●子どもの発達について             

(新生児〜1歳児6ヶ月まで)

特     徴 発      達
新生児 新生児微笑は生理的なもの
視力
原始反射(2ケ月消失)

20〜30cm よく見える距離
口唇探索反射
把握反射
吸てつ反射(乳首を含むと舌が波打つ)
☆ほっぺツンツン おててニギ二ギ
1ヶ月 数時間おきの授乳
機嫌の良いとき声が出る
共感覚


顔真似ができる


舌で感じたものを目で見分ける
自分でくわえたおしゃぶりを見る

舌を出すしぐさができる。☆まねっこあそび
2ヶ月 全身で外界の刺激吸収
追視
ボディイメージを作る
姿勢保持や立位準備期間
声に出して笑う
目でおもちゃを追う。首を左右に動かす
首のすわりにつながる
☆あんよでキックキック
3ヶ月 起きている時間が長くなる
一人で遊ぶ時間
自分の体に気付く
180度追視
母親を追視→呼ぶにつながる。


手を見つめる。手を口に持っていきなめる

手、目、耳の協調☆さわってリンリン
4ヶ月 首がすわり「縦だっこ」


大脳をはじめとする中枢神経系の順調な発達
散歩で好奇心全開
口で確かめる。大きめのもの安全なもの
☆ぎったんばったん
5ヶ月 自分の体で遊ぶ
寝返り
追視 手を伸ばす
吸つい反射消失
☆ほら、ここだよ
6ヶ月 離乳食開始
舌が味を感じる細胞(味蕾)は赤ちゃん時代が最も多い
人見知り

発音をするための舌の動き



☆おつむてんてん(手を持って)
7ヶ月 おすわりが少しできる
両手が自由になる
歯の生え始め

両手で持ったり、持ちかえたりする
カチカチ音を立てる
遊びが脳の神経ネットワークを発達させる
☆いないいないばあ
8ヶ月 お願いのサイン
一人座り(90.7%)
生活の中でのことばの理解
音の模倣

手を伸ばす+人の顔を見る+声を出す
意思を表す
「おいで」「おいしいね」「ちょうだい」
大きなジェスチャーと豊かな表情
物を引っ張る。物を落とす
☆穴にドボン(箱の中に落とす)
9ヶ月 はいはい
おうむことば
ずりばい+はいはい
お座りから手のひらと膝で体を保持
周りの反応を楽しむ
おつむてんてんを自分でする
☆まてまて
10ヶ月 おもちゃや気持ちのやりとり
立ち上がろうとする
質問すると、うなずく
いやいやをする
理解言語が増える
つかまり立ち(95.4%)

☆ちょうだい、どうぞ
11ヶ月 三者の関係
共同注意
指さし
あかちゃん、大人、物
あかちゃんと大人が同じものに注意を向ける
☆鏡でこんにちは
1年 立位
つたい歩き
理解語をため込む
始語
ウマウマ、ワンワン、パパ、ママ等

指さし、ジェスチャー、表情で気持ちのやりとり
体重9Kg(3倍)
☆ボール、ポン(転がして)
1年6ヶ月 一人歩き

親指と人差し指でつかむ
ままごと遊び
みたて遊び

歩く=あそび=冒険
でこぼこ道、坂道、縁石、溝、穴
積み木積み
命令に従う
再現遊び、思い出してイメージする遊び
体重10Kg
☆段ボールあそび

(2歳〜5歳まで)

2歳 自己主張

かんしゃくや反抗

ごっこ遊び

「いや」「自分で」いわゆる反抗期
伝えたい気持ちと伝えることばのギャップ
束縛されることへの反抗と一人になる不安
この嵐がすぎると賢くなる
体重(12Kg)
☆お店屋さんごっこ
3歳 一人前の子ども
公園の遊具で遊ぶ
ボディイメージの形成
自分でできることが増える
甘えが出る




少しは甘えさせる
体重(14Kg)
☆ケンケンパー
4歳 子どもの社会へ
友だち関係
自己中心



うまく表現できない子どもの気持ちをことばにしてあげると、ほっとして気持ちを立て直す
体重(16Kg) 100cmを超す
☆はさみ、チョキチョキ
5歳 ルール理解
人間関係、期待や思惑理解
体重(18Kg)
☆伝承あそび(こま、竹馬

「赤ちゃん&子育てインフォ」のサイトを表にまとめました。

http//www.mcfh.or.jp/jouhou/sodachi/shinseiji.html