(Aranjues)に到着。
祝日なので王宮の見学はお休み。
それなのに駐車場オヤジの呼び込みは激しく、イヤになった。
豪華な外観だけを車窓から眺めた。
読んだことはないけれど「愛のアランフェス」という漫画があったなあなんて思い出す。
30分でチンチョン(Chinchon)へ。
この町はアニス酒とニンニクで有名らしい。
パラドールもあったのでここに泊まりたかったが、残念なことに満室。
ならば、小さいけれど趣のあるマヨール広場を囲むお店でお昼でもと思ったけれど、まだ13時。
お昼には早すぎる時間なので食事はあきらめ、移動する事にした。
クエンカ(Cuenca)まではおよそ150キロ。
詳しい地図がなかったので迷いそうになるが、ここでバルセロナで買った磁石が大活躍。
なんなくR-400にのることができ、2時間で到着。
(とは言っても、Yuが何をどうしたのかMiにはさっぱりわからなかったよ)
旧市街にあるオスタルを目指して進むと、どんどん道が狭くなっていく。
やばいかなあと冷や冷やしながら進んだものの、結局、車が通れないほどの道になってしまい進路を変えること数回。
ようやく探し当てたオスタルはボロボロの外観で、ふたりともガックリ。
せっかくたどり着いたんだからと、中に入ってびっくり。
昔のままの重厚な雰囲気はパラドールみたいで、すぐに気に入った。
部屋はレースのカーテンにお花模様のベッドカバーと、とてもかわいらしい。
二つあるテラスからの眺めも素敵で、Yuは早々とデッサンするほど。
明日は朝日を見ると今からはりきっている。
さすがにおなかが空いたので、食事に出かけた。
16時だというのに他にも何組かお客さんが入ってくる。
スペイン時間ではやっぱりこれが普通みたいだ。
Plaza Mayor**
・前菜盛り合わせ・ソパデアホ・豚のオーブン焼き・子羊のグリル
・ケソマンチェゴ・アニス酒・カフェ・ワイン・水 6200ペセタ
ケソマンチェゴはラマンチャ地方名産のチーズで、塩気も癖も少なく食べやすい。
ハチミツが添えられ、好きなだけかけて食べる。お手軽チーズケーキといった感じかな。
その大きさは半端じゃなく、お豆腐一丁分くらいと、でっかい。
こんなの全部食べたら、絶対鼻血が出るとMiは思うのであった。