Cardiff の街を行く七福神チンドン
cardiffwoiku

22日(金)晴れ Cardiff again! フォークダンス・フェスティバル前夜祭。
 先日公演したThe Museum of Walesh Life(直訳すればウェールズ人の生活博物館と言う事になるが、日本語の博物館のイメージからは遠く離れているのであえて英語で)近くのPub でスープを。直にAndrew に会いに行く。彼の先導でホテルへ…、何とお城の前にある4★ホテル!
 搬入、組み立て。部屋も綺麗だし、何より風呂に入れる!パーティーは8時からだが、僕らの出番は11時ぐらいかららしい。木のフロアーが敷かれ、丸テーブルに白いクロス、楽器の搬入、会場は徐々に出来あがってくる。バルコニー席のあるダンス会場に僕らの太鼓は異様に映える。
 たっぷり湯をはって久し振りの風呂、腕に転々とダニに食われた赤い斑点が…。痒い。
10:40 入り口隣りの別室で待機。ほぼ11時ぴったりに女装バージョンのチンドンで登場。軽く挨拶を入れ、その間に太鼓のセッテイング、衣装早変り。獅子舞、馬鹿囃し、鬼囃し、の順。一曲一曲、凄い拍手だ。挨拶がなかなか入れられない程…。See you again! スタンディングで拍手鳴り止まず…。終演後も皆声をかけてくれ、興奮がありありと伝わってくる。あまりの反応に、クールなタツヤも感動している。太鼓を片付け会場に戻る、1時近い、パーティーはまだまだ続く。何人かの女性が気を使って私をダンスに誘ってくれるも、残念ながら断らざる得ない、とても体力が持たない…。早々?と引き上げる。明日も朝から踊るらしい…!?

23日(土)晴れ、暑い!
 凄い朝食バイキング。天気が良いのはいいが暑い、七福神の衣装を着ただけで汗が出る。8:30 出発。Hotel近くの川沿いの広場へ。そこで何曲か踊り、隊列を組んで行進。僕らは最後尾からチンドンで着いて行く。Cardiff の中心を抜け、白い大理石の建物前の公園へ。そこでポールを建てたり、踊りと儀式が続く。
 クスは飲み物を買って来ると言って出かけてしまう、何人かはトイレへ。間の悪いことに出発の知らせ。何組かのチームに分かれて各地に移動するらしい。トイレ組は間に合うもクスが…。アンドリューも心配してくれるが、どうし様も無い。移動してバスに乗ることに…、まさにバスが出ようとした時、間一髪クス現われる。何時も勝手な行動でヤキモキさせ、それでも何とかなるのがアイツらしい…。
 バスに大分乗って、一軒のPub へ。パイとサラダのバイキング…、食い過ぎだ。近くの小さな公園でダンス。チンドンを軽く。結婚式の連中と記念撮影。またバスに…、何処に向うのか?海沿いの遊園地でバスを降りる。ここで何かやってくれと言われたが…、大きなステージがある、まさかここで…、を通りぬけ、人通りの激しい道端で、ダンスが始まる。大道芸人やら縫いぐるみやら沢山いる会場の中でもカラフルな七福神はひときわ目立つ。会場のスピーカーからも僕らを紹介している…。4曲目のダンス後にチンドン、七福神の紹介…。期待が大き過ぎると、ちょっと辛い。それでも人は集るし、温かい拍手。

アンドリュー達とランチ 会場に不似合いな僕ら… ダンスは続く

 またバスに乗り、湾岸のお台場のような新築ビルを横目に通りぬけ、前に来た日本レストランのあるところへ。そこにコンクリート作りの広場がある、ここに分れて行動していた各地のチームが集合。全員で踊り。またチンドンを軽く。フォークダンスにも参加。4時過ぎにやっとバスに乗りホテルへ。やれやれ…。
 と思ったのもつかの間、夜のパーティーがあると言う。朝ポールを建てた公園の所だと言う。アオイは具合が余り良く無いので不参加にさせてくれと…、まあ僕らの出番があるわけでは無いから仕方無いか。とにかく衣装を脱ぎシャワーを浴びて、普段着で会場に。ところが会場は公園では無く白い大理石の建物、入り口を入るとフカフカの絨毯に吹きぬけ天井、会場は500人規模の広さ、高ーい天井から、大きなシャンデリアが、3つも…。白いテーブルクロスの大きな丸テーブル、その上にはキャンドルとディナーメニューが…。しまったフォーマルパーティーだ!
 ところが、最初の一皿目は配られたが、後はバイキング形式…、こう言うのもありか…?疲れが溜まってちょっと飲むと直眠くなる、夜は11時ぐらいからホテルに戻ってガラクタ楽器をやってくれと言われているが…。
 11時を過ぎても一向に終わる気配が無い。私は先に失礼させてもらうことに。明日は湖水地方までロングドライブだ。
 しかし、この後感動の出来事が…。

カキも踊る!? 深夜の特別ショー クスが泣いたショー

24日に続く。