妖華−女神館の住人達
 
 
 
 
 
第百十六話:鬱いだ乙女に八本足のお薬
 
 
 
 
 
「お、おねえちゃあん…」
 足を摺り合わせようにも、その真ん中にミサトが顔を突っ込んでおり、動かせない。
 股間がひどくむずむずするのは、突っ込まれている顔のせいである。
 幼い淫唇にくちゅっと音を立ててキスしてから、舌で包皮を軽くつつく。クリトリスへの軽い刺激にアイリスの背は知らずして曲がり、顔を赤くして荒い息を吐いた。
「アイリス、ここ気持ちいい?」
 無論分かり切って訊いているが、さも確かめながらのような口調に、アイリスは律儀に小さく頷く。
「じゃ、もう少ししてあげるわね」
 がしかし、言葉とは裏腹に唇がその周辺にキスしていくだけなのだ。おまけに、性器自体は外して、足の付け根の際どいところで止まってしまう。
 しかもひっそりと息づく淫唇に、時々ふうっと吐息を吹きかけたりするものだから、焦らされているアイリスはたまらない。
 大事な所はとてもむず痒いけれど、ミサトの頭をどけて指で触るなんて出来ないし、自分からそれ以上の事は言えない。
 一見すると美女と美少女のレズプレイだが、アイリス本人は処女であり、知識だってほとんど無い。
 それにその股間に顔を突っ込んでいるミサトだって、知識と妄想は二十人前位――しかも対象は実弟――あるが、つい先日まで処女だったのだ。
 二人とも処女だと言っても、別に差し支えない位だ。
 でも、その割にはミサトの焦らし方は実に上手く、
(お、おねえちゃんそのままちゅってやってっ)
 顔を真っ赤にしながら、アイリスが内心でおねだりしているギリギリの所で、ふっと止まってしまうのだ。
 そしてとうとう、アイリスが堪えきれなくなった。
「お、おねえちゃんお願いっ」
「なあに?」
 ひょいと顔を上げたミサトの口元は、直に責めていないにもかかわらず、アイリスの幼い膣から流れ出した愛液で濡れている。
「ア、アイリスのあそこにも…ちゃ、ちゃんとしてぇっ」
「あそこ?してるじゃない。私が何もしなかったら、アイリスのお顔そんなに真っ赤にならないでしょ?」
「そ、そうだけどそうじゃないのっ。お、おねえちゃん意地悪しないでっ」
「ヤダ」
「ふえっ?」
「あそこにちゃんと、なんて言ってる内はシンちゃんの所に行くのは無理よ。せいぜいレニとでも遊んでなさい」
「お、おねえちゃんそんな…」
「アイリスがシンちゃんに物を買ってもらうなら、あそこのがいいとか、そっちのがいいとかでも構わないわ。でも違うでしょ?」
「う、うん…」
「じゃ、ちゃんと自分の口で言う事ね。アイリスだって、今年からもう中等部なんだから、そんな事じゃおませなガキで終わっちゃうわよ」
「そ、そんなのやだっ」
「じゃあほら、ね?」
 言ってる事は一応まともだが、実際は美少女に性教育を実地で施すアブナい先生である。
「ア、アイリスの…」
「アイリスの?」
 理性と羞恥の連合軍と、快楽への欲求が脳内で戦闘を繰り広げていたらしいアイリスだったが、結論が出るのにさして時間は掛からなかった。
「アイリスのおまんこにも、ちゃんとえっちな事してほしいのっ」
「よく言えたわね」
 ミサトは真顔で起きあがった。
「お、おねえちゃん」
 アイリスの手を取って起こすと、その顔を両手ですっと挟んだ。
「アイリスいい、年下って言うのは二十代と十代の勝負とかなら武器になるけど、十代同士では不利なのよ。ましてあんたの年齢じゃね。ま、正直今のあんたじゃ、シンちゃんも手は出さないわ――絶対に」
「ぜ、絶対?」
「絶対よ」
 あっさり断言してから、
「でもまあ、お尻くらいならイカせくれるかも知れないわよ」
「お、お尻を舐めたり――あう」
 ぽかっ。
「なんでシンちゃんが子供の尻なんか舐めなきゃならないのよ」
 顔はツッコミの表情だが、目は笑っていないミサトを見て慌てて、
「そ、そうだよね…そ、そんな事しないよね」
 自己否定したが、何をするのかは分からない。
 第一、イクと言う単語の意味すら理解してはいないのだから。
「ま、やる事は色々あるのよ、イロイロと。例えば――」
 言いかけたが途中で止め、
「とりあえずキスの練習しとこ。キスは基本だからね」
「う、うん」
 ほとんど同意を待たずして、ぶちゅーっとぽってりした唇を押しつけた。
「うむんっ…んんう…んくう…」
 いきなり口づけされた対応できなかったアイリスの咥内へ舌を差し入れ、歯列は割らずにその手前を舌でなぞっていく。
「ぷはあっ」
 息を吸い込む間もなかったアイリスが、間もなく顔を離して大きく息をついたが、その顔が微妙に歪んだ。
「ど、女汁の味は」
「お、女汁?」
「アイリスのおまんこから出た液の事よ。自分の蜜は美味しい?」
「うにゅー!」
 口の中に感じた味は自分の体液――出所は股間――と知ったアイリスの顔が妙な形に歪んだ。
 
