奈良原式 2号 複葉機とは、どんな機体ですか?
フ1911年に完成。5月5日 所沢飛行場で高度4m、飛行距離60mを飛び、国産機の最初の飛行となりました。
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作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
日本の大空開拓史のひとつで、1910年から飛行機熱があがり記録すべきものであるためです。
こだわって作ったところは、リブが透けて見えるようにし、空冷回転型エンジンもペラと一緒に回転するようにしたこと。また、翼柱が地上に対して直角になるようにしたことです。
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良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
翼は透け、翼柱は地上に対して直角になった。
補助翼を可動にしたが動かしているうちに破損、そのため固定式にしてしまったところが不満です。塩ビ、金属の接着は面積が少ないとよいものがない。
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その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
脚柱を玉虫も平行に製作したため時間が短縮したように思えます。翼可動を考えず固定式にすれば早く完成したと思われます。尾翼マークは手書きのため少しバランスがくずれてしまいました。
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○モデルデータ
機体名:奈良原式 2号 複葉機
縮尺:1/50
材料:塩ビ板(1mm厚)、Bs材、紙
製作期間:2016.6〜2016.8