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自転車をレンタルして、郊外へサイクリングしました。
オランダの自転車は、基本的にはブレーキはペダルを逆回転するのだけど、
慣れなくてこわいので、ちょっと割高だけど、手元ブレーキのものをレンタル。
しかし、オランダ人は背が高いので、ペダルを一番下げてもまだ高く、止まると足がつりそう。
アムス川沿いの道を南へ1時間ほど走った先にある、小さな村をめざします。
みっちゃんが発見した、気持ち良いサイクリングロード。
アムス中心部を離れると、すぐにのどかな田園地帯。
農家の庭先では、老夫婦が椅子に座ってのんびりおしゃべりをしている。
古い風車がぽつぽつ現れる。
街中にはないので、郊外サイクリングに来なかったら見れなかったかも。
馬や牛や羊や。
羊は、呼んだらこっちへ来た。
何もなくてごめん。まあ、草でもお食べ。
村へ到着。
街の中心を川が流れる、こぢんまりとしたかわいい村。
さすがにちょっと疲れました。
川沿いのカフェで、風に吹かれながらコーヒーを飲んで、ひと休み。
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アムステルダムから国鉄で約30分の街、ユトレヒトへ。
駅ビルは近代的なショッピングセンターになっている。
街はこぢんまりとしていて風情があり、古さと新しさがうまく調和していて、
アムステルダムよりもこちらの方が、便利かつ雰囲気があって住みやすそうな気がする。
みっちゃんの知り合いが経営しているお店、Triggerfish Designへ。
オランダの作家の作品がならぶ、アートセンスのある雑貨屋さん。
オーナーさんはおなかが大きく、「今日が予定日なの!(英語)」と言っていた。
わあ!まだ生まれてなくて(お店が開いてて)良かった。今頃はきっと産休中だね。
オランダの古いテキスタイルを使ったかばんがあって、
その柄がとても気に入り、購入。↓こんな柄
アムステルダム在住のイギリス人の作家さんのものだそう。
オランダ旅行のいい記念になったなー。
雑貨屋さんオススメのカフェにて、ランチ。
ショーケースにずらりとならぶケーキが、見た目にもきれいで、おいしそう!
トマトとバジルとチーズのサンド。
オランダのパンとチーズは、どこで食べてもおいしい。
小学校の工作室。多分。
色使いなど、さすが!
チーズ屋さんのディスプレイ。
ユトレヒトといえば、ブルーナさんが住む街。
今も毎日自転車で、アトリエへ通っているそう。
バッタリ、すれちがいたかったな。
セントラル・ミュージアムと、そのお隣のブルーナさんの美術館へ。
dick bruna huisの説明書きは、オランダ語と英語と日本語で書かれていて、
日本人人気の高さをうかがわせます。
子供が遊べる部屋があったり、ブルーナさんのインタビューのDVDが見れたりと、
そんなに広くはないけど、とても楽しめる美術館でした。
ミッフィーが有名だけど、私は、装丁やブラックベアのポスターなどの、グラフィック作品が好きです。
作品への強いこだわりと、少年のようなワクワクした瞳を持つブルーナさん。
笑顔がとっても魅力的です。
(2008.9.17-26)
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2008.11発行
minami kawai