 
 
 
 
「若、申しわけありません」
「ああ、大丈夫。別に手首切った訳じゃないし」
 頭を下げて出迎えた黒木に、シンジは軽く手を上げた。ホテルのベッドに寝かされたさくらは、程なくして意識は戻ったものの、すっかり鬱ぎ込んでしまったと言うのだ。
「どうもその…若に合わせる顔がない、と自分を責めているようで…」
「霊刀はどうした?」
「枕元に置いてありますが、万一に備えて数人張り付けてあります。失礼とは思いましたが、帰らないと口にしてからはモニターを作動させました」
 本来、接客が最優先されるホテルとしては、許されざる所行だが、シンジは軽く頷いて、
「さくらは小心者だからな――と言うより甘いんだ。下手したらポルノ男優で処女散らしてたんだ、全員叩っ斬っても罰なんか当たらないぞ」
「人を斬った事はないようで」
「無い。降魔に乗っ取られでもした人間に囲まれたらどうするのか、かなり不安が残ってるんだ。とりあえず、迎えに行ってくるわ」
「かしこまりました」
 モニターは切って、とも言わず、黒木の方も触れない。言わずとも、そんな事など分かり切っているのだ。
 いちいち触れなくてはならぬような間柄の知り合いの所に、シンジは住人を運び込んだりはしない。
 最上階でエレベーターを降りたシンジは、足首まで埋もれそうな絨毯をふわふわ歩いて一番奥の部屋へ向かった。
 最上階自体がそうそう泊まれるものではないが、特にこの一番奥まった部屋は客の意志だけでは泊まれないと来ている。
 シンジが部屋に着いた時、既に黒服の姿は一人もなく、
「入るよ」
 シンジは返答を待たずにドアを開けた。
 重い樫の扉が滑るように開き、シンジは中に足を踏み入れた。使われている家具は、最新式を追い求めてはいないが、どれも年代物で一つ一つから重厚さが感じられる。
 特別室というのは設計者の、取りも直さず所有者のセンスが問われるのだが、質実剛健を旨とする黒木らしい部屋であった。
 奥の部屋は寝室になっており、セミダブルが二つ並んでいたが、左側の方にさくらはいた。
 俯いて膝を抱えているが、シンジが来た事に気付いた様子はない。或いは、誰かが入ってきた事にさえ気が付いていないのかも知れない。
「真宮寺さん、若が心配しておられますよ。何時までも落ち込んでいても仕方がないでしょう」
 驚いた事にそれは、黒木と寸分変わらぬ声音であり、
「嫌です…碇さんが…折角お弁当作ってくれたのにあたしは…」
「反省してるんですか?」
「違います…自分が…自分が嫌なんです。あたしが馬鹿みたいにぼんやりしていたから、碇さんのお弁当も駄目になって…カンナさんにも怪我させて…」
「なんだ、分かってるじゃないのよ」
「!?」
 次の瞬間、さくらは弾かれたように顔を上げた。
「い、い、いか、碇さんっ!?どっ、どどっ、どうしてここにっ」
「ここのオーナーは黒木豹介で、ここへさくらを運ぶよう桐島に言ったのは俺だから。ついでに俺はイカじゃないぞ。以上」
「で、でも今…」
 不思議そうに辺りを見回すさくらに、
「管理人の声音も分からないから、おかしな連中に絡まれるんですよ」
「じゃ、じゃあ今のは碇さんが…?」
「見りゃ分かるでしょ。何ぐれてんの」
「べっ、別にぐれてるわけじゃ…」
「じゃ、さっさと帰るよ。あまり遅いと他の連中にばれる」
