12.19 木曜日 晴れ
イベリア航空は昨年同様、アンカレッジ経由で早朝のバルセロナに到着。
空港は新しくりっぱになっていた。
立ち寄ったカフェは場所こそ変わっていたけれど、キャッシャーのおじさんやテーブルは
昨年のままで懐かしい気がした。
市内へ向かう電車も新車両に変わっていた。
明るい車内はモダンできれい。
ホテルに荷物を置いて出かける。
バルセロナ(Barcelona)の町はあちこち工事中でほこりっぽい。
オリンピックのためにお化粧直しの真っ最中。
バルセロナ動物園のチケット売り場で何気なく
「ボンディア」とカタルーニャ語でこんにちはの挨拶をしたら、チケット売り場から出て来る程喜んでくれた。
「まあ!なんて嬉しいの。カタルーニャ語でご挨拶なんて・・・・・」
すごくニコニコして何やら言っていたけれど、悲しいことにそこまでは理解できないMiであった。
方言のひとつくらいの意識しかなかったが、カタルーニャの人達はその言葉をとても誇りに思っているようだ。
そう言えば標識もスペイン語(標準語)とカタルーニャ語で書かれていたっけ。
メインの世界にたった1頭の白ゴリラはちっともかわいくはない。
でも、よく動くしクルクル変わる表情はとても豊かで見ていて飽きない。
かわいいだけで寝てばかりの上野のパンダに見習って欲しいよ。
がんこジジイ(雌だからがんこババア?)のような顔つきがいい。
人間を小ばかにしたような流し目をしたり、自分のゲロをまた食べたりして、人間の反応を楽しんでいるみたいだ。
校外学習の小学生にも大人気。
園内には猫がたくさんは入り込んでいた。
かわいいしネコ好きには嬉しいけれど、他の動物への影響は大丈夫なのかな。
だって上野動物園で猫が入り込んでるの見たことないよね。
まあ、これがスペインらしいってことか。
どのガイドブックにも出ているので何となく気がすすまなかったが、行ってみたら気軽な雰囲気でなかなかおいしかった。
日本語のメニューがあったことに後で気がついた。
お会計をしたら絵はがきやらウェイターのサイン入りのメニュー等(そんなサインいらないって)のおみやげ攻撃。
言い出しにくい雰囲気だったけれど「お釣り下さい」でやっとお釣りを持って来たよ。