月波通信

Vol.20
欧州2008その2 オランダ・アムステルダム<後編>

アムステルダムは、運河が扇状に5本流れています。
なので、まっすぐ歩いてるつもりでも、方角は少しづつずれていき、
最後まで方向カンがつかめなかった。
それにしても、川のある街って、いい。
運河クルーズをしそびれたのが心残り。

アムステルダム中央駅。
東京駅のモデルになったと言われています。確かに!

宗教建築物が好きで、アムスでもいくつかの教会に入りましたが、
中でも良かったのが、新教会。15世紀、後期ゴシック様式だそう。
中へ入ると、厳かな空気につつまれ、しんとした気持ちに。
ここは、滞在中にもう一度行きたかったなあ。

アムステルクリング博物館。
カトリックがプロテスタントに迫害されていた時代、
家の中に隠れカトリック教会が作られたそう。
ここは、18世紀当時の暮らしがそのまま保存されています。
もちろん、礼拝堂も。
写真は、台所。

街を歩いていると、移動Barが!
みんなでいっせいにペダルをこいで、景色のいいところで止まっては乾杯!
気持ち良さそ〜!でも、酔いがまわりそ〜。

アムステルダムは運河と自転車の街。

街の中心部は1,5kmの半円におさまるくらい。
起伏がほとんどないので、自転車の数はものすごく多い。
自転車専用道路があり、車も、自転車を優先してくれるほど!

海外旅行のお楽しみ、蚤の市へ。
ここは月曜にやってる蚤の市。北教会の前。
フルーツから家具、古本、古着、雑貨、ガラクタ…。見て歩いてるだけでも楽しい!

蚤の市で買った、ブルーナさん装丁のペーパーバック。
今回の旅は旅費がかさんだので、ちょっと節約モード。お鍋はかわいいけど、重たいし!

Albert Cuypstrの市場。
食べ物から日用品まで、何でもあり。
フライドポテトやジュースを買い食いしながら歩く。

オランダのキャベツは、とんがってました。

カフェでひとやすみ。

アムステルダム国立美術館。
見所は、レンブラントとフェルメール。
フェルメールは4作品中2作品が貸出中で、
うち1作品は日本出張中。帰国後に上野へ見に行きました。

国立ゴッホ美術館。
ゴッホの心境に沿うように、オランダ時代は暗く、 パリ時代は明るく、
精神病院に入院中はうねるようなタッチにと変わり、
見終わった時は、まるでゴッホの一生を追体験したかのような気分に。しみじみ。

夕食は、ほとんどは料理上手なみっちゃんの手料理を御馳走になりました。
写真は、帰国日も近づいた頃に3人で行った、近所のレストラン。
おいしくてリーズナブルで雰囲気も素敵。
こぢんまりとした店内は、あっというまに満席になりました。

日が暮れると、みんなカフェやバーに集まってきます。
運河に映るあかりが美しい。

今回のオランダ旅中は、全てみっちゃんにつきあってもらいました。
なので、住んでる人のオススメどころを効率よくまわる事ができて良かった!Dank U.

オランダは、想像以上に美しく、優しい街でした。

旅行記はまだ続きます。
(2008.9.17-26)

アムステルダム<前編>へ/郊外サイクリング&ユトレヒト編

2008.11発行
minami kawai

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