de Havilland DH.88 Comet  1/32

作 安土 潤吉   登場 2021年8月


de Havilland DH.88 Comet とはどんな機体ですか?
"1934年に開催されたロンドン‐メルボルン間の長距離レース「マックロバートソン・エアレース」のために開発されたレース専用機です。3機が制作され、レースでは「グロブナーハウス」号が優勝、もう1機も4位に入りました。イギリス機初の引込脚、後縁フラップ、可変ピッチプロペラ等、当時の先端的な技術が導入され、いかにも高性能を思わせる流麗なラインの機体です。今回は「グロブナーハウス号」の塗装で仕上げました。


作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
好きな機体でTSMC入会前にも1/50で一度作ったことがありますが、当時はまともな図面もなく雰囲気だけで作ったものでした。今回は、小林会員に詳細な図面をいただいたのを機に、1/32で再制作を思い立ちました。こだわったところは正確な機体形状と美しい艶塗装です。



良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
機体の形状はまずます。艶の塗装はぼちぼち。コクピットの木の内装と機首の着陸灯は思いのほか雰囲気が出ました。



その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
艶塗装はYOUTUBEでプラモデルの塗装講座等を見て研究、エアブラシより缶スプレーが艶塗装しやすいとの情報をもとに、久々に缶スプレーで塗装しましたが、後から見ると一部艶が少ない部分が残ってしまいました。修業が必要ですね。



○モデルデータ
機体名:de Havilland DH.88 Comet
縮尺: 1/32 
材料: 朴材 アルミ、ゴム、プラスチック他
製作期間:5ヵ月




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