「で、でもあたし…」
「妙な所で余計な事を考えるんだから」
 さくらの横に腰を降ろしたシンジは、まじまじとさくらの顔を眺めた。
 見つめる、のではなく文字通り観察するような視線に、さくらの顔が赤くなり、
「な、なんですか」
「実のところ、さくらの自己嫌悪には興味ないんだ。それと、お弁当が土塊に返ったこともね。そんな事より、心配なんだなこれが」
「な、何を?」
「お前の事」
「あっ、あたしですか」
「処分した連中から聞き出したんだが、さくらはあの後AV女優としてデビューする予定になってたらしい。ま、そこまでは分からなかったにしても、少なくとも友好的な雰囲気で来たんじゃない事は分かるよね。なんでぼーっとしてたのさ」
「そ、それはその…は、話せば分かるかと思って…」
「結果、カンナはナイフで斬りつけられ、さくらはスタンガンで気絶させられた」
「す、すみません……」
「別に責めてるわけじゃない。でもね、是非は別として、さくらがぼんやり突っ立っていたから被害が拡大したのは事実だ。そして、それを分かってるなら自己嫌悪してる場合じゃないでしょ。俺が気になるのはその事――さくらがその気になれば、あんな連中など十秒もしないで斬り捨てられる。でもさくらはしなかった」
「あ、あたし人を斬った事なんかっ」
「無抵抗でポルノビデオに出演する事になっても?」
「なっ!?」
 やっと意味が飲み込めたらしく、顔から血の気の退いたさくらに淡々と続ける。
「実害の程は予測できなかったにせよ、悪意を持って迫ってくる相手に対して、傷つけるのを恐れて手出しをしなかった。それが高じて、自分が犠牲になれば皆が助かると人柱になる事を名乗りでたりしないかなって、俺はそう思ってるんだ」
「そ、そんな事は…」
「絶対に無いって言える?話せば分かるかもしれないとか、たかが数匹相手にすら何もしなかったさくらが、人類の為になんて言われた時に、ろくでもない決断をしないと言い切れるの?」
「……」
 責めるような口調ではなく、まして怒りなどではない。
 だが、さくらには余計に堪える。
 すくなくとも、自分の無抵抗は良くない結果しか生まなかったのだから。ただ、シンジは数匹と言ったのに気付かなかったのは幸運だったろう。
 シンジの視線に魅入られた娘達は、頬を赤く染める代わりに、手に手にナイフを持ってシンジに襲い掛かり、すべて刃の一閃で斬り捨てられた。
 余りにも鮮やかな切り口は、さらに痕を消すべく修正がされ、その道の好事家達の元へと引き渡されたのだ。
「さくらが考えた事は、わからないでもないよ」
 シンジは少し口調を緩めて言った。
「自分の圧倒的な力を考えれば、あの程度の頭数では勝負にもならないからね。さくらの両親の事だから、どうせあなたは他の子達より強いから我慢しなさいとか言ってきたんでしょ」
「し、知ってるんですかっ?」
「それくらいの想像はつくよ。でもさくら、余計な遠慮は時に命取りになる。特に女という生き物の場合には、ね。勿論、自分から火の粉を探しに行けなんて言わないけど、火の粉がその辺で踊ってるのをぼんやり見ているのは、かなり危険な事もあるんだ」
「ご、ごめんなさい」
 無論シンジとて、自分が言った位でさくらが刀を振るえるようになるとは思っていない。例えそれが峰打ちであったとしても、だ。
