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紹介したい資料（一部未収集のものがあります）

題名　(VHS)Heidi Colorized


監督： アラン・ドワン
出版社：Twentieth Century Fox 88分 2000/04/18　価格：$14.98

説明　英語版
出演： Shirley Temple, Jean Hersholt, その他
1937 アメリカ作品　モノクロをデジタルによりカラー化したもの
シャーリー・テンプル（1928年生）の代表作の一つ。テンプルは6歳で最年少アカデミー賞受賞。1930年代に4年にわたり世界人気ベストワン女優に選出。12歳で映画からほぼ引退。（かわいそうな子供です・・）
ストーリはハリウッド風に大きく改変されている。

キネマ旬報データーベース

題名　（パンフレット）アルプスの少女ハイジ　


出版社：外国映画出版社　8頁　　発行日：1958 昭和33

説明
「貴方の心を清める少女の願い！美しいスイスの山々！」コピーより
（表紙カラー二つ折り　内容頁は白黒わら半紙　製本無）　
1952年スイス制作　プレゼンス−フィルム　モノクロ映画
映画解説・物語・監督紹介・解説「アルプスの少女」大黒東洋士・原作者のこと

監督　ルイジ・コメンチーニ(イタリア人）
ハイジ　エリスベート・ジグムント（一般公募の素人子役が好演とある）
日本公開は松本トモ子（ハイジ）、劇団四季による日本語吹替版。 キネマ旬報データベース

題名　(VHS)アルプスの少女ハイジ KID'S VIDEO 大冒険シリーズ　吹替え版


監督　ウォルター・ヤコブス
出版社：アスミック　100分 1985　価格：3300円

説明　1965西ドイツ作品/1983日本でビデオ発売
A33H-0519 Hi-Fiモノラル　エバ・マリア・ジングハンマー（ハイジ）
キネマ旬報データーベース

題名　（パンフレット）アルプスの少女ハイジ　


出版社：大阪映画実業社　16頁　発行日：1968/08　価格：370円

説明　上記作品の公開時パンフレット
「爽やかなヒット・メロディーが汚れなきハイジの真心を伝えるように美しい南アルプスの山々にこだまする」コピーより。
1965年西ドイツ制作　日本ヘラルド映画配給

かいせつ・「ハイジのこと」淀川長治・原作者・ものがたり・「アルプスの精　ハイジの勇気と真心」中谷千代子・「ウェルナー・ヤコブスのハイジをめぐって」桜井正寅

 題名　(VHS)Heidi
　
監督： デルバート・マン
出版社：Alpha Video Distributors 110分　2001/11/27　価格：$5.49
　
説明　英語版　西ドイツ・アメリカ合作のTVドラマ編集映画
出演： マクシミリアン・スケール　ジェーン・シモンズ　ミカエル・レッドゲーブル, その他
1968作品　日本では劇場、ビデオともに未公開　
屈折したハイジ、うるさいクララ、ゼーゼマンとロマンスのある優しいロッテンマイヤー、フランクフルトにヤギの赤ちゃん登場と、いろいろ工夫されている。
ただしビデオは超低価格だけあって「3倍モード（！）」で収録。ジャケットの紹介写真も、1965年版の全く違う西ドイツ映画のものを誤って使用している。（茫然）
作品自体はけっして悪い作りではないだけに、ビデオ製作会社の姿勢が悲しい。2003/3/2
(追加情報として「るぅ子」様より掲示板にて「NHKでゼ−ゼマンさんとロッテンマイヤ−さんのラブロマンスのある映画を見た」と情報をお寄せいただきました。ありがとうございます。03/3/7）

題名　(VHS)アルプスを越えて（Courage Mountain）


監督 クリストファー・リーチ
出版社：東北新社　98分 1989　価格：15049円

説明　ジュリエット・ケイトン（ハイジ）、チャーリー・シーン（ペーター）

第一次世界大戦のスイスとイタリアを舞台に、14歳になったハイジを描く。時代とアルム山の位置関係を改変してアクション調になっている。日本劇場未公開。

題名　(VHS)アルプスの少女ハイジ　Ｈｅｉｄｉ


監督マイケル・ローズ監督
出版社：松竹ホームビデオ　163分 1999/12/21　価格：3800円

説明　アメリカ作品1993年　SK0026字幕版 / SK0027日本語吹替版
主演：ジェイソン・ロバーツ、ジェーン・シーモア、パトリシア・ニール、ノーレイ・ソーントン （字幕版あり）日本語吹替版　声優ハイジ：橋本ありす／クララ：坂本真綾／ペーター：広田雅宣／おじいさん：鈴木瑞穂／おばあさん：稲葉まつ子　　脚本：ジャンヌ・Ｃ・ルイストン
アメリカの６０分×３話のＴＶドラマの編集版

題名　(View-Master)Heidi　


　
出版社：CHRISTIAN&SCENIC PUBLICATIONS　3Reels21Pictures
発行日：1995製造/（1958年アメリカ作品より）　

説明
アメリカ製　簡易個人スライド


総　評

　どれも面白いです。どこが面白いかというと、ハイジがいかに映画にしにくい作品か、よくわかるからです。映画目録
　ハイジ自身のキャラクターで言うと、どちらかというと陰気なキャラクターとして表現されることが多く、確認できた実写版には、一度も原作に忠実な黒髪ハイジが登場しません。
　ストーリーも原作を無造作に変更するばかりです。

　たしかに五歳から八歳では適当な子役が見つからなくても仕方ないかもしれません。
　しかし天才子役シャリーテンプルならできたと思えるので、1937年版をきっちり作ってもらいたかったです。（無理とはわかっております）

　つまり、何度も作られているのにハイジの実写の決定版は存在しないわけで、ここに高畑ハイジが成功するスキマがあったと言えますし、高畑ハイジがどれほど困難なことを斬新な手法で成功させたか、その素晴らしさを再認識すべきです。

2003/3/2