BCLラジオの修理について

新ラジオ資料館に移転しました。

真空管ラジオの修理経験は半世紀になりますが、BCLラジオの修理はサラリーマンを辞めてからです。
トランジスターラジオの延長戦と言うことで、回路図無しで始めたのでずいぶん苦労しました。
パターン図を読みながら、回路図に展開するのですが、時間は無限にかかります。
どのコイルとトリマがどの働きをするかは全て手探りでした。
この頃から書き始めたメモが3冊になりました。
修理しながらメモするので、また修理しながら読むので、中身はぼろぼろです。
よく利用しています。
幸い多くの機種の回路図が入手できたのでずいぶん修理が楽になりました。
回路図が有ると無いとでは大違いです。


表紙に機種と参照ページ。
アナログ表示のBCLラジオはほとんど修理しました。



汚いメモ。
パターン図や機種毎の要調整箇所。

パターン図は一気に作れません、故障箇所を中心にその都度作ってゆきました。
5800はおそらく2年近くかかったでしょう。


BCLラジオの修理参考リンク

BCLラジオの修理体験記
機種別の修理体験記の目次です、スカイセンサー5900 クーガ2200など多数。
スカイセンサーのレバーSWの修理
スカイセンサー5900などの電源SW BFOSWなどはレバーが折れる事があります。
その修理方法です、しかし自家用に限定してください。これはたまたま修理した5900で発見した方法です。
BCLラジオのロッドアンテナ修理
上記にもありますが、こちらも参考に。
スカイセンサー5900の電池蓋の作成
ICF-5900の電池蓋の無いものは多いです、こんな方法でつくった方がいます、器用な人は作っては。
スカイセンサーの「がりがり」音
これは雷の空電ノイズに似たがりがりです、トランジスターの不良の場合が多いです。
ただどのトランジスターが悪いか見つけるのは経験が必要です。
ACアダプターの修理
本来は修理しては困るのでしょう、ケースは接着されています。無理矢理壊す必要があります。
5900のマーカー不良
マーカー信号が濁って聞こえる故障
MWの感度不良
MWだけの感度不良はバーアンテナをまず疑う、SWも同時に悪い時はTR L C Rそれにスイッチなどが悪い可能性あり。
タイマーの修理
油切れで動作しなくなったタイマーの修理です。
ACコードの入手に困ったら
クーガ115 2200 プロシード2600 2800 TRYX−2000 サウンドナナハン等のACコードを捜すための参考写真です。

2200VC

平成14年4月30日
2003年3月21日移転と更新
2003年1月3日 SSR−1 FRG−7の修理は新ラジオ資料館に移転しました。
2003年10月10日 「BCLラジオの修理参考リンク」を追加。
2004年2月13日 5900のアンテナ修理を追加。
2004年10月26日 半田補正?の項を追加。
2004年11月2日 トラッキング調整の部分を追加。
2004年12月29日

2006年12月12日:3282
2006年12月13日

2007年3月24日:5657
2009年8月27日:22,151 サーバー移転。

お願い
メールソフトの動きが遅くなるような大量の画像を貼付して、質問してくる方がいます。
非常に迷惑です、やめてください。 写真を貼付する時は事前に連絡ください。



2006年7月2日より