 だが、意識自体がそのままでは困るし、少しは自覚してくれないと困る。
 少なくともカンナ程度には。
 もうこの辺で良かろうと、
「さくらちゃんはお嬢様だから、いきなりあんなのに絡まれて怖かったでしょ。よく我慢したね」
 穏やかに言ってからよしよしとさくらの頭を撫でると、
「い、碇さん…」
 目許にじわっと涙が浮かんできた。
 シンジの口調に糸が切れたらしい。
「レイに聞いて、俺より先に急行したのは桐島だ。覚えておくといい」
「カンナさんが来てくれたんですか」
「さくらが失神した直後にね。あと五分も遅れていたら、さくらは間違いなく拉致られていたところだ」
「拉致…」
 少し実感が湧いたような口調ではあったが、おそらく本当に分かってはいるまい。
 元々真宮寺家自体が名家であり、さくらだってすみれとはまた違うが十分お嬢様であり、一馬が亡くなったからと言って生活に不自由しては来なかったはずだ。
「ところでさくら、俺が作ったのは殆ど食べなかったでしょ」
「はい…」
「着いたらさくらは攫われかけてるし、俺が作ったのは散乱してるしでびっくりしました。というわけで、はいこれ」
「え…あっ」
 はらりと開いた風呂敷包みの中から現れたのは、昨日と寸分変わらぬ代物であった。
「同じ物を作ってきました。ほら、タコさんもちゃんとありますよ」
「碇さん…」
「泣くと顔が歪むから泣かないの。はいあーん」
 言われるままさくらが口を小さく開けると、ウインナーを楊枝に刺して口に入れた。
 もきゅもきゅと咀嚼してから、こくっと飲み込む。
「おいしいです…」
 きゅっと目許を拭ったさくらに、
「それは良かった。じゃ、次」
「は、はい」
 目下さくらからはもう涙は消え、代わりにうっすらと頬を紅潮させながら、差し出されるままに次々と食べさせてもらっている。
 美味しそうに食べているさくらだが、何故かその視線がシンジの唇に向いているのにシンジは気付いた。
 まもなくさくらの動きが止まり、
「あ、あのう碇さん…」
 妙に恥ずかしそうな声でシンジを呼んだ。
「もういい?」
「そっ、そうじゃなくてっ」
「口の周り汚れた?」
「い、いえっ」
「どうしたの」
「い、一回でいいんですけどその…い、碇さんから直にあの…」
 何故赤くなるのか分からない。
 シンジはぐるぐると腕を回し、
「俺の手って…義手?」
 怪訝そうな顔で訊いた。
 箸に切り替わってはいるが、持っているのは自分の手の筈であり、シンジから直――の筈である。
「い、いえあのその…」
 しゅうしゅうと、さくらの顔から音が出たのが聞こえたような気がした。
 真っ赤になって言いよどんでいたが、
「タ、タコさんのそれ、一本だけ口移しがいいですっ」
 物騒なことを言い出した。
「えーと…俺が?」
「い、いいんです、だ、駄目ですよねそん…むぐっ!?」
 言い終わらぬ内に、その唇の間にはウインナーが収まっていた――箸代わりにシンジの唇が挟んだそれが。
 一瞬びっくりした顔を見せたさくらだが、すぐにちゅるっと飲み込もうとして――出来ない。
 シンジが放さないのだ。
(い、碇さん?)
(このまま食べる)
(このまま…は、はいっ)
 アイリスじゃあるまいし、精神感応の技能は持ち合わせていないはずだが、それでもさくらは両側からポッキーを囓るようにして、端から食べていった。
