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翔鶴と彩雲の油絵です。翔鶴と彩雲の存在した時期がわずかですがありますので、こんな場面があったかもしれません。
なお、コーヒーブレイクの記事 「会友・大村正敏さんを訪ねて」 にこの絵に関する紹介があります。
□絵をご覧になった長野の安藤様より感想のメールを頂きました。ありがとうございました。以下に掲載させていただきます。
三浦さんの「彩雲の夢」の油絵いいですねー。 カットラスの三浦さん。 見学に伺った時にちょこっとお話しさせていただいただけですが、絵からはロマンチックで優しいお人柄が伺えます。
戦時中の飛行機と軍艦の絵なのに、勇ましさや、緊迫感ではなく、一瞬の安らぎにも似た空気が溢れています。 孤独な戦闘機でなく、3人乗りの彩雲とそしてその背景に空母が描かれているからでしょうか？
３人の搭乗員は翔鶴を眼下に眺めながら、みな無言で、それぞれが故郷の母親を思っています。 機内には、ただ誉のエンジン音と機体の振動音のみが響くのみ。 絵の左側は母性の領域です。 そこから現れる翔鶴はまさに母性を体現しているようです。 彩雲は右下に空母を見ながら大きく旋回して任務地に向かうのでしょう。 機体が遠ざかるそのほんの瞬間、太陽の光が雲をとおして輝き、空母の乗組員は虹色の彩雲の中に機体が消えていくのを見た。 そんなことを感じる感動的な絵です。
ＴＳＭＣの会員の方々は飛行機模型を作ることが専門の方ばかりと思っていたら、皆さんほんとに多彩な趣味をお持ちなのですね。（2022.02.12）
○モデルデータ
タイトル：『彩雲の夢』
サイズ： 30号
材料 ： 油絵
製作期間：2021年6月〜2021年12月
三浦 豊 会員 作品ページ 
