続きNo.3(5月28日〜31日)

28 公演はイマイチだったが、夕食のインド料理食べ放題とお湯のたっぷり出るホテルは良かった。久し振りに湯に浸かった。このホテルはチェーンなので、今後も使えそう。ユースが取れなかったので早速今夜の予約。
11:00 チェックアウト。London を抜け北へ向う。沿道の人は皆このドハデな車に振り向く。
13:00 私が住んでいたRaynerslane のPub で食事。ここはビターが99p で飲める、おそらくLondon 1安いPub、尚且つ美味しい。
16:00 劇作家のRon Hert 氏を訪ねる。久し振りの再会を喜んでくれる。庭で御茶とフルーツをご馳走になる。何故か、彼の息子の前の彼女が赤ちゃんを連れ旦那と来ている?
17:00 London 郊外のKiings Langley にあるチェーンのホテル。だがここは全部ダブルベッドだった!むさい男どうしがダブルベッド…?!アイロンをかけると、停電に。
29 7:30 ホテルは高いので何処かで朝飯を食おうと早めにチェックアウト。しかし忘れ物をして戻る。あげく高くて不味いドライブインでメシ。
13:00 「嵐ヶ丘」で有名なHaworth のユースに。スーパーでパンとハムを買い、日当たりの良い芝生で昼飯。ブロンテ姉妹の霊に再会。
このユースは古い洋館を改造したもので、食事も美味く最高!卓球台を見つけ、大騒ぎしてしまったら、怒られた。
30 7:00 起床。体操。朝方かなりの量の雨が降ったので太鼓ボックスをチェック。無事。
ヨークを観光。城壁で囲まれた美しい街。僕には英国人の感性や生活スタイルに今だ強く残る発想の象徴に思える。
途中ビールを買いに立ち寄ったBarnard Castle と言う街の本屋さんが是非公演をと突然の依頼。彼らが街の関係者に連絡をとってくれることに。実現すれば面白いけど…?この街は沢山のアンティークショップや路地、路地奥にあるカフェなど、宝物探し好きな英国人感性の如実に表れた街。教会には興味を示さないメンバーも喜ぶ。
17:30 Langdon Beck のユースに到着。High Force と言う滝を見に行く。付近は口蹄疫問題で大分閉鎖されている。
york foot.mouth langdonbeck
ヨーク・ミンスター 口蹄疫で閉鎖された付近 荒野にあるユースとワゴン

5月31日 天気最高、これが英国の夏。ついにScotland の地に!
 7時朝食という話しだったが、実際には8時半。何事にも前もって煩く言う割には、現実的対応は実に大らかなのが英国流、…と思う。前日の本屋さんに向うも、娘さんしかおらず。我々の宿泊先に携帯の電波が届かなかったため、連絡がつかなかった旨説明する。
 私のお薦めスポットDurham へ向う。ここは日本人にはあまり知られていないが、キリスト教の聖地であり、白いヨークに対して黒く暗く…、暗黒の中世を容易に想像させうるお城のような教会。前回来た時は、たまたま日曜の早朝ミサに参加することになったが、今回はのんびり見て廻る。こう言う古い教会にきていつも思うことは、教会とはまさに闘いのシンボルであり、勝者の誇りであること…。回廊にある紋章の中にグリーンマンやカエルの彫り物を発見すると何故かホットする。
 A68を走りジェットコースターのように起伏の激しい丘を幾つか超えると、ついにScotland に。Abbey の直ぐそばにあるMelroseのユースに。夕食は始めての自炊。これが最高!

darhm kouyanotachisyon kichin
Darham にて A68 広大な大地に向い? 作務依を着たシェフ二人

No4.へ続く。