24日(土曜)

       やはり時差ボケか、深夜2時過ぎに起きてしまう。
       隈ちゃんは、廊下の長椅子でいびきをかいている。
       とりあえず一回目の公演が無事終了して、皆それなりの手ごたえを感じているのだろう、私も深酒した。

禅寺の主。ジェフとモニカ夫婦。 公演前の手ならし キッチン

       朝食を食って、ホールで太鼓のセットアップ。今日の会場は、宿坊一階のギャラリーだ。
       太鼓の位置決めと音のチェク。石壁の建物は反響音が大きすぎて、リズムがとり難いことが良くあるのだ。
       このホールは元音響スタジオだったと言う、レンガの壁も反響し過ぎることは無く。なかなかいい感じ。

       2時。フレンチコーターの方へ、今日のコンサートの宣伝に行く。やはり「You are may sunsyain」 「A train」など定番の曲が受けが良い。
       ミラ−さんの歩きが早い。チンドンで追いつくのは大変だ。
       彼は横浜の自宅から原宿の会社まで、週に一度は”歩いて”通っていたと言う健脚だ。都内に引っ越して大分距離が短くなったが…。
       本当はフレンチコーターの人通りの多いところまで行きたかったようだが、とても行き着かない。
       バーボンストリートの一角をワンブロック一周する。とにかく暑い。3時半には宿坊に戻る。

人通りの無い道で演奏を始める バーボンSt ここまで来ると人通りは多い。 受けは悪くないが、宣伝効果はどうだろうか…?

       とにかく衣装を干さねばならない。 ホールではトモコが脚立を出して照明を工夫しだした。
       5時過ぎ、椅子が運び込まれて来た。椅子を並べると、客席との関係が明確になり会場らしくなる。
       今日は2時間の公演だからフル演目になる。昨日の反省を含め、構成を考える。
       6時半。スピーカーやカーテンなど最後のセッティングを終えてスタンバイ。
       7時10分開演。お客様は50人ほどか…、反応は物凄く良い。
       9時。休憩無し、小さな客席だが、小さな幼児からおじいちゃんまで幅広い客層の公演。
       全員がスタンディングで熱い拍手をくれ、アンコールもやった。感動…。       

       まずはホールで乾杯。太鼓をバラす必要も無いのでとっても楽だ。
       衣装を、客席に干す。4階に上がってさらに乾杯。充実感で一杯。

翌25日