25日(日曜日)

9:30 座禅 何せ宿坊は禅道場。日本では全くやらないのに、アメリカで座禅の不思議…。
11:30 本日の公演場所、ジャクソンスクエアーを下見に。ウーン、難しい。とても公演にはなりそうもない。大道芸にしなければ…。
しかも着替えの場所が一切確保できないので、衣装変えも不可能だ。太鼓だけをやることにする。
だがミラーさんは、チンドンで周ることや普通の公演を望んでいるようだ…。
実は一番苦労しているのは、オーガナイザーの意向をどう読むか? 最大限に意向を尊重しながら、臨機応変な現場での対応。こここそが将に私のチンドン屋たる所以だと思っている。
宿坊に帰って打ち合わせ。太鼓のみ、10分間程度の短いものを数回やることにする。
ところが荷物を積み込もうとするときに、ジェフとモニカが今日の公演案内看板を作っていることを知る。
そこにははっきり「U-Stage公演」と謳っている。公演と言われてしまうと、ちょっとまずい。あくまでも、宣伝のためのパートショーなのだが…。
公演場所など様々な条件に応じて、表現方法や演出が違うことを、判ってもらうことは中々難しい。
13:00 公園裏の駐車場に何とか駐車。ジャクソンスクエアーに荷物の搬入。 太鼓をセッティングしていると人が集まってくる。まあ、当然。
急遽、公演の方向を歩道を完全に塞ぎ、道路を背にしてに変える。
14:10 階段にびっしりお客様が座って待っている。とても太鼓2曲くらいで終らせるわけには行かない…。
太鼓衣装のままだが、チンドンから始める。
人だかりはどんどん凄くなる。ただマイクが無いから言葉が届いていない。
太鼓は三曲。それでも約30分の公演になった。投げ銭が凄い。何人もの人達から声をかけられる。
この場所で馬車の御車(ここは観光馬車の待機所)を10年以上やっていると言う人が、これまで沢山の出し物を見たが、最高だと言ってくれた。
ジャクソンスクエアからカセドラルを望む ジャクソンスクエア前の公演場所 様々な所にミュージシャンの演奏が・・・。
14:45 日差しがジリジリと強い。太鼓に日除けをするが、殆ど意味は無い。夏だ。
1510 30人くらいしか集まらないが、2度目の公演をする。人通りも大分少ない。この時間帯は暑いばかりで集客が難しいのは大道芸では常識らしい。
一回目とは比べようも無い。一回目にカメラを預けわすれたこと、後悔する。階段も空きが沢山見える。
それでも演奏を始めると徐々に人は集まりだす。
15:50 終了して片付け。荷積み。宿坊へ。
2回目は遠巻きで集まりが悪い。 日焼の跡がくっきりと 投げ銭がこんなに…。
17:30 ディナーパーティーに出かける。我々が宿泊しているビルの2階に事務所のある、広告代理店社長の家らしい…。
18;00 美術品が沢山飾ってある瀟洒な家。良くわからない関係者が何人か集まってくる。まあ、これがパーティーだ。
鞘抜+華子ライブ、スタート。
相変わらず、素晴らしい。集まったお客さんは一応にびっくりしている。
演奏スタート 真剣に見てくれる コンサートが終ってから、食事
ご機嫌のカキ パーティー最後のメンバーで記念撮影 流石に疲れた。宿坊の椅子で寝てしまう。
翌26日へ