 一センチ、また一センチ。
(!?)
 当然の事に気付いたが、最後の部分はシンジの唇に挟まっており、引っ張り出さないと食べられない。
(い、いくらなんでもそれは…)
 口移しをせがんで置いて、大して変わらないような気もするが、最後の一線には躊躇があるらしい。
 もじもじしていたさくらの肩に、手が置かれたのは次の瞬間であった。
「え?碇さ――あっ」
 小さな声を上げた途端軽々と押し倒され、シンジの顔が覆い被さってきた。
(碇さん…)
 きゅっと目を閉じて待つさくらだが、うっすらと開いた唇からウインナーが侵入すると、すぐに母船は撤退した。
「あ、あえ?」
 そっと目を開けると、シンジの顔はさっさと離れている。
「早く食べないと冷えちゃうよ。それとも、何か待ってたの?」
「も、もうっ、碇さんのいじわるっ」
 そう言いながらも、表情は妙に緩んでおり、結局持ってきた分はすべてシンジに食べさせてもらったのだ。
 無論、口移しはそれ一本だったが。
「はあー、ご馳走様でした」
 シンジが来た時の表情はどこへやら、すっかり満足した顔のさくらに、
「足りた?」
「はいっ、十分です」
「それは良かった。じゃ、シャワー浴びておいで。もう帰るよ」
「はい」
 頷いてから、ふとマユミの事を思い出した。
 マユミの性格ならシンジと一緒に来るはずだし、食べさせてもらうから来なかったとしても、シンジが何か言うはずだ。
(食べさせて…あ、あたしったら)
 また一人で赤くなったさくらに、
「何を思いだしてる?」
「い、いえ別にあの…そ、それよりマユミは?」
「東京学園理事長赤木リツコに呼び出されてる。家来の不始末に、トップが安泰ではいられないでしょ」
「え?」
「元々、連中の狙いは強すぎる山岸を午後の部に出さない事だったんだ。それも部員達を人質にしてね。勿論、山岸はいないから狙いはさくらに変わったんだけど、レズの部員達がマユミおねえさまのいない事で寝返ったから、さくらが直に襲われたのさ。元々は山岸を抑えておくだけのつもりだったらしいが、変態部員のせいで大事になった。一緒に行った部員達は全員退学、山岸も一ヶ月は停学になるかな」
(マ、マユミが…)
 元来東京学園というのは、勉強に付いていけなくなったとか、面倒になったとか言う以外の理由による退学は殆どない。
 校風もかなり自由だが、生徒も悪用して非行に直走るような事はないのだ。
 まして、それをそんな理由で退学になったり、停学になったなどとなれば、それこそ半生くらいは付いて回る事になる。
 みるみるさくらの顔から血の気が退き、
「い、碇さん駄目ですっ」
「何が?」
「わ、私の事はいいですから、マユミが停学一ヶ月だなんて重すぎますっ」
「あー、それね」
「それねって碇さんっ」
「別に俺が進言したわけでも、手を回したわけでもないよ。ただ、リっちゃんがぜーったいに許さないんじゃないかなあ、と」
「リ、リっちゃん?」
「東京学園総理事長赤木リツコ。ついでに髪は金髪。その偉い人に、山岸は直接お呼び出しされた筈だよ」
 適温の室内に、シンジの声は冷え冷えと響いた。
 
 
 
 
  
(つづく)

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