ノースロップ T-38A タロン   1/24                            

作 武田 明夫   登場 2014年5月


ノースロップ T-38A タロンとはどんな機体ですか?
1950年代後半に、アメリカのノースロップ社が開発した超音速練習機です。軽量、安価、高性能で現代でも活躍中です。

(合成写真)

作ろうと思った動機や、特にこだわって作ったところをお聞かせください。
昔からタロンの外観が気に入っていました。クリーンでスマートすごく理性的なデザインながら、胴体の緊張した曲線などは実に魅力的です。50年代の設計ですから、時代を先取りしていたと思います。いつか作ろうと思っていましたが、F-105が終わったところで取り掛かることにしました。白く滑らかで美しいモデルにしたいと思いました。

(合成写真)

良く出来たところ、逆に出来栄えに不満なところはありますか?
空気取入口周辺の形状とか、前部胴体と後部胴体が交わるところのラインなどはあまり自信が無かったのですが、出来上がった結果はまあまあの出来になりました。脚は引き込み式にしたかったのですが、ハンダ付け作業中にハンダが流れてオレオがロックしてしまいあきらめました。またキャノピーも開閉式にしたかったのですが、まだ技術的に手が届きませんでした。

(合成写真)

その他、感想やエピソードなどがありましたらお聞かせください。
今回は2013年年末から作り始め、2014年5月のホビーショー出展を目標にしました。5ヶ月ぐらいあった製作期間も割り込み仕事で3ヶ月程度に減ってしまいました。そこでなんとか短時間で作るためにあれこれ方策を考えました。胴体をバルサで作り成形時間を短縮、コックピット内は紙やプラバンなど加工しやすいもので作りました。また大部分のスジ彫りはデカールで済ませています。

(合成写真)


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