通常のトーン回路配線と1950年代方式配線との比較
- 通常のトーン回路配線(トーン つまみ位置 10)
-
トーン つまみ位置 10 でボリュームを絞ったときの特性を見てみましょう。
ボリュームを絞ると高音域が落ちることが分かります。
- 1950年代方式配線(トーン つまみ位置 10)
-
トーン つまみ位置 10 でボリュームを絞ったときの特性を見てみましょう。
ボリュームを絞っても通常のトーン回路配線と比べて高音域の落ち方が少なくなります。
またボリュームつまみを絞るほど高音域が増えてきます。
- 通常のトーン回路配線(トーン つまみ位置 変化)
-
ボリュームポット全開状態(縦軸 0 dB 付近)と、
ボリュームポット絞った状態(縦軸 -15 dB 付近)でトーンつまみを変化させた場合を見てみましょう。
トーンを絞ると高音域が徐々に減っていくのが分かります。
- 1950年代方式配線(トーン つまみ位置 変化)
-
ボリュームポット全開状態(縦軸 0 dB 付近)と、
ボリュームポット絞った状態(縦軸 -15 dB 付近)でトーンつまみを変化させた場合を見てみましょう。
1950年代方式配線では、ボリュームポット絞ると個性が出ます。
トーンつまみを絞ると低音域はそのままで、中音域と高音域が水平的に減っていきます。
結果として高音域を絞るというよりも、低音域が強調されるように感じるかも知れません。