今西錦司はしがき
「夕日にまっ赤にもえる岩や、雪のはらっばの夢を毎日みることは、
このお話のハイジだって、私たち登山家だって、同じなのです。(中略)
アルプスの生活を忘れかねるこの少女の心持がたまらなく好きで、
柄にもなく、この物語を何度か読み返したおぼえがあります。
本当に、これは、大自然の魅力を大変よく教えてくれる物語です。」
植田敏郎訳 創元社
ハイジ初の大型のハードカバー本 良心的造本 内容も充実
長く版を重ねる代表訳